夜釣り用LEDヘッドランプ

さて釣り用具店にいくと夜釣り用のヘッドランプが売られています。昔黒鯛釣りを始めた頃に松下電器製のを一つ買いました。これはなかなかすごいしかけで、切り替えスイッチで常時点灯/下を向くと点灯の2段に切り替えが出来るのものでした。「下を向くと点灯」のほうは、水銀スイッチが直列に入って頭を下に向けるとガラス管の中で水銀が転げて電路が導通するというしかけです。これは便利ですが、やがて何かのショックでガラス管が壊れ「下向きモード」はだめになってしまいました。

最近友人と船釣りに行くようになり、朝早く暗いうちに港に着いたりしたとき有用なヘッドランプが欲しくなりましたが、なんだか貧乏性の僕は電池を使い放題に使えないという欠点があるのです。なんだかチマチマとつけたり消したりして節約にこれつとめるのですが、結局放置しておいた機器から電池の電解液が漏れてしまい機器ごと使えなくなるという経験はありませんか?(いや・・・ないんならいいんですが・・・)

ヘッドランプの電球はかなり電流を食います。例のナショナルヘッドランプは単3乾電池2本直列を2セット並列という、合計4本使用の電源でした。
このたび電球を大光量LEDに置き換えてヘッドランプを改造したので見て下さい。

【材料】
ヘッドランプ 型番不明 (上州屋 ワゴンセールで購入) 680円

LED TOSHIBA TLOH190P (秋月電子で購入)      200円
ニッケル水素電池  (ありあわせ)

 格安ヘッドランプ @上州屋

 左が大光量LED 右がオリジナル クリプトン(?)球

東芝 オレンジ色発光ダイオード TLOH190P の特性
項目
記号
測定条件
min
typ
max
単位
順電圧
Vf
IF=20mA
-
2.1
2.5
V
逆電流
IR
VR=4V
-
-
50
μA
光度
IV
IF=20mA
8500
33000
-
mcd

順電圧は2.1-2.5Vですので1.2Vのニッケル水素電池2本でちょうどいいですね。白色LEDも明るくていいのですが電圧がもう少し高くないと発光してくれません。電池3本を使用するかDC-DCコンバーターで昇圧してやればいいでしょう。それ用のICを売っています。
順電流が20mAですので適当な抵抗か定電流ダイオードを直列に繋げばいいのですが、面倒なので直接繋いでいます。電池の消耗が気になる方は少し暗くなっても適切な仕掛けをすべきでしょう。

実際の工作は簡単で、反射鏡のプラスチックをLEDの直径10mmまでリーマーで広げてやり、電池からの端子に足を半田付けします。その際あらかじめLEDの足は短く切断し、ビニール線で延長してやると工作が楽です。

 完成の図 

肝心の電池の「持ち」ですが満充電のニッケル水素電池1550mAh×2本で40時間以上も使用できました。宮城県の地震が起こるのも近いそうですので災害への準備用にも使えそうですね。

ただし、LEDの指向特性はとってもナローです。(5度くらいか?)回りを幅広く照らす目的には使えません。あくまでも夜釣りの手許照明です。

LEDヘッドランプに白色高輝度LEDを追加