ルビジウム発振器 FE-5680A 2012.2.11



 だいぶ前からこういうものが中古で出回っているんですが、今は結構大量に流通し安価に入手できるようになってきました。これってルビジウムという元素を使った発振器で10Mhzの周波数を高精度で発振してくれます。セシウムを使った原子時計というのがありましたが(大阪万博で初登場ではなかったか?)それの廉価版のような扱いで、携帯電話の基地局なんかでタイミングを出していたのが中古で大量に流れてきています。

 ebayで$35くらいで売ってたもんだから、2000円台で買えるわけで、注文したら香港からメールが帰ってきました。曰く「今春節だから郵便が止まっているのでもう少ししたら送る」そうです。(笑)別に急いでいないからいいです。

 で、昨日到着したこの汚いステンレス箱がその本体。

 

 中身はこんなで、右端の箱に入っているのがルビジウムの詰まった本尊でしょうね。あと、コントロール用の石とMAXIMのRS232コントローラとかも見えてます。リビジョンGのステッカーが貼られてました。いろいろサイトを調べると何種類かのリビジョンがあるようですね。シールの上に同軸の基板用コネクタが見えてますがこれがRFの出力用のものです。



9ピンのコネクタが出ていて、VK4XVの手になる解析ではこのピンの詳細は以下の通りです。あ、ピンの番号はちょん切られたコードの色がそのままカラーコードですので1:お茶を一杯 2:赤いニンジン 3:以下省略です。

Pin 1 - 15v – 18v supply voltage
Pin 2 - Chassis Ground. 0V.
Pin 3 - Ttl input pull HI with 10k will go LOW on LOCK.
Pin 4 - +5v Supply voltage.
Pin 5 - Ground.
Pin 6 - Ttl output (1 second output pulse)
Pin 7 - 10Mhz RF output.
Pin 8 - RS232 Input to unit. ハイヤー
Pin 9 - RS232 Output from unit. ホワイトリスマス

ピン8.9を使って何やら制御できるようですが、今回は手始めに10Mhzの周波数を得ることが目標です。

 

 昔作った電源を引っ張り出して17Vをかけてみました。当初1.5Aくらい流れましたがやがて0.8A程度に落ち着きます。



 で、5Vの方は別の電源から100mAほど流れます。

 TS-600(50Mhz帯トランシーバ)で50Mhzちょうどを受信するとピーというキャリア音が聞こえてきました。5倍のハーモニクスですね。



 オシロで見ると一応正弦波で10Mhzの周波数が確認されました。

 世間ではこれを基準にデジタルオーディオ機器の共通クロックにしている方も多いようです。この辺は皆さん自己満足の世界ですのでいろいろ楽しまれると良いんじゃないですかね。でもこの機械、発熱量がものすごいです。10分間通電してたら箱がアッチッチで触るのもちょっと厳しい感じになってきます。結構レギュレータが一杯入ってて放熱板にネジ止めされてましたからそっちの熱なんでしょうか。ある程度放熱してやらないとあぶない感じです。これを適当なケースに組み込んで周波数カウンタとかのリファレンス周波数として使ってみようかと考えています。



一応カウンタで確認しましたが、あまり意味はないですね。