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            暗黒ダイブ

           

           

          心で紡いだ 罪さえ気付かず
          あの日のあなたは もろくも崩れる
          内側焼かれて 苦しみもがいて
          意図せず洩れくる その声せつない
            死人の目で見つめてあげよう
             あなたがいた事 あなたがいる事
            死人の目で見つめてあげよう
             あなたがした事 あなたがする事

          言葉は月夜を 真紅へ染めてく
          他人の表情 伺い疑う
          体の細胞 生まれて消えゆく
          それでもあなたは あなたでいるのね
            死人の目で見つめてあげよう
             あなたが来た場所 あなたが行く場所
            死人の目で見つめてあげよう
             あなたが死ぬ場所、、、
             見つめるだけ

 akyara

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             新月の夜

           

           

          この星の影 月を隠した
          遥かな想い 風の使者
          僕は禁煙で 君はダイエット
          無意味なことさ 汚れた地面
            願ったことがすべて叶いますように
            なんて単純な人の夢
          しし座の流星は燃え尽きる
          叶わぬ願いが重すぎる
          麒麟の伝説は空想さ
          欲望まみれの僕たちには


          新月の夜 命消えてく
          刻んだリズム 時の記憶
          僕は床に寝て 君は帰らない
          いつものことさ 一人の夜明け
            今年の気候なぜか穏やかじゃなかった
            むかし描いてた夢のせい
          しし座の流星は燃え尽きる
          叶わぬ願いが重すぎる
          麒麟の伝説は空想さ
          地軸捻じ曲げる僕たちには

 akyara

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            原色

           

           

          一緒にいるとおかしくなる
          氷のように演じてたけど
          あんたにのめり変わってゆく
          似合わない 愛なんて
           アタシ本当は違うはずさ
           熱い夜に泣いて叫んで求めた
            どうしてこんな気持ちなのだろう
            本気のケンカさえする奴さ
            自分を制御出来ないアタシ
            抱きしめて 壊したい 狂った原色


          自分勝手が主役だから
          男はみんな蹴散らしてた
          ヒールな顔の恍惚感
          それなのに 愛なんて
           気持ちの高まりは波のように
           抑えきれずケモノみたいに求めた
            耳もとささやく言葉欲しい
            今までそんなこと思わない
            知らないアタシあんたの前で
            大胆に 恥らって ゆがんだ原色


           気持ちの高まりは波のように
           抑えきれずケモノみたいに求めた
            本能だけで絡みつくなら
            そんなの認めたくないはずさ
            本当のアタシはどこに居るの
            大丈夫 身をまかせ ココロの原色

 akyara

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            未来の夢

           

           

          宇宙旅行いける時代
          現実の世界の日常
          流れ星見なくなった
          願いがいつかなくなった

           あの頃の未来の夢
           飲み干してボクはここにいる
           押し寄せるネットの波
           となりの男口説こうか
            言葉は要らない暗号エンコード
            ゴーグルに映る送信ボタン選択
            センターのデータで虹を見ようよ
            みたいモノなんでも映せるよ

             そっとわき立つ香りは
             ボクの中枢刺激をして
             なんにも感情のないボクは
             愛さえ語れない


          あの頃の未来の夢
          飲み干してボクはここにいる
          太陽も雨も有害
          うっとうしいよ外出は
           防護スーツで今日もお出かけ
           警告アラームいつもいつもイエロー
           センターのデータで森を歩こうか
           好きなトコなんでも映せるよ

            きっとあの頃にボクは
            夢という名の毒を飲んで
            なくした大切なモノさえも
            忘れてしまってる

            そっとわき立つ香りは
            ボクの中枢刺激をして
            なんにも夢さえもないボクは
            それでも生きている

 akyara

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            水曜の終末 

           

           

          そろそろあなたにメールして
          予定を聞こう
          終末の夜はどんなふうに
          過ごしてゆくの

           闇夜の夏に別れの余熱
           苦しい体勢 重たい呼吸 ひとり

            僕はその日舗道の真ん中 遠く見てる
            期待の渦ひそかに胸から あふれてくる

            埋もれた街のメディウムが
            予言を告げた
            たきつらけた選択は
            あなたの心 溶かして焼き消す


          夜明けの鼓動がビデオの
          ノイズにまぎれ
          あなたの踊りの呪縛から
          逃げずに惑う

           堕ちた大地は僕を飲み込み      (おちた)
           麻薬まみれの きのうの夢が おわる

            水曜日にフェライトの砂が 舞い上がる
            泡のような電脳の都市に 収束する  (まち)

            あなたの意志が導いた
            終末だから
            無言の月の図形から
            しみ出す涙 偶然・・・ 絶望・・・

 akyara

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