戻る                                 大会事務局  BY高橋
     99'ゴールドカップ大会レポート、結果
10月10日、11日にゴールドカップH、G大会が盛況の内に終了しました。9日が土曜日に当り練習日よりの参加者も来てくれ主催者側としては御天気を祈るばかりです。
9日、この日は良く晴れ上がり風も南東弱くこの秋一番の天気と思いました。そこにウインドスポーツ軍団、ブリィズィー軍団、ノブスクール隊それに板垣氏がゴーストバスター、ATOS、エクスタシー新型と日本で始めての3機揃い踏みです。これにはパラグライダーフライヤーも興味津々であることは言うまでもありません。初高フライヤーも上がり始めた頃にやや風が変わり後ろから来るようになり始めブローを待ってノブがATOSでテイクオフ、直ぐにセンタリングで上がり始めた。続いて板さんゴーストバスターが出るが中々、その後エクスタシーで俺がもたつきながら出るがTO前は荒れていて怖くなり低い高度で板さんと粘っていた所へATOSは裏山より高度十分に戻って来た。板さん上がり始めた、すかさず下へ潜り込みこちらも上がり始めた。ふと上を見るとすでに数機は雲低に着けている。ATOSは米沢方面に走っている模様で沖のサーマルは良い連絡が入った。しかしシャツ一枚の俺は千mを超えないうちに寒さが襲い敢無くLDへと向ったのでした。言うまでもなく他の2人は置賜盆地を漫遊してきたのです。その間ノブスクール生は首を麒麟のようにして待っていた事はいうまでもありません。
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日本初上陸がハング東北銀座の十分一山でした。
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世界に通じるグライダーからシングル機までの入り混じったセットアップゾーンでATOSのダミーに見入っています。
10日大会当日、予想通り今年初の大雲海です。しかしこ言う時は晴れるのですが風が心配です。受付の準備をしている頃にはすでに雲海も切れ始めてきましたが切れが早いのは東の風です。当初47名のエントリーでしたが当日に17名のエントリーで64名、丁度良い人数です。その中に世界戦で17位の大活躍のD門氏が獅子の大会に休みが取れなかったとゴールドカップへ参戦です。さては金欠をこれでカバーするためにやって来たのかな皆もその飛びに興味深々です。誰が着けたか知らないがスーパーズーのトップレスに混じってシングル機も参加の大会が始まりました。
小野氏の長い講和も終わり高ツムジへ、その頃すでに東の風が徐々に強くなって来ていたのです。11時45分にタスクの発表、TO→弁天橋→ラフランス小屋→弁天橋→高来橋ゴールの14.8km、ダミーが上下を繰り返している内12時ゲートオープン、選手が次々とログハウス上空サーマルへと入りこむがD門氏の凧はぐんぐん高度をとっていく、機体の違いかなぁそれとも腕の違いか、両方相俟っての差ですね。D門選手が走り始めた頃TOへリスタートと戻る選手が何機か有った。高度は見る見るロスをするのだが敢えて挑んだMAX伊藤選手も高度をロスしたと共に、2番サーマルは弱かったようだ。その頃ゴールでは小野寺が鼻水を流しながら「今日はゴールは出ないでしよ」とおだっていた所「あっ一機こちらへ向っています、余裕です」先に走ったD門選手です。ゴールしたのは良いのですがLDしないで上げなおして十分一へ戻りそうだったが回収車が見えてLDしました。
結局ゴールは1人だけ、ミニマムが4人と大変厳しい条件でした。
11日、大会2日目この日も朝から東風の晴れ上がり、しかし今年は東風が何時まで吹くんでしようか、そろそろ北西に変わっても良いと思うのですがやはり地球は変化しています。関東地方は30度近くまで上がったとかやはり変です、そんな中金獲り合戦2日が始まりました。相変わらず東風が結構強くなり急遽高ツムジへ応援を出してのセットアップです。11時15分タスクが発表TO→交差点ラ→フランス小屋→タンク→交差点→ラフランス小屋→メインLDのミニミニタスクでは有るが東風で中々侮れません。11時30分にゲートが開きダミーで出たゴーストバスターが強風も何のそのとタスクを消化しています。十分一山での初高グループもウエティングの中、今回付き添いで来ていたM岸氏が一瞬の合間をぬってテイクオフ、東風のローターに揉まれて高度を落として行く一巻の終わりかと思ったら流石世界のM岸氏、半島先でサーマルをヒット、あっと言う間に突き抜けて行った。そこに高ツムジから選手が絡み出し大会は始まったのですが、東のポイントは幅が狭く外せば即LDです。何人か交差点→ラフランス小屋までは良いがタンクへ行けずメインLDへと着き刺さっていました。我等クラブ員町屋選手はリフライトでミニマム取れて同率へと、日頃の積極さが身を結んだのかも。
結局ミニマム勝負で6人が同率1位と相成ってしまいました。昨日ゴールを決めたD門選手の優勝は確定したのです。
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今年も好評の米沢牛いり芋煮ですがあれっどうしてここに小野寺が居る訳、LDは?
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夜になってしまい金の輝きがイマイチでした
こうして大会は無事終了したのですが集計に時間は掛からないのですがプリントアウトが時間が掛かりましてマタマタ闇夜の閉会式、表彰式となってしまいました。D門選手の優勝は決定ですが何と同率2位が2人となってしまい、それもKP付きと無しと来たもんだ、無しのMAX伊藤は快く若い者へ順位を譲り自分は3位に甘んじたのです。50gと20gさすが太っ腹いや美談です。ポイントの大会ならこうはいかないでしよう、そこがローカルの良い所全員拍手でMAX伊藤選手を称えていました。
でっ、2位の内藤選手がKP付きと言う事はKP付きの1位でダブル賞とはいかないのです。KP付き1位は小泉選手が獲得したのでした。残念ながら女子の順位が付かず同率の為カナダコインネックレスは来年へ持ち越しとなりました。今年も全員に行き渡る賞品についてはかなり神経を使ったつもりです。7割以上がクラブ員鈴木女子のハワイでの買出しです。中には意味不明の物もあると思いますがその時は私までメールをいただければご説明いたします。

 

ゴールドカップ上位入賞者
総合成績
優勝者  大門 浩二選手
2位    伊藤 幸博選手
3位    内藤 崇裕選手

キングポスト付き
優勝者
小泉 晃選手

女子の部
不成立で持ち越し

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今大会のオールスタッフです、ご苦労様でした。
来年も頑張りましよう。

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