山のことあれこれ 35

2010年03月06日（土)
　飯豊連峰の大先輩であり、山と高原地図「飯豊山」の中で二王子岳を担当していただいた、新潟県新発田市の杉原八百樹さんが亡くなられた。ご自宅を訪問し手を合わせてきた。昨年から林道の徒歩通行が可能となり、湯ノ平に行くことができるようになった。また、呼称も「ユノダイラ」から「ユノヒラ」に訂正された。この湯ノ平山荘の水場に「八百樹の泉」と彫られた石碑がある。ご冥福を祈ると共に感慨深いものがあった。
　午後からは飯豊町の飯豊旅館において開催された「置賜岳友会」に出席。吾妻連峰でツァー標識の取り付けを行うが、ロープだと引っ掛けて転倒するれいがあること。大日杉小屋までマイクロバスで来て食事を提供している切合小屋泊、翌日飯豊山往復のため日帰り軽装の登山者が増えていること。大規模林道が平成24年から開通する見込み等の情報が披露された。また長井山岳会の新人2名も主席し交流を深めた。さらには今後の置賜の山岳団体のあり方について話が及んだ。

置賜岳友会の面々