ユニバーサルカウンタ HP5328A 購入

 手作り測定器も良いんですが、無線機器も増えてきたことだし、リファレンスになるような測定器が欲しいなと思ってました。取りあえずSSGがあると便利なんですが、キットで組み立てたスペアナがある程度任意の周波数を発振してくれるのでカウンタを買うことにしました。

 カウンタは秋月のキットがあるんですが、いまいち感度が良くないのでユニバーサルカウンタを購入。これはオプション次第でデジタル電圧計にもなるものですが9000円で購入したのはそういうものはついてませんでした。(残念)

 基準周波数の10Mhzも恒温槽に入った高安定度のではなく、基板上のクリスタルでちょっぴり残念。入力も最高100MhzのA・Bチャンネルのみで、ちょっと目的の周波数には届きません。

 まあ、中身をご覧下さい。ディスクリ部品で構成された手間のかかってそうな中身です。家電品とは違いますよね。あと、ファンが入っています。これがゴーって音で結構うるさい。使用しないときはこまめにスタンバイスイッチで切っておかないと駄目です。それでもコンセントに差し込んだ時点で机上のランプが暗くなるんで、恒温槽系統に流す電力は常時流れているんでしょう。恒温槽は入ってないので外部スイッチが必要かも。

 スロットがいくつか空いています。(つーかガラガラじゃん!)OCXOの箇所には専用の恒温槽が入ります。DVMは電圧計ユニット。Cチャンネルは512Mhzまでの入力を可能にするオプションボードが入ります。(ホントは1.3GHzオプションも有るんですが。)
 そこで、ここは入手しやすいオプションをどこかから探してきてグレードアップを図ります。取りあえず512Mhz入力から。




 というわけでアメリカのeBayで9.9ドルで出ていたCチャンネルボードに入札。まあこんなのがすぐ引っかかってくるんですからこのカウンタはだいぶ数が出ているんでしょうね。マニュアルのPDFを探すと米陸軍に納入された同機種のが見つかりました。(でもさすがは軍用、DVM以外はフルオプションです。)競争相手もなく静かに落札・・・。送料込みで70ドルを支払うと、10日後にやってきたのが上記写真のボード。軍用マニュアルを見るとこのオプション HP Part No.05328-60032とあるがやってきたのは05328-60048。違うバージョンのようです。はではでしい放熱板がついた金色の素子がまぶしい!でも動くのか?番号違うぞ!
 一応差し込んで見ましたが、硬いの何の。昔のISAボードの感覚ですね。最近の人は知らんだろうけど、昔のIBM/ATコンパチはISAインターフェイスしかなかったですね。さて、Cチャンネルにセレクタを動かすとちゃんとカウントしている様子。145Mhz・430Mhzともに正確な数値を出してくれました。ただ、コネクタにSMAがついているのでこれをBNCに変換してパネルに出してやることと、入力過大を表示するLEDを接続する青いケーブルがあるのでこれもパネルに出さなければなりません。 コネクタはSMAではありませんでした。もっと小さいものでなんていう規格なんだかわかりません。部品屋でSMA-BNC変換を買ってきましたが合いませんでした。失敗しました。ワケわからんコネクタを外してBNCプラグに交換ですね・・・。回路図をよく見ると青いケーブルも他の基板へつなぐジャンパ線でした。過大入力を検出したという信号をどっかに送るのでしょう。

 なにも穴が空いていないパネルなのでドリルで穴あけをしなければなりませんがそれはこの正月にでもゆっくりやりましょう。
 あ、このBNCソケット。オリジナルは直列に過大電力遮断用のヒューズが入っているんですね。でもそんな「同軸ヒューズボックス付きBNC変換コネクタ」なんて見たことないし有ってもバカ高いんだろうから省略に決定!


 それからもう一つ、今日作り出したのは基準周波数(10Mhz)恒温槽内蔵発振器。中央の銀色物体がオークションで落とした恒温槽(7000円也)。型番を検索するとあの「コリンズ」社の航空電子ユニットが引っかかってくるがこれがそうかは不明です。でも説明にOSCと書いてあったからはずれでもないでしょう。
 ただし、プラスアースなんですこれ。マイナス12Vを入れなきゃいけないし、電熱を使うんでAC駆動になります。0.8Aトランスと3端子ネガティブレギュレータを買ってきました。近日中に完成予定です。
 この出力をカウンタのタイムベース入力に入れてやれば内蔵の水晶に替わって安定したクロックが供給されるはず。(まあ実際には内蔵のクロックでも不自由はしないんですが・・・)完成の暁には近所の測定器屋に持って行ってエージングと校正を依頼してみます。ルビジウムとかGPSの機器まではそろえる気がしないもんで・・・。(そんな金があったら国分町に飲みに行きたいです。カー!行きてえ!)

 さて、なんとかオプションボードへの入力端子を出しました。ちょっと位置は悪いですが、いろいろ都合もありこの場所に決めました。ネジ式の端子にすりゃ良かったんですが、共回り止めのきりかきの工作が面倒でフランジ付き中継端子に決定。この裏にBNCプラグを介して基板に繋がってます。




 Cチャンネルに入力された信号がちゃんとカウントされています。




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