航空無線受信機 2004/4/11

 広帯域受信機はスタンダードのVR−150を持っています。何に使うんだと思われるでしょうが、無線は昔からの趣味です。先日は職場でコードレス電話を「摘発」してきました。事業所でコードレス電話を使うという危険性がわかっていない人がいます。まあ、自宅で使うのもかなりやばいんですが。

 それはそうと、イマジンは飛行機も好きで仕事で時々使う他、家族で遊びに行く際にもよく使います。飛行機って乗るときのドアが必ず左舷からですが、これは船に乗るときの作法と同じですね。釣り船もフェリーも左舷から。
 釣行記のコーナーに最近出ている「遊び人」さんの持ち船「遊遊丸」も左舷から乗り込まないと駄目なんですが、まあ、その時々ですね。去年は乗り込む際に海に落ちたりしましたけど・・・。

 飛行機と管制塔の間で交わされる通信を聞くためには広帯域受信機(AM)が必要ですが、まあ1万円くらいで買えるのかな?こういう通信を傍受する趣味なんて、いささかのぞき趣味にも似た後ろめたさがあるんで、胸を張っては言えないんですが、まあそれはよしとしましょう。

 これを安価に製作しようとするといろいろ悩んでしまいます。っていうのも120MHzから140MHzのAMを受信するのですから一応高周波増幅1段くらいでスーパーへテロダインで・・・などと考えると回路考えたり基板起こしたりという気力が失せちゃうんです。もう年かな・・・。

 そこで今回は基板に部品を乗っけた「半完成品」を分けて頂くことにしました。それはこちら「趣味の電気工作 ELECTRONIICS SHELVES 」さんからです。こちらの「航空無線受信回路2」をベースにした完成品を送ってもらいました。ガレージショップを見て下さい。2600円で分けてくれます。

 今回はこれをケースに組み込んだだけです。(いやー堕落だね。)で、配線前の画像がこれ。

  

 周波数の変化についてはVRで行いますが、これはこの設計者が得意とする「可変容量ダイオード」を使い電圧でチューニングするため。バリコン使うよりスペースの無いところではスマートに機能します。ハードオフで2個300円で買ってきたスピーカーと、電源スイッチ、LED、アンテナ用の陸式ターミナルをタカチの斜めケースに入れました。全部パネル側に並べてしまいましたが電源の単3×4個の電池ケースは筐体の反対側に両面テープで接着。
 電源のパイロットランプは20KΩの電流制限抵抗を直列に入れます。あと、イアホン用の端子も付けました。

 右の写真は反対側というか足の着いた部分です。よく見ると左右のフランジに切り込みがありますが、これはパネルに付けた部品が当たるのでそれを回避するために切り込みを入れたところ。こういう素人みたいな失敗はいけませんね。シャーシへの実装をしばらくやらないでいるとこういうところが疎かになります。あ、切り取るのは簡単。ハンドニブラでがしがし食いちぎって完了。しかし醜い・・・。

 つまみ類を付けておしまい。矢印つまみの中央部分で仙台ER-VHF(トロッポ)126.7MHzがちょうど聞こえます。山形上空を飛んでいる飛行機からカンパニー波もびんびん入ってきます。空港まで行って聞いてみましたが、電界強度の強いところではやはり選択度というか分離が悪くいろんな波が飛び込んできます。まあ、でもこれは設計者も言っていることなんで織り込み済みの仕様なんですが。小さい信号に対してはチューニングがシビアで、昔懐かしいバーニアダイアルが欲しいところですが、逆にひょいひょいと気軽につまみを動かして同調が取れるのもいいものです。
 感度はかなり良いです。それからパソコンのノイズやら不要輻射やらでVR−150がお手上げの場所でもなんとか動いてくれます。トランシーバ型の広帯域受信機を片手に空港近くの公園で飛行機眺めをするのも良いのですが、たまにはこういう手作り感覚の無骨なやつも良いのではないかと思います。あとは左右に取っ手を付けて、鉄人リモコンバージョンにしようかな。 今回は全部入れて5000円程度でできあがりました。