POWDER REPORT
2月7日 さどやま
「チーズフォンデのような雪に包まれて」

↑kuro
これまでの雪不足で前回はブッシュだらけだった。この頃の度重なる寒波襲来で降雪量もグッと増えてきた。
”さどやま”は、期待通り真っ白い雪に覆われていた。
最初はアルペンでおもいっきり粉をとばす。かなりいい雪質で皆笑顔。
「チーズフォンデみたいな雪質だっそ」YOZANが比喩する。
「食ったことないから、その意味わがらね」と、返す。
しかし、スキーと下半身に当たった粉がふわっと後方に飛んでいく。

↑masaharu

おニューのファットスキーにも随分慣れてきて、「チーズフォンデ」みたいな深雪にスキーを潜り込ませ、全身に粉を浴びながら、ターン弧を刻む。
仲間のマナーはすこぶる良く、斜面の端から行儀良く、粉を頂戴する。

↑テレマーカー羊山
途中でヒールフリーにチェンジするのが今シーズンの定番メニュー。YOZANは驚異的に上達し、安定度はアルペン以上となった。
一方、kuroとmasaharuの上達のスピードは遅い。

↑テレマーカーkuro

少しは上達しているのだろうが、”一滑り、一転倒・・粉まみれ”は相変わらずのようだ。
バランスを崩すと一気に粉の中へダイビング。粉の中から顔を出すと仲間のゲラ笑いが聞こえてくる。
これもまた楽しい。
しかし、テレマークでの転倒は粉の中だから楽しいのかもしれない。硬い斜面だったらどこか怪我をしそうな気がする。

この日は日中の降雪と適度な風のおかげで最初のトレースが次第に消えていく「ゾンビパウダーデイ」
まだまだ滑るとこがあったが、”粉の食い過ぎは体に毒”ってことで終了。満腹な一日。