幸生のサクランボは美味しいよ！
山形県はサクランボで有名ですが、中でも寒河江市は特に多く生産しています
。
なぜ山形県だけが主要な生産地になっているのかははっきりとは判っていませ
んが、年間を通した気候が合っているのでしょう。
東北のほとんどの果物は寒暖の差が激しいほど甘みを増す傾向にあるようです
。
幸生は標高が高いせいか、サクランボの甘みが強くなります。
糖度計と言うので計ってみると通常甘いスイカで12位なのが、23を越える数値
を示します。
しかし、サクランボって値段が高いですよねー。
特に流通途上で値段が倍増しているようです。
以前東京のスーパーにこっちでは誰も食べないような質の悪いサクランボが３
０００円とかしていたのを見て信じられなかった。
それに外国産サクランボがスーパーに出回っても一向に値崩れを起こしません
。
そんな高価なイメージのあるサクランボですが、実はわが家でもサクランボを
生産しています。
私もサクランボは高すぎるとは思っているのですが、正直言って余り値段を落
とせません。
サクランボは他の果樹と違って，収穫期に雨に濡れてしまうと割れてしまい，
商品価値がなくなってしまいます。
そこで高さ１０メートル近い樹を丸ごとビニールハウスで覆ってしまわなくて
はいけません。設備投資がとても大きいんですよ。
収穫も高さ４〜５メートルの場所で作業しなくてはいけないし、毎年，落ちて
腰の骨を折る人が出てしまいます。
まあ、色々苦労して作っているサクランボですが、お客様から「美味しかった
」と言われると嬉しいんですよね。
渡辺 裕司・初子（ういこ）
住所:〒990-0502 山形県寒河江市大字幸生467
TEL:0237-87-3121 FAX:0237-87-3122