4球スーパーヘテロダイン・ラジオの製作    2005.8.2

 なんだか『男の自由時間』なんていうムックが出てまして、「真空管ラジオ・アンプ作りに挑戦」を買ってきました。以前から5スパの製作は考えていて、仙台のオーディパーツセンターに顔を出しては古い部品を漁っていたんですが、世間でも一部で流行してるようですね。密かにねらっていた部品が消えたりして、「何かあるぞ〜?」とは感づいてたんですが、ブームだったんですね。

 5球スーパーの思い出は、小学生の時に、60年くらい前にお袋がアメリカから買って帰ってきたRCAのトランスレスをぶっ壊して死ぬほど怒られました。GT&メタル管で、電解コンなんかは紙の筒にロウみたいなのが詰まっていて、リード線が2・3本出ているだけのもの。バリコンは親子バリコンでしたね。
 あと、家にもマジックアイ付きで、親父の役所の同僚が作ってくれたという手作りスーパーがありました。キャビネット入りで、子供の頃は結構喜んで聞いてましたがいつの間にかならなくなり、早速イマジンの餌食になりました。
 シャーシの上の方だけがは何とか完成しました。あとは内部の配線ですが、一旦振り返りつつこれまでの経過を報告しておきます。

部品の購入

1:シャーシ
ミズホ通信(株)に5スパシャーシ復刻版SS-5(MT管用サブシャーシつき)3780円

2:トランス類
電源トランス NPO法人「ラジオ少年」でタイ製のトランスを購入。2000円。上記のシャーシには長辺の寸法が長いので穴を開け直さなければなりません。角穴の角からネジ穴方向に丸ヤスリで削っていき斜め方向の長穴を開けるとちょうど入ります。
出力トランス 東栄変成器 T-850 1100円 

3:コイル類
5球スーパー用アンテナコイル トリオ 5S-L
IFT(中間周波トランス) トリオT-26 
上記はオークションで7000円だったか? ちょい高いが、トリオ純正品ということで。
IFTの穴は、MT管用スペーサーをハンドニブラで19×16の寸法で四角く開け、ネジ穴をドリルで追加すればOKです。本来T−26にはアダプタが付属しているはずなのですが、この落札品には欠品でした。データシートも付いてませんでした。

4:バリコン
2連バリコン 仙台オーディパーツセンターで中古2500円 ネジが旧規格なので大変です。ゴムブッシュは入れていませんが、あとで何とか工夫するつもり。トリマ無しなんで、あとからトリマを外付けする予定です。

5:真空管
6BE6 保守用にとっておいたもの
6BA6 保守用にとっておいたもの
6AV6 保守用にとっておいたもの
6AQ5 6AR5が無かったのでオークションで3本1000円。
あれ?4球しか無い!

 R5はべらぼうに値が上がっています。ビーム管Q5のほうが廉価でいいんです。6AQ5の負荷インピーダンスが5KΩなのでOPTのタップを6AR5の7KΩから変えておかなければいけません。
整流管は昔5MK9があったんですが、実家の移転騒ぎで処分。今にして思えばもったいなかったです。真空管いっぱいあったのに・・・。
結局整流はシリコンダイオード(1KV・1A)の半波整流で行くことに。4球スーパーですね、正確には。

6:電解コンデンサ
ブロックコンデンサは今はもうなかなか手に入りません。前記のNPO法人「ラジオ少年」で22μF+22μF450WVが800円で入手可能。取り付けバンド付きですしシャーシの穴にぴったり適合します。

7:コンデンサ
オイルコンが入手できればいいんですが、どうせ古いものになるでしょうから、さっさとあきらめてフィルムコンデンサを購入。一部手持ちのオイルコンも使用しています。
高周波用はマイカコンは高価な上に生産中止になっていますので、チタコン(これも古いか?)かセラミックコンデンサ。耐圧を見ながらスチロールコンデンサも可。

8:抵抗
これはワット数さえしっかりしてれば何でもいいのですが、今までのストックは1/4Wしかないので、新たに全部購入。金属皮膜抵抗でそろえました。

9:パッディングコンデンサ
局発の調整用のコンデンサですが、中波用では大容量トリマ(400PF位?)になります。こんなの普通に売ってないし、専用品は数千円するようなので買えません。オーディオパーツセンターで古い150PFのマイカトリマを買ってきましたので、これに300PFを抱き合わせで何とかしてみようと思います。ゲルマラジオに使うポリバリコンでもいいのかも。

 

画面は筆者ではありません。どこかの子供です。


さて、次回はいよいよ内部の配線を行います。40Wはんだごても100均ショップで300円で買ってきました。うまくいくかな?