バレルの精度は、真円度、平行度、内面の仕上げが重要と思ってますが、個人的にどうこうできるのは少ないのでできる所の紹介のみで。
バレル内にホップパッキン(チャンバーパッキン)があるのが現在の主流のようなので、バレル内で安定した保持を実現する為に、私は3点保持にしています。やり方は簡単。ホップ窓の真下を棒やすりで掘り下げるだけです。溝幅や深さ、仕上げ具合はプライベータは自己責任。
 

めったにしないんですが、真鍮バレルはピカールで磨くことがあります。その後フッ素コーティングも込みで。電動用ポリゴンバレルはやりました。

   

現在、ブレイザーのOリングホップシステムを真似て、電磁SR-25のホップパッキン幅をぐっと狭めた物にしています。マルイノーマルバレルを輪切りにし、幅を整えてから写真のように段差無く収まるまで削ります。プランジャの押す位置が変わりますので要注意。

  実現可能そうな妄想では、ホップ窓の狭いバレルで上部2点保持の下点押し上げタイプを考えてますが、個人じゃ無理orz

妄想実現しました。上部2点保持の下点押し上げです。

エアガンのバレルと弾は隙間があるためにどうしてもバレル内でバウンドします。ホップパッキンを弾が通過する時は通常、弾が下に押し付けられ、その後バレル内上部の大体2センチ位先に接触痕ができます。 これをなんとかするべ〜かと考えたのが上部2点保持な訳です。 付加効果として下からの押し上げによる3点保持でホップパッキン通過後もクリアランス0を実現してます。 んで、初期バウンドを押さえ込んだ上にスロープを滑走することでホップパッキンの突き出しも少なくて済む訳です。LRB効果に似てる様な違うような。

ただ上部保持ってだけじゃなく、もうひとつアイディア盛り込んでます。下溝加工と同じようにホップ窓以降までスロープを削る訳ですが、ホップ窓を狭めてスロープ内にしかホップ窓の切りかきが出ないようにします。スロープのみに接触して弾がホップ窓で変な挙動しないようにって事ですね。 

んで下には押し上げの為のテフロン片を使います。ホップパッキンがゴムなのでテフロン片の厚みのみで押し上げの強さを調整します。・・・今の所うまくいってません orz

ただし、強めの押し上げ具合にすると、着弾は屋外ながら綺麗に縦のみ着弾でした。縦割れは酷すぎるんですケドね。

写真では上部の溝に押し上げられたBB弾とホップパッキンの隙間から光が覗いているのが解るかと思います。ホップパッキン通過後もきちんと上部に押し付けられたまま前進しています。