失われたトランジスタ2SC1971を求めて・・・中国浙江省杭州市・上海特別市に出動!!(ジェスフィールド路76号編)

 さて、上海新協通国際大酒店のレストランで夕食を取ってそのまま寝てしまったが、外はかなりの雨降り。翌日の天気がやや心配である。



 翌朝は何とか曇りの天気で行動もさほどの困難は覚えずに済みそうである。このホテル朝食は無しの予約だったから、まずはどこかで食事を取ろうと外に出た。
 まず、南京東路にでてから歩行者天国の通りを東に、すなわちバンドの方に歩いていく。昔に比べると道幅も広くなったような気がするが気のせいだろうか?時計屋さんとかは昔のままありました。そのままバンドに出てみると和平賓館は現在改装中で休業のよう。万博に向けてバンド全体が工事中のようです。お陰で外灘の黄浦公園もフェンスの陰で見えない。石造りの歴史的建築群の下、中山東一路を南下。

 外灘一二号に旧香港上海銀行の建物が建っており、入り口に「外灘一二号珈琲店」の看板が出ている。クラシックな建物に入った珈琲館に入ってみることにしよう。入り口の警備員らしいお兄さんに「かふぇい」と言うとドアを開けてくれ、奥のこれまたクラシックなエレベータを指さして「2楼!」と教えてくれた。どうもいろんな企業が入るビジネスビルになっているようだ。長い廊下をぐるっと回って「外灘一二号珈琲店」に到着。

 さっそくモーニングセットを注文。時々西洋人のビジネスマンが顔を出し、マイカップに珈琲をついでもらっては出て行く。あるいは灰皿を掴んで戸外の席へと出ていく。なんともレトロな店内は落ち着いていて居心地が良い。
 バター付きのトースト、ベーコンエッグ、サラダ、オレンジジュース(と言っても100%ではないな)。パンはちょっとカビが生えてたけどこんなのは全然問題にならない。全部喰って珈琲を注文。ただし、概して中国の珈琲は高いです。

 珈琲の味は高いからと言って格別美味いわけでもない。しょうがないね、これは・・・。

 さて、珈琲屋を出て、豫園に行くことにした。ここからは歩いてもそんなに遠くない。



 商場に入りました。いろんなお店が並んでいます。思えばここには今まで一度も来たことがなかったなあ。雑然とした人混みがなんだか懐かしいですね。ここでお土産を購入。扇子とかいろいろ。

 さて、豫園に来たからには豫園に入らないとダメなのでさっそく入場券を購入して入りました。結構な人混みで日本人の団体さんもたくさん来てましたね。

  

 湖心亭、屋根の飾り、戯台。戯台はお芝居を演ずる舞台で、昔の邸宅には付きものでした。役者を呼んだり亭主自身が役者になったりしたんでしょうね。立派なものです。

 さて、この後上海博物館に移動。この博物館は昔はもっとバンドに近いところにあったように記憶していますが今は旧競馬場跡人民公園の一角に立派な建物を新築してそびえ立っています。



 ミュージアムショップもあるので後で寄ってみましょう。ここも今年は免費入場でお金がかかりません。入り口では中々厳重なX線検査をやっています。ペットボトルの水は係員に「一口飲んでください!」と日本語で注意されます。
 この博物館は成功したお金持ちの上海人が自分のコレクションを寄贈したものからできあがっているため、なんでこんなものが上海にあるの?といった意外性のある展示物が特徴です。なんで?って金で買いあさったからでしょうねー。
 今回は全部見るのはあきらめて目玉の青銅器と陶器、玉器にターゲットを絞りました。

  
周代の鼎、前漢代の八牛貯貝器、その蓋の部分を接写しました。

お次は陶器
 
清代、景徳鎮の桃の文様の瓶、桃の絵がリアルに艶めかしいでしょう。レプリカも売ってるんですがどうにもこうにも、お話になりません。
ほぼ全部の陶器が官窯(宮廷御用の窯)で作られたものです。いかに当時の官窯の技術が優れていたかですね。
今の景徳鎮って安っぽい蛍焼きみたいなのが日本に入ってきてイメージが固定しているみたいで、見ていた日本人観光客がそのようなことを言っておりました。

お次は玉器です。
   
玉の斧(ふ)です。 次は死者の顔を覆っていたと思われる飾り。

というわけで、ちょこっとだけ楽しんでいただけましたか〜?

博物館を出てコンビニでカップラーメンとパンを買ってホテルに帰り休息しました。(なんだか急に侘びしい食事になりましたね。)


さて、夕方までは上海第一百科商場(デパートですね)に顔を出して何か面白いものをと探し回ったんですが、とりわけ欲しいものもなく帰ってきました。あ、ひげそり買いました。ジレットの上海製は安かったです。ホルダー10元、替え刃10元。今使ってますが問題なし。

さて、中国最後の夕飯は豪勢に行こうかと思ったのですが雨降ってるし今イチ気力がわきません。ホテルの近く、揚州飯店で如何でしょうか?


えー、だいぶこれは肉をはがしてしまったんですが、水晶肉とか言う名菜です。杭州でもやっぱり有名な料理なんですが、ピラミッドになるように肉を四角く段差を付けて巻いていったものなんですね。注文したらウエイトレスが「とっても手間がかかるけど・・・」みたいなことを言うので止めにしたんですが、結局注文を通してくれました。確かに大変ですね。
あとは揚州炒飯でもと思ったら「それは点心だから」と言われてしまいました。済みませんねーおのぼりさんだもんで。

さあ、腹ごしらえしたらちょっと恥ずかしいけど勇気をふるって上海雑伎団を見に行きましょう!
タクシーで「雲峰劇院」っていったらわかんないみたいで、地図で探して行ってもらいました。愚園路の静安寺の近くなんですね。もう始まっている時間なんですが切符売り場に行ったらなんだか余っている切符を売ってくれました。案内のお姉さんに連れられて指定席まで。結構前の席なのでよく見えます。アクロバット、皿回し等々。初めて見たけどこれは面白いです。男の子がかっこよくて観光客のおばさんたちが群がって写真を撮っていました。(公演がはねた後ロビーに出てきてお見送りしてくれるんですね。)


みんなでクルクルお皿を回してますね。
いや、圧巻は大きな球のケージの中をバイクで走り回る芸なんですが、最初は一人からスタートして最後はお姉さんライダーが入って全部で五人のライダーが入り乱れて走り回るという奴です。五台もバイクが入るとさすがの玉も小さく感じられます。というか本当に紙一重でぐるぐる交差しながら回転するのです。こっちの目も回るは排気ガスは臭いわで大変でした。

そんなこんなで翌朝は杭州に逆戻り。雨の中空港にたどり着き無事旅行を締めくくりましたとさ。
長々とへたくそな駄文にお付き合い下さいまして有り難うございました。