樹・葉の病気、害虫ついて ![]() |
| 【Q1】 |
さくらんぼの木の事で悩んでおります。 (庭に植えて、五年ぐらい経ちます。特に肥料等は、決まってあげていません) 1.葉の一部が、丸まっています。色もその部分は、黄色がかっています。 2.葉が虫が食ったような状態になっていますが、探しても虫はいません。 どうしてでしょうか? 《神奈川・五十嵐さんより》 | ||
| 【A1】 |
お尋ねの件は、おそらくハマキムシによる被害ではないでしょうか。 ハマキムシは、種類にもよりますが、枝から葉が出てきて間もない時期から 葉や花、または果実を食べます。以後8月頃まで葉を巻いたりして食害を起こします。 虫が見当たらないということですが、おそらく逃げてしまった後だったのではないでしょうか。 ハマキムシの防除方法は以下のとおりです。 休眠期(春先 芽がまだ出ていない時期)にマシン油乳剤を散布する。 山形では5月中旬(満開後15日頃)及び6月下旬頃(収穫直後)、 8月中旬に他の害虫の防除も兼ねて有機リン剤を散布します。
| ||
| 【Q2】 |
我が家のサクランボ・・・・今年で7年目、3年目あたりから・・・可愛い立派な実を 付け初めてくれ今年もたわわに・・・・と思ってたのですが、一番枝ぶりもよく沢山 実っていた枝が、それだけが・・・おかしいのです。 他は何ともなく、それだけ枯れてしまって・・・実もついたまま、葉はしなしな〜〜〜 実は一応赤くなって、でもこれもしなしな〜と小さいまま・・・ミイラのように・・・ コレはこの枝だけを早く切り取った方が良いのでしょうか??? 枝の途中に、痛んだようなところがあってそこから樹液が出ていたような気がするのですが 突然こんなになってしまいました。他にも転移するのでしょうか???コレが良く書かれてる 「灰〜。。。。」とかって病気ですか???対策を教えてください 《岡山県・森脇さんより》 | ||
| 【A2】 |
「樹液を漏出している」ということから、樹脂細菌病に感染し、枝が枯死した可能性が高いと思います。 枯れた枝の基部のほうを観察し、ヤニの漏出部の周囲を下記のように削って病斑の拡大(転移)を 防いで下さい。
| ||
| 【Q3】 |
父親とさくらんぼ栽培行っております。 せんこう病と言う病気ついて、良い対策がありましたら、是非教えていただきたいのですが。 よろしくお願いします。 | ||
| 【A3】 |
収穫後に有機銅剤で防除します。 当JAではドキリンフロアブル800倍を2回使用(7月中)した後、8月には 4−4ボルドーを2回散布します。 発生が多い場合は、9月上旬にも追加して実施します。 特に、樹の高い場所、混んでいるところから発生しますので、そこを重点的に散布します。 10月いっぱいまで葉が落ちないようにしないと来年の花芽が充実しませんので注意して下さい。
| ||
| 【Q4】 |
対策のことについてのご解答ありがとうございます。 早速、散布を行いましたが、いくらか葉が落ち始めたせいか、10月いっぱいまで残っているか 不安です。また、同じ物で散布をした方がいいのでしょうか。よろしかったらアドバイスして 下さい。炭ソ病についても教えて下さい。 《Q3の続き》 | ||
| 【A4】 |
1.せん孔病対策について ボルドーは2回使用しても問題はありません。 2.炭そ病について ・主に果実で発生し、茶褐色の病班が特徴です。 ・葉では円形または不整形病班ができ、せん孔したり、葉焼け状になり落葉します。 ・病原の胞子は開花期と収穫期に多く、雨の多い年は発生が多くなります。 【対策】 休眠期・・・石灰硫黄合剤 5月から・・・オーソサイド(満開3日後、15日後、5月下旬) 収穫期・・・ドキリンまたはボルドー(4−4式)〈せん孔病対策と同じ〉 ※灰星病に効果のあるロブラール、スミレックスは効果がありません。
| ||
| 【Q5】 |
我が家の庭に6〜7年前に植えた、さくらんぼの木が1本あります。 ここ数年白地にピンクの花を咲かせてくれて楽しんでおりましたが、今年は花が黄ばんだ ような・・・ピンク色がないところもあります。白が強調された中のピンク色・・・という様に 見えないんです。(昨年まではそうでした。よく探すと白地のピンクの花びらもあります) 幹も、以前から枝分かれのところ等が膨らんで割れているところもあります。 何かの病気で今年はあまりよく咲けなかったようです。花そのものはたくさん咲いています。 申し分ないくらいに。来年のために花後の処理等のアドバイスをいただけると有難いのですが…。 《静岡県・kuraさんより》 | ||
| 【A5】 |
さくらんぼの花が黄ばむという事例は見たことがありません。品種は何でしょうか。 黄ばんだ花の大きさ、形状はどうですか。ある枝に付いた花が黄ばんでいるのでしょうか。 ある特定の枝だけ花が黄ばむということであれば、可能性は低いのですが「枝変わり」が考えられます。 「枝変わり」とは、突然変異の一つで、枝単位で異なる形質を発現する現象をいいます。 (ナシやリンゴではたまに見られます) 気になるようでしたら、その枝を切り取ってしばらく様子を見てください。 「枝変わり」でないとすると、病害虫または気象条件の変化に伴う生理的な理由により樹が ダメージを受けた可能性も考えられます(ただし、特定の病害虫により花が黄ばむという事例は 見たことがありません)。 とりあえず、黄ばんだ花が付いている枝を切って、切り口の様子を見てください。 枝の切り口が本来の木の色でなく、褐色に変化しているようなことがあれば、病害虫の疑いがあります。 枝分かれ部分が膨らんで割れているということですので、何らかの原因で傷が付いたか、害虫が入り 込んだ可能性がありますので、病害虫の防除をしっかりお願いします。
| ||
| 【Q6】 |
北海道の札幌で、さくらんぼ(品種は不明、樹齢15年位)を植えています。 1本だけですが、毎年家族4人が十分楽しめるだけ、収穫出来ています。 1.ところで、質問なのですが、収穫時期(6月末)になると葉に1cm弱の虫がついて、収穫が 終わると葉が枯れてしまいます。 枝のあちこちにやはり1cm弱の卵の殻のようなものが付いています。また、一部ですが実が 腐る現象がおきています。この虫の駆除方法をお教えいただきたく、お願いいたします。 2.また、枝の剪定時期は、いつが最適かも併せて教えてください。 《北海道・渡辺さんより》 | ||
| 【A6】 |
虫は、卵〜若令幼虫〜老令幼虫〜蛹〜成虫〜産卵を年に何回か繰り返し増殖していきます。 農薬は虫の生育ステージによって、効果のあるものと無いものがあります。 (例えば幼虫と卵に効果があるが、成虫には効果がない場合は、産卵を行なうことができます。) 農薬の散布は10日間隔で2回位行なってみて下さい。 実が腐る病気は灰星病と考えられます。 灰星病の対策としては、園地の清掃を行い、開花直前に消石灰を10アールあたり100kgを 均一に散布します。落葉後は全面耕うんし、清耕園に切り替えます。 薬剤散布が確実に行なえるよう樹高を低くし、発病環境改善のため太陽光線がよく当たり風通しの 良い樹に整枝します。 また、せん定の時期ですが、かなりの虫の害があるように見えますので、夏の枝切りは行なわず、 春先(当地では3月頃の花芽が動く前)に行なって下さい。
| ||
| 【Q7】 |
今年2/28佐藤錦とナポレオンを購入。 購入時の苗木状態は黒いビニールの容器に土気の無い水をたっぷり含んだ籾殻だけの状態でした。 水はけ風通し日当たりの良い条件の所にそっと丁寧に植えましたが5/1(63日間)現在、苗木の 先端の芽葉らが徐々に下に向かってしおれて枯れてきます。 下の方に出ている若枝芽葉らはまだ元気ですがジワジワ下に向かってしおれてきます。 毎日育成を楽しみに観察していましたが、とても残念です。 どうしてこうなったのか、また、助ける方法は無いのでしょうか。 (水は表面土を僅かに指先で掘って乾いていなければやっていません) 《岐阜県・杉田さんより》 | ||
| 【A7】 |
◎さくらんぼの苗木のしおれについて 現場状況を確認しませんと、はっきりした回答はできませんが、次のような事が考えられますので、 確認してみてください。 @購入時の苗木の状態 ・今回春に苗木を購入しているので、越冬中の根の乾燥防止、凍害、ネズミ対策がされているか。 ・根量が多く特に白い細根が多いこと ・接ぎ木部が完全に癒合していること ・苗木丈は150cm程度が良い (苗木を取り扱いしている専門店であれば心配ないでしょう) A苗木の枯れ込み ・畑の土の状態 土壌酸度はどうか 基準値PH5.5〜6.0 対策:市販のリトマス紙や測定器で調べ低ければ石灰質資材で調整可 ・基肥の量や施し方はどうか 基肥の量が多すぎたり肥料が根に直接触れていないか(根焼けの原因) 対策:程度による(できない場合有り) ・除草剤について 以前畑で使用できない除草剤を使用したことがないか 対策:心あたりがあれば植え替えする ・苗木を植え付けしてからネズミに食害されていないか ネズミ等に食害された部分があればトップジンMペースト等の市販薬剤を塗っておく ・苗木が病気にかかってないか (紋羽病→さくらんぼの後にさくらんぼを植えた場合出やすい)
|