POWDER REPORT
1月18日 仁田山牧場
「柵の向こうに見えるもの」

↑月山大橋
前日に続いて穏やかな天気模様。今日は初めての”仁田山牧場”国道112号線沿いのドライブインに車を止め、寒河江ダムの湖を越えた先に牧場が見え隠れする。本日もテレマークでののんびり歩きがはじまった。ここから先は冬期閉鎖の道路をひたすら歩く。

↑ニセ仁田山牧場の柵
月山湖にかかる橋を抜け、対岸に到着すると、日の当たらない北斜面で雪質は軽い。ゆるやかな道路をテクテク進むと、北に向いた開けた斜面とそれを取り囲む柵が見える。ここが仁田山牧場!?道路をはずしてショートカットでその柵まで行った。非常に立派な柵でどこから入ろうか迷ったが、どこも背丈より高く荷物を全部放り投げて、柵をよじ登った。

↑月山湖パーキング
スキーを履き直して急斜面をハイク、登り切ったところで何やら建物が見えてきた。牧場の管理小屋か!?と思った瞬間、その前を大型バスが猛スピードで通り抜けていった。そう、ここは高速道路の月山湖パーキング。越えてきた柵は、パーキングの柵だった。思った以上に到着が早いと思ったのは大きな勘違いであった。通り過ぎる大型バスの観光客から好奇な目で見られ、そそくさと柵を越えて退場した。

↑テクテク歩き
なんだかんだあったが、再度道路に戻ってテクテク歩き。我らのトレースの他には動物の足跡しかない。

↑仁田山牧場到着
3時間弱で目的の牧場に到着。真っ白な広々とした風景と遠くに見える月山湖、月山山系を眺めながら、BEERで乾杯、カップラーメンで腹を満たした。

↑masaharu
「いつもの乾杯」

↑masaharu
「腹が減ったらカップずる!(カップラーメン)」

↑masaharu
さて、滑りはあえてレポートするような内容無し。まったりテレマークポジションを決めて終了。「柵の向こうに見えるもの・・・それは高速パーキングだった。」ちなみに本当の牧場にそんな立派な柵はあるはずもなかった。