目の前で交通事故が!何をすればいい?

目の前で交通事故がおきた!
心配だけど何をしたらいいかわからないし、知らない人だし,余計なことをしてケガがひどくなったら怒られそうだから取りあえず様子を見守ろう・・・多くの人はこう思うのか,事故現場の回りに輪を作って眺めているだけです。
しかし,このページを見てしまったからには,今度は勇気を持って行動に移してもらいたいです!(^ ^;
皆さんのちょっとした手当てで、多くの命が助かるのですから。 

助けようとした結果,それがその人にとってマイナスになっても法的に責任をとる必要はありませんので,積極的に行動に移すことをお奨めします。


まずはなんと言っても消防署と警察署に通報して下さい。(絶対に消防署を先にして くださいね。)
この時に

等の情報が有れば,消防署としては大変助かります。


傷者がまだ車中にいる場合
この時,首の骨を痛めている可能性があるので,危険が差し迫なければ(ガソリンが洩れて引火しそうとか・・・)無理に車から出さなくてもよいです 。
そして、首が下を向いたままだと窒息死する恐れがあるので、シートを寝かせるなどしてそっと普通の位置まで戻しておいて下さい。
一般の方が出来るのはここまでだと思い ます。
ですが、もし息をしていない様であれば 心配蘇生 が必要になります。


傷者が路上にいる場合。
まず傷者が息をしているか確認して下さい。
十分に息をしていればジャンバーなどで保温して救急車を待ってください。
もし大量の出血があったら布等で強く出血部位を強く押さえつけていてくださ い。
ほとんどの出血はこれだけで止めることができます。
この時、感染を防止するために自分の手に傷が無いことを確認してくださいね 。

もし呼吸が止まっていたら 心肺蘇生 を行わなくてはいけません。
たとえ少々の出血があっても心肺蘇生を優先してください。
吹き出すような出血があった場合は 止血 を先にします。


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