その他の質問
【Q1】 さくらんぼの大きさはどれくらいですか。
甘さのくふうはどのようにしているのですか。
【A1】
○大きさは種類によって違います。
  セ ネ カ       4〜5グラム
  ジャボレー       5〜6グラム
  高砂(たかさご)    5〜6グラム
  佐藤錦(さとうにしき) 6〜8グラム
  南陽(なんよう)    9〜 グラム
  ナポレオン       7〜8グラム
 ○あまいさくらんぼを作るには
   木を丈夫に育てる。
   木の葉や実に太陽の光をたくさんあてる。
   肥料をほどよくし、上手にあたえる。
   実を大きくし、色づきをよくする。
   畑の土づくりを上手に行う。
   病気や害虫から守ってあげる。
   甘い種類を植える。

   最近では、次のような品種のさくらんぼができます。
   紅さやか         6グラム   (早くとれておいしい)
   紅秀峰(べにしゅうほう) 8〜9グラム (大きくておいしい)

   さくらんぼのあまさは、たくさん食べても口あきしない糖分と、少し酸味が
   まじっているものがよいです。
【Q2】 さくらんぼと気温・降水量は関係ありますか。
【A2】 とても関係があります。さくらんぼ栽培には、年間平均気温11〜13度で寒暖があり、
開花期には風のない温暖な気候が適しています。
本市は年間平均気温が11.6度(平成12年度平均)と、さくらんぼ栽培には適切な
気候となっています。
      ○寒河江市の気温
       4月    平均気温    8.8度
       5月           15.0度
       6月           18.8度
       7月           22.8度

      ○寒河江市の降水量
       4月    平均降水量    77mm
       5月             84mm
       6月             94mm
       7月            162mm

  このように、寒河江市はさくらんぼをつくるのによい条件がそろっているだけでなく、
  農家の人たちが一生けんめい勉強して大事に育てていることも関係しているのです。
【Q3】 さくらんぼの苗木も、純粋な実生苗のままではなくて、ある台木に実付きの良い
穂木を接木するのでしょうか?
例えばミカンはカラタチの台木に実付きのよい品種の穂木を接ぐそうです。
これは色んな理由があると思うのですが、カラタチは根張りが良くて風害に強いと
いうのもあると聞きました。さくらんぼも同じように接木をしているのであれば
選ばれた台木にはどのような理由があるのでしょうか?
台木の名前とその理由をお知らせください。
 《大阪府 武藤さんより》
【A3】 さくらんぼに限らず、りんご、西洋梨など、すべて台木に接木をしています。
さくらんぼの場合は、繁殖のしやすさや、ワイ化性(低木化)するための台木が使用されています。

@アオバザクラ(通称 青葉台)・・生育がよく、多くの品種との接木親和性がある。
Aコルト(通称 コルト台)・・・・ワイ化性として導入されたが、あまり使用しないようである。
                樹勢が強く、落ちつかせるのが難しい。
【Q4】 さくらんぼ全部を収穫するのにどのくらい(時間が)かかるのですか?
【A4】 10aあたり(約17本)約160時間です。
このため、大きく経営しているさくらんぼ農家は収穫時期に多くの労働時間を必要とする
ことから、夜明け(4時頃)から日没まで収穫し、その後箱詰め作業を行い出荷しています。
また、それでも人手が足りない農家はパートを雇いながら収穫するようになっています。
ちなみに、受粉作業や剪定作業を含めた10aあたりの年間労働時間は300時間です。
【Q5】 おいしいさくらんぼを選ぶコツは何ですか?
【A5】 一般に、たくさん食べても口あきしない糖分と少し酸味がまじっているものが良い
ようです。また、新鮮、色(鮮紅色)、つや、硬さなどがあります。参考に、品種別の
糖度(Bx゚)、酸度(%)は以下の通りです。
 糖度(Bx゚)酸度(%)
紅秀峰18〜214.0〜4.2(PH)
佐藤錦16〜180.6
南 陽14〜266.0
紅さやか14〜193.7〜3.8(PH)
ナポレオン13〜150.8

【Q6】 こちらは長崎県です。自宅にさくらんぼの木が1本だけあります。結実するのは数個から数十個程度で、
結実のために他品種を植える必要があると考えております。しかし、現在の木の品種が分かりません。
市内の園芸関係店では佐藤錦が主流のようなので漠然と「佐藤錦かな?」と考えています。
見分け方等があったらお教え下さい。
 《長崎県・池崎さんより》
【A6】 枝ぶり・芽の着生・葉の形状などに特徴のある品種がありますが、管理状況でも変化しますので、
長崎県で外観から品種を判定することは困難かと思います。
さくらんぼの主要品種には、「佐藤錦」「ナポレオン」「高砂」があり、これらは相互に花粉のやりとり
をして結実します。但し、さくらんぼは気象条件によって結実が不安定で、各産地とも苦労しています。
出荷用品種ではありませんが、園芸店などでは1本でも結実する(自家結実性)品種を取り扱っている
ところもあるようですので、こうした品種を導入するのも良いと思います。
【Q7】 今、さくらんぼについて調べているのですが、実は誰に聞いても明確な答えがわからなくて
困っている事があります。
"さくらんぼの木一本には何粒の実がなるのだろう?"という事なんですが、わかりますか?
農家やさくらんぼ園に聞いてもわかりませんでした。
 《北海道・細川さんより》
【A7】 さくらんぼの樹1本からは約40kgの実が収穫されます。
1粒あたりの重さは平均すると5g位ですので、1本の樹には約8,000粒の実がなると
いうことになります。
【Q8】 サクランボの木の位置を動かしたいんですが、時期はいつ頃がいいのでしょうか?
またど〜いう感じで作業すればいいのでしょうか?建設機械で土を深く掘り、そのまま
移動箇所に植え替えようと思ってますが、いかがなもんでしょう??
それとも、根に付いてる土は取り除いて新しい土に植え替えた方がいいのでしょうか?
【A8】 植え替え時期は、葉が落ちてから(晩秋)〜芽の動く前(早春)にします。
樹齢にもよりますが、基本的には切断した根の量と同じ位の量の枝を切り落とします。
(根と枝のバランスを良くします。)出来るだけ根を痛めないようにすることです。
成木の移動は枯れ込みが入りやすく、難しいです。根の切断が多い分、枝を多く切る
(太い所も切るので枯れ込みが入る)ので、枯れる部分が多くなります。また、根について
いる土ですが、今まで健全に生育していれば、土は出来るだけ多く付けた方が良いです。
【Q9】 大阪の高校に勤務しています。園芸科で農業教育に携わっています。
養蜂にも取り組んでいます。ミツバチについて調べていたら、貴ホームページを拝見しました。
サクランボの受粉にマメコバチを用いているとのことですが、その人工培養の方法について
教えて頂けませんでしょうか?
 《大阪府 尾崎さんより》
【A9】 ○マメコバチ増殖について
増殖は、種となるハチを保有している農家から分けてもらい人工受粉する園地で増殖する事
となります。営巣のための市販の資材やヨシを利用して束にし、その中に巣作りをさせる訳
ですが、増殖させるための様々な作業が必要です。ヨシを利用した場合、ハチの利用が高く
なるように、切り口を揃えなかったり、中空の部分を掃除したり、仕切り壁となる湿った土
を準備したりということがポイントになるかと思います。
巣筒は中の幼虫が繭を作った後の7月から3月までに回収し、新しいヨシ筒を加えて園内で増殖
をはかるといったサイクルになっています。
【Q10】 さくらんぼは大まかに、甘みがあるものと、酸味があるものと、中国おうとうの3つに
分かれるそうなんですが、アメリカンチェリーはどの種類に属するのですか?
【A10】 アメリカンチェリーは、アメリカから輸入しているさくらんぼの総称ですが、
品種としては主に『ビング』が輸入されているようです。
この『ビング』は甘果オウトウに属します。
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