失われたトランジスタ2SC1971を求めて・・・中国浙江省杭州市・上海特別市に出動!!(灼熱編)


7/21
 朝起きてホテル(華僑飯店)の朝食。適当に好きなのをピックアップする例の奴だ。やたら長い焼きそば、油條、豆乳、蔬菜類、慢頭、水餃、その他。座席は満員で、なかなか営業成績は良好のようである。昔の中国ホテルそのまま残ってる感じで、懐かしいです。えー、構造はエレベーターホール(電梯庁)のエレベータの左右に上下の階段が囲繞してるといえば古くからの中国旅行者はわかってくれると思う。階段で上下すると大回りでエレベータシャフトの周りをぐるぐる歩くことになるのでとても不便なんですね。
エレベータを出ると各階の服務員詰め所があっていろいろ世話を焼いてくれる。昔は部屋の鍵も各階で受け渡ししてたと思うが(旧ソ連のホテル形式?)今はカードキーである。

朝食後、タクシーで六和塔−浙江省博物館ー楼外楼(昼食)と出歩くことにするが観光地なのでタクシーを止めるのは一苦労。いっぱいタクシーは走っているんだが空車が見つからない。ホテルの出口で客待ちのタクシーにお願いして見学中は待っててもらうことにした。待たずに流していれば結構のもうけになるだろうに運転手氏はOK!OK!と快諾。

で、銭塘江のほとりに建つ六和塔まで行くことに。

   

 六和塔の下、見上げた構図、上から撮った銭塘江大橋。この川は春秋の大潮には海の水が逆流してポロロッカみたいに上ってくるんですね。この塔も水害から杭州を鎮護するために建てられたんでしょうな。外側は木造。13層くらいまであったので上るのは一苦労ですが川風が吹くので上は気持ちいいです。
 下から大型バスが到着してアメリカ人の団体さんが上ってきました。「World Eclipse Tour」とかっていう名札をみんな下げている。昨日はフランス人の団体にも会ったし世界中から日食を見に集まってきているようです。
 塔から下りるとなんだか皇帝とお付きの侍女たちみたいな行列が塔の方に歩いていく。きっと写真なんかも撮らせてくれるサービスなんでしょうね。暑かったのでパス。

 博物館にタクシーを回してもらおうと思ったら運転手が「龍井茶をちょっと飲んでいかないか」というではないか。有名な緑茶なので龍井路に回ってもらうことにする。なんだか緑の濃い山の方にどんどん上っていく。左右は立派な家が建ち並んでおり建設ラッシュのような小村も通り抜けていく。運転手の言うには「茶農、茶農」ということで裕福な茶農家が家を建てているらしい。そのうちお茶販売店が建ち並ぶ一角に車は停止。
 小さな井戸から水をバケツの釣瓶でくみ上げて手や顔を洗えという。冷たい水で聞くとこれが龍井だという。どうやらこの水でお茶を入れるらしいが、おいらは水の中に一匹ボウフラが泳いでいるのを発見した。まあ、煮沸した熱湯で入れるんだからいいのか。
 で、例によって御茶屋の親父がお茶を入れてくれて高級茶葉を買うことになるんだが、500gで250元とか高いのか安いのかわからない値段を言うからちょっと値切って買ってきた。タクシーの運転手にも謝礼が行くのでしょう。よく見ると周りはお茶畑。

 で、最後は浙江省博物館。西湖の湖畔にある博物館で、長江流域の古代文化の出土文物の展覧で有名。今年は入場料無料でサービス中のようでした。

  
「当年免費開放」の幕が入り口に・・・。古代の青銅器と近代の迫撃砲を並べて紹介は終わり。

あとはお隣にある西冷印社に入り込み見学。ここは篆刻をやる人は必ず来ないといけない聖地ですね。ぼくはやらないけど・・・。子どもに蔵書印をこしらえて来ました。


 腹が空いたので楼外楼に入り込み昼食とする。なんだか湖に浮かんでる楼外楼ボートみたいなレストランもあったけど、後でわかったが自走式の水上レストランなんですね。夕方来てみたら影も形もない。沖合を見ると波を蹴立てて自走中じゃないですか。

 楼外楼といえば叫化鶏。日本では乞食鶏なんて云いますが、お鍋の買えない人が土で鶏を包んで蒸し焼きにしたのが起源だと、以前に今は無き仙台の名店「香港会食」のフォン大人が教えてくれました。こいつを喰ってビールを飲んで後は適当に幾皿かお好みの料理を取って終了。暑くなってきたので夕方まで活動停止。ホテルで寝ることにします。

 ビジネスセンターで汽車の切符と夜のエンターティメント「印象西湖」の切符を受け取りました。14:00杭州発上海南行きの動車組(機関車で引かない電車のことをそういうらしい。日本の新幹線ですね。)が取れました。良かった。