山のことあれこれ 8

2006年03月22日(水)

 快晴。山岳救助隊飯豊班の訓練が飯豊町のボードで実施されたので、午後から駆けつけた。飯豊班は隊員の若返りが進んでおり、山岳会のAXL・EHJ・三島や飯豊班の隆蔵・真人を講師にして基本学習が行われた。夜は梅花皮荘でレスキューハーネス・背負子小国方式・研究中の新型搬送法やロープの使用法を練習し、反省会では過去の救助事例の裏話。新型搬送法はレスキューハーネスより遭難者に優しい、背負い心地は同等との評価を得た。

飯豊連峰定点観測 2006年03月22日
朝日連峰定点観測 2006年03月22日
用具操作の基本を学ぶ
荷物を落として確保の練習 トップロープで登ってみる
始めは恐々
慣れてくるとこのとおり
ハングを越える AXLはリードで見本
ボルダーも試みる
今回の参加者です
レスキューハーネスを体験する
新型搬送法 左手だけでクローブヒッチ

2006年03月14日(火)

 昨日朝に続いて今朝も雪が積もった。久しぶりの除雪である。

2006年03月09日(木)

仕事があるので、早朝に喜多方市からの帰る。

飯豊連峰梅花皮小屋 2006年03月08日

2006年03月08日(水)

三県合同会議

2006年03月07日(火)

体も心もすっかり春の感覚になってきた。

朝日連峰定点観測 2006年03月07日

2006年02月28日(火)

朝の除雪の必要がなくなり、雪が雨に変わり、積雪も平年並みかそれ以下になってきました。

朝日連峰定点観測 2006年02月28日

2006年02月22日(水)

最近は好天が続いています。気分はすっかり春山です。

飯豊連峰定点観測 2006年02月22日
朝日連峰定点観測 2006年02月22日

2006年02月14日(火)

久々に素晴しい好天に恵まれました。

飯豊連峰定点観測 2006年02月14日

2006年02月11日(土)-12日(日)

 小国町のアスネットで、置賜岳友会が開催されました。今回はゲストとして白鷹山岳会が加わり、賑やかで楽しい一夜を過ごさせていただきました。

集合した置賜岳友会の面々
乾杯!
長井山岳会:大矢部さん 長井山岳会:竹田さん
長井山岳会:鈴木さん 岳人長井:太田さん
岳人長井:飯沢さん 飯豊山岳会:高橋さん
飯豊山岳会:菊池さん 米沢:槙さん
米沢:本田さん 南陽山の会:佐々木さん
南陽山の会:長谷川さん 南陽山の会:伊藤さん
南陽山の会:伊藤さん 南陽山の会:田中さん
南陽山の会:井上さん 白鷹山岳会:古名さん
白鷹山岳会:金田さん 白鷹山岳会:渡会さん
白鷹山岳会:齋藤さん

2006年02月09日(木)

 渡邊龍吉さんの藍綬褒章受賞祝賀会の記念写真が届きました。

2006年02月04日(土)

 前日は猛烈な地吹雪をついて瀬波温泉にて同僚の送別会に出席。7:00からの朝食に一番乗りをし、途中のコンビニで食料を仕込み帰宅。バタバタと猟の道具を車に詰め込み県道を北に向かう。S氏宅に近づくと雪が激しくなってきた。
 熊の毛皮が張られた手製の椅子に座り、薪ストーブにあたりながら猟の段取りを話す。猟の仲間には土曜出勤の方も多いし、新雪が深く天候も優れないので、今日は集まりそうもない。せっかく来たのだからとS氏が同行してくれることになった。
 2人で猟をする場合の基本は、杉林の両端を静かに登って行き、ウサギを見つけたら撃つ。ウサギは姿を隠すために杉林の中を逃げるので、反対側で待ち構えているとあわてて走ってくるウサギが射程内に入ることがあるのだ。
 一つ目の杉林では姿どころか足跡すら見つけることができなかった。「この雪なら、足跡があれば必ず近くにいる」とS氏。荷は軽いが結構なラッセルである。山を越えて次の杉林に行く。S氏が「あんな所に居やがった」と小声で話した。既に逃げているのだが私の目では足跡も見えない。「近くに行けば分かるよ」の言葉通り、上に登っていくと、直径15cm程度の杉の根本に穴があり、そこから周囲を観察し、一気に上に走って行った跡があった。私はそのまま足跡が見えるように追いかけてみた。杉林の中はラッセルが浅いが、少し開けた場所だとすぐに膝を越す。ウサギの足跡は杉林の中に姿を隠しながら走っていく様子が見て取れた。
 S氏と合流し、次の杉林に移動する。すぐ後ろを歩いて、S氏の豪快な花魁歩きを勉強する。S氏が立ち止まり、雪面に地図を書き、右の尾根からこっそりと巻いて登り、杉林の上流にあるヒドで待っていれば、そこに下からウサギを追い上げると指示してくれた。
 右手の細いブナ林に上がり、静かに高度を上げる。大きな尾根に出ると風が強くなってきた。左手の杉林からウサギが逃げた跡はない。右手の柴にウサギの足跡があったので、雪庇を踏み抜かないようにへっぴり腰で、雪庇下の柴を確認する。
 大きな尾根は風で雪が締まり殆ど潜らない。ヒドを目掛けて進むと突然、ブナ林の中、ウサギが右から左へ真横に走った。距離は約50m、瞬間的に見とれて、我に気付き銃に力が入るが、何処かで遠すぎるとの声が聞こえたようで、見送った。後になって考えれば、撃つべきであった。少なくとも2発は撃てた。しかし、その時何故か撃つ気になれなく、距離が言い訳になったように思える。
 ともあれ、杉林の先端のヒドを一望するポイントにザックを置き、食事をしながらウサギを待つこととした。やがて、S氏のウサギを追う声が近づいてきた。しかし一向にウサギの姿見えない。この杉林には少なくとも3羽はいる筈である。「駄目だ、皆下った」と言いながらS氏が登ってきた。
 杉林を諦め、ブナ林を登ることにした。この時、青空が見え眼下に徳網山と三面の山々が広がり、また吹雪の素晴らしい景観に幕を下ろした。銃の先に雪が入っていると注意を受ける。このままだと銃身の中が凍り付いて発砲した時に危険であると言う。上下2連銃のS氏は、銃を折って弾を抜き、強く息を吹いて雪を筒から出す。自動銃の私は、左手を添えて飛び出した弾が雪の中に潜るのを防ぎながら、薬室の弾を取り、息を吹いて雪を取り除く。
 ヒドを覗き込みながら登る。ゆっくりゆっくり登る。やがて見覚えのある小峰に着く。ウサギが山頂方面に走っていった跡が、風に半分消されて残っていた。ウサギは見えない所で風を避けて休んでいるかも知れないと、静かに足跡を追う。
 何処まで登っても足跡は上を目指している。このままでは山頂まで登ってしまう。右手の尾根にウサギの足跡を見つけた。小尾根を下り、横に走っている。私がこの小尾根を下って待ち伏せし、S氏が上部からウサギを下ろすことにした。雪庇の小さな所で、右に降りる。小尾根を目指して下り始めた時、「ウサギは登っている、こちらに来い」とS氏。
 S氏のトレースを辿ると頭上には雪庇が覆いかぶさっている。構わずに沢に入っていくS氏、私は万一に備えて間隔を開ける事にした。
 沢を横切り松尾根にトラバースをかける。先頭を替わるが、胸まで潜る。右足は前に出せるが、山側の左足は動けない。両手で銃を持っているため身動きができない。ここで私は山側を向いて、右足を大きく先に出し、左足を右足の脇に置くという、蟹歩きを発明してしまった。こんな歩き方はこれまで考えたこともなった。
 何とか松尾根に着く。ここで沢を挟んでお互いに相手側の斜面を探しながら下ることにした。何度も銃の先に雪が着く、その都度息を吹きかけていたら、うっかり唇が銃身に触れてしまい、唇が軽い凍傷になる。
 お互いの姿を確認しながら降る。さほど潜らないが、雪の下に硬い層があり滑りそうで歩きにくい。音もなく数m下に亀裂が入り、雪崩れて行った。みると尾根筋のブナにぶつかり左に方向を取っている。見ている間に雪崩は対岸まで広がりを見せて下流へと流れている。尾根筋の新雪はかろうじてブナで支えられている。ショックを与えないように慎重に降る。
 このまま尾根を下りきってしまうと大きな沢まで行ってしまうので、ちょうど良い所で横断しようと左の沢に入る。案の定凄いラッセルで真っ直ぐは登れない。何とかトラバースして尾根に出る。この下は広いブナ林が広がっている。
 S氏を目視しながらゆっくり進む。それにしてもウサギの足跡は全くない。沢をもう一度渡り大きな沢の左岸に登ると、S氏のトレースに出た。S氏のトレースを使って彼に追いつく。大きな沢を渡って右岸を直登する。
 S氏に「あそこにウサギが居るから撃ってみろ」と言われるが、何処に居るのか全く分からない。場所を教えてもらって良く見ると、ブナの根元に白い塊がある。私には単なる雪に思えたが、とりあえず撃って見る。疲れているせいか手がぶるぶる震えて照準が定まらない。
 結果はやはり、雪の塊であった。登って弾痕を確認すると、1発は雪の塊を貫いているが、全体としては左に寄りすぎていた。
 ウサギは耳の先の黒で分かるのではないかと尋ねると、「耳を立てて音を探している時はそうだが、普段は耳を伏せている」とのことであった。また散弾は雪を突き抜ける時に威力が減少するので、本来はウサギが飛び出した瞬間を狙うのが良いとのことであった。
 交替でラッセルをして登り詰め、最後は雪庇のない鞍部を目指して左上し、尾根上に出た。これでようやく帰途の見通しがついた。 ここでまた二手に分かれてブナ林を下る。私に驚いたウサギが1羽、S氏の方角に走って行ったが撃つことができなかったとのことである。 要領はだいたい飲み込めたが、肝心のウサギが出てこない。尾根が細くなってきたので合流し、尾根が広がると分散する。
 最後は杉林を抜けて車道に出た。ひたすらに疲れたが、「しのび」を垣間見ることができた気がして、充実感でいっぱいの一日であった。

徳網山を見下ろす ブナ林
三面の山々
表層雪崩

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