わがまま苦楽部瓦版

                   発行責任者:楯山わがまま苦楽部会長 石黒 孝夫

 私たち楯山わがまま苦楽部は、楯山に住む事に喜びと幸せを感じその素晴らしさを次の世代に伝えたいと思い、当然私たち苦楽部員も楽しみ活動をしております。今年の活動は、発足後間もない事もありましたので夏の花火大会の後は、じっくりと楯山の良さの再発掘のため活動をしてきました。

楯山を見直す活動

秋口に荒海の炭焼き小屋、御堂の滝、獅子倉金山発掘跡を探検しました。残念ながら金は発見できませんでしたが、いくつかの炭焼きの後をみつけ、御堂の滝の下流でいわな、やまめを捕まえることができました。その日は、大雨のため荒海でのキャンプを断念し、高橋弘俊宅の車庫でたき火をして、取れたての魚をいただきました。この時一番喜んでいたのはかんぜんの若旦那でした。

 今では出来なくなってしまった家の中でのたき火はとってもいいものだと思いました。ぜひ、新しい伝承館にも今の暮らしには無くなってしまった囲炉裏をぜひ、造っていただきたいと我々会員は思いました。

手づかみで捕った魚

楯山の皆様への協力お願い

私たちわがまま苦楽部では、平成9年の事業案を作成しました。皆さんのご協力を得ながら実施ししたいと考えております。

次の事業計画の中でぜひ、ご協力いただけるものがありましたならば、ご支援ご鞭撻をお願いいたします。

わがまま苦楽部事業計画

その壱 楯山小掠賣神社初詣  実施済み

平成9年元旦 午前零時に阿蘇勝宅前丁字路から出発します。わがまま苦楽部員が松明を準備し、新年の楯山の空と未来を洸々と照らし、由緒ある小掠賣神社への初詣を行います。参加できない方も自宅前に車を出していただき、神社に向けてライトアップのご協力をお願いします 初詣 出発前の様子

午前零時集合した時の様子

 その弐 楯山川フラワー大作戦

楯山川の岸辺を桜並木で飾りましょう。桜のほか、あけび、しらぐち、ぐみ、桑の木を植えて、自然の恵みに子供たちが直に接することが出来る、自然に恵まれた美しい地区にしましょう。実のなるおいしい桜、大きくて甘いぐみ、大きい桑の実のなる木の提供をお願いします。
桜並木をつくろう

その参 ちびっこ肥料袋ソリ滑り大会  実施済み

平成9年2月頃 石黒孝夫宅隣の馬道で肥料の袋にわらを入れて、ボブスレーのように一気に下るタイムレースを行います。優勝者には、豪華な景品を贈呈します。童心に返り、ちびっこのみならずプロの大人の参加もご期待申し上げます。
スピードのつくところ スタート地点

その四 炭焼き体験・ころびら集まれ!これが炭だー

 荒海で楯山の産業であった炭焼きを再現します。炭出しは、ころびらが参加し、おしんのように炭をかついで、集会所まで運び出し昔のおじいさんたちの苦労を学んでもらいます。おじいさんの皆さん、木切り、炭焼き小屋作り、炭焼きの方法についてご指導願います。

その伍 これが本命だ、楯山の夏まつり「延命地蔵祭」

恒例の、皆さん総参加での花火大会、及び、子供たちの魚のつかみ取りを行います。

 

その六 ころびら集まれ これが「ひぼり」だ!

今では、難しくなった伝統的なひぼりの秘儀を楯山に生きるころびらの必修科目として伝授します。荒海でキャンプをしながら、ひぼりのベテランの皆様方のご指導を賜り実施します。

火ぼりの経験の豊富な指導者、年配の人たちの参加をお願いします。必ずヤス3本持参の事。

その七(提案) 盆まつり、昔のオールスター集まれ。 こけら落とし実施済み

昭和の敗戦後、楯山の村まつりで一世を風靡した役者の皆さんと若い人たちが、あけび庵のこけら落としで村芝居をやりましょう。
平成のオールスター 昭和20年代
クライマックスの場面 昔のオールスター

戻る