ICOM IC-P3T のレストア

 性懲りもなくハンディ機をオークションで落札しました。430Mhzのモノバンド機です。これはいつ頃の製品なのでしょうか?Jマーク付きです。シリアルは10008とかなり若い数字ですね。



 最近は横着をして携帯電話のカメラを使っています。これが本体。かなり厚みがあります。35mmあるのでぼてっとした感じ。下からはみ出しているのは付いてきたバッテリーパックBP-111。もちろんもう過放電していて使用不能です。中身をニッケル水素電池に交換というのもありですが、殻割り面倒くさいのでパス。販売店からおとなしく乾電池パックを購入しましょう。

 前オーナーからの情報によると時々スイッチが入らないということでした。SW付きボリュームの機械的故障でしょうか?

 早速通電してみると確かに変なノイズが出てバックライトつきっぱなしになります。キーからの入力は一切受け付けません。そこで一旦リセットを掛けることにします。この機種は側面のFUNC+Aボタンを同時押しでパワーオン。すると何事もなかったように受信をはじめました。なんだかパソコンのノイズを拾ってひどいことになっています。

 どうも、システムのバックアップ電池が腐っているらしく、中を開けてみることにしました。



 スピーカーが見える当たりにボタン電池がありました。写真では既に撤去済み。実は上の写真でキーボードに乗っている白い円盤がそれです。中身は結構な集積度ですがモノバンドなのでさほどは混み合っていません。

 この電池はVL1220というリチウム電池ですが普通のものではなくバナジウムリチウム2次電池という充電できる奴です。一昔前のPCマザーボードによく載っていました。ですからこの端子には電源から常に充電電圧がかけられており、普通市販のCRタイプのボタン電池なんかをのせ換えると危ないことになります。
 定格では3.5V前後で充電してやるのだそうですが、テスターで電圧を測ると2.98Vしか来ていません。これでは満充電は不可能ですが故意に低電圧で寿命の延長を図っているのかもしれません。よくわからず・・・。


 早速交換用の電池をオークションで探し980円で購入。到着次第交換を試みます。あと、感度の再調整もやってみましょう。あ、回路図を手に入れなくては・・・。

【訂正】VL1220というリチウム電池ではなく、良く回路図を見たらVL2020でした。カタログに当たったところ、

VL1220 公称容量7mAh 連続標準負荷0.02mA

VL2020 公称容量20mAh 連続標準負荷0.07mA

3倍ほど能力に開きがありますので、いささか心配になります。まあ、実装してみて不具合が出たら交換ですね。鈴商で500円くらいで売っていました。