広帯域受信機VR-150とPCを接続する実験

 
以前にVR-150受信機のことを少し書きましたが、この受信機に入っているメモリを直接PCから読み書きする実験をしてみました。ちゃんとそういうことを考えている人はいるもので、 tcl/tkを使ったソフトがありました。

tk150 - Experimental Software for the Standard VR-150 Receiver というものです。Linux/Mac版もあります。
これを動かす際に、まず tcl/tkというUNIXではおなじみのキットを導入しておく必要があります。その詳細は上記リンクを見てもらえばいいのですが、その後にtk150を導入するわけです。

 さて、問題はどうやって受信機とPCをつなげるかということになるわけですが、いろいろインターフェイスが製作されています。基本的にはシリアルポート(RS-232C)を介して通信するのですが、中には外部電源不要というわけで通信制御用のラインに生じる電圧で直接ドライブするという荒技を使った回路もあるんですね。
 さすがにそれは怖いので、定番のRS-232Cドライバ/レシーバを使った回路を選択しました。当初、ANALOG DEVICES社のADM-208が復活なった現品.comに1個100円で出てたので購入して組んでみましたが、やっぱりSSOPの半田付けはつらかったです。チップコンなども使ってみました。
 結果、PC→ADM-208の通信は行われておるようですがADM-208→VR-150受信機の通信が成立せず挫折。おまけにresetという文字がディスプレイに浮かぶやVR-150のメモリがすっかり消えて無くなりました。トホホホ。

 やっぱり直接ADM-208からの信号線をVR-150に入れたのはまずかったのでしょうか?適当なバッファを介した実績ある回路を探すことにしました。するとー・・・・。

 こちらのページ(Hiroto's Homepage)にVR-150受信機ではありませんが同じメーカーのVX-1トランシーバの「VX-1 クローンデータ保存/書き込み実験」というページがあり、こちらで紹介された回路をそっくりいただくことに・・・。



 細かい作業はいやなんで、PDIPのICにしました。下がMAX-232、上がインバータの7404です。Tr2石でVR-150受信機とやりとりします。

 とりあえずPCと接続して「ハイパーターミナル」を立ち上げます。


 エコーバックを切ってもこんな風に入力したキャラクターが返ってくればちゃんと動いています。

 そこでVR-150受信機のスイッチをFunction+BAND+Powerの同時押しで入れるとクローンモードで起動しますのでtk150を立ち上げてメモリーの読み出し動作をさせてやるだけです。もちろん逆の書き込みもできますので、いちいち本体の細かいボタンを押さずともPCから書き込んでやれば大量の周波数データも楽に入力できますね。