『鬱病』について〈5〉 生真面目なあなた、大丈夫ですか。自信がございますか ? 鬱病はよく見られる病気なのです。仕事熱心、凝り性、徹底的、正直、几帳面、正義感が強い、ごまかしやずぼらが出来ないといった性格特徴のあなた,生真面目なあなたが陥りやすい穴がこの鬱病なのです。あなたのこの特徴は、執着気質やメランコリー親和型などのうつ病親和性性格特徴といわれています。 症状的には感情の面での変化が中心になるのですが、身体的な領域にも変化は起こります。思考、意志・行動面でも当然のことながら変化がみられます。精神的なエネルギーがいわば枯渇した状態になります。下に症状を列記しておきます。 この病気は早期に専門医に相談することが大切です。がんばることはかえって病状を悪化させますし、「激励」は禁物です。いわば常識に反する対応がこの病気の難しいところといえます。 ワンポイントアドバイス・・・「がんばらないこと」・・・です。がんばらないようにがんばってはいけませんよ。 『症状』悲観的、気が沈む、不安、苛立ち、絶望感、考えが堂々めぐり、煮えきらぬ、判断力・記憶力・計算力の低下、自責感、後悔、自信喪失、自暴自棄、物への興味関心が少なくなる、何をやっても楽しくない、意欲がない、億劫で人と会うのを避ける、食欲低下、便秘、頭重、肩凝り、口渇、動悸、疲労倦怠感、体重減少、不眠(浅眠、早朝覚醒)、日内変動(朝気分悪く、夕方楽になる)・・・などです。なかでも注意が必要なのは希死念慮、自殺念慮、さらに自殺企図です。 |