山のことあれこれ 44

2011年01月22日
　昨年11月3日（文化の日）に小国山岳会が飯豊、朝日連峰の環境保全や遭難防止活動への貢献度を評価され、小国町より新小国町誕生５０周年記念として功績団体として表彰を受けた。小国山岳会では、支援をいただいている関係機関や関係者の方々、活動に賛同いただきご協力をいただいた多くの山岳愛好者の皆様に感謝する意味で、「小国山岳会功績表彰記念行事」を開催した。
　記念講演会の講師は、小国町出身で元警視庁青梅警察署山岳救助隊副隊長の金邦夫氏である。悪天候にも関わらず、町内外から沢山の方々が集まってくれた。氏は「飯豊朝日連峰から山岳救助」と題し、自分がたずさわって来た救助活動について話してくれた。講演の中で一貫していたのは「登山者はプライドを持つべきである」ということであった。
　その後、記念祝賀会が行われたが、参加者が予定を大幅に超えたため、会場をアスモ3階に変更した。参加した皆は和やかに談笑をして、ひとときを過ごした。

司会者
主催者挨拶	来賓を代表して町長が挨拶
講演開始
講演に熱が入る
講師熱弁ふるう
講演を聴く来場者
山形県岳連会長挨拶
武田顧問に日本山岳協会表彰伝達	金副会長、閉会の挨拶

関係者の集合写真

外は雪	雪下ろしを眺める
早くも練習？	熱心な司会者
受付風景

開始前の集合写真

山形県岳連会長の乾杯音頭	おひとつ　どうぞ
バッチリ	今後もよろしく
話が弾む	ＨＺＵの熱弁
まず乾杯	女性には弱い
酒は良いなあ	まずまず
年とると歯に挟まって	親子ではないです
横断幕も喜ぶ	これ、上手いのよ
十八番が始まりました
誰かさん聞いているのかな
会話が弾みます
万歳の音頭	井上副会長挨拶
小国山岳会の歌が始まりました
南に仰ぐ飯豊山、北に聳える朝日岳・・・♪

かくして夜は更けました

2011年01月30日
　「山と高原地図・飯豊山・2011年版」の校正を行う。今回の変更箇所は例年になく多い。最初の原稿締め切りに間に合わなかった「馬ノ髪山登山コース」を、この校正で入れることにしていたので、所要時間の設定をした。
　登山者情報1,407号に記載した通り、07:40駐車場から歩き出し、07:41の砂防ダムには「山頂までおおよそ2時間」と標識があった。登山道は小沢の渡渉を何度も繰り返し、07：58「山頂まで1時間」の標識から尾根に取り付いた(標高380m)。すぐに一本調子の尾根登りとなり、08:31山頂(757m)に到着した。
　駐車場から尾根取り付きまで18分、さらに山頂まで33分掛ったことになる。なお、鳥月から山頂までの高度差は377mであるから、33分ということは概ね軽荷における私の平均タイムということになる。
　単調な尾根なので、標高5ｍ/分とすると75分。私の足を2倍すると66分になる。中間を取り「70分」とすることが適当だろうと判断した。なお下りは登りの2/3＝47分なので、「45分」とした。
　取り付きまでの行程は、標高差は殆どないが、頻繁に渡渉を繰り返すので、軽登山靴の場合はスパイク長靴で登った私より時間は多く掛ると思われることから、2倍の40分とした。また帰路も同様とした。
　なおMさんからFAXで送っていただいた「新潟日帰りファミリー登山」には、登山口→50分→取り付き→70分→山頂→45分→取り付き→40分→登山口と掲載されていた。