POWDER REPORT
3月21日 岩木山
「神社から神社を目指す」
朝、岩木山を見上げる。ピーカンであった。
雪上車の待ち合わせは8時。準備をすませ、雪上車を待つが5分前になっても出てこない。連絡を入れると、今起きた・・とのこと。
快晴の中、雪上車に揺られ,、いつものポイントを目指す。
そうそう、今年の雪上車のバージョンアップはスキーラックがついたこと。
昨年までは紐で固定していて、その紐が緩んでスキーを落としたことがあった。

↑八合目付近
雪上車を降り、シールで登高。斜面は硬めであったため、自然と直登になってくる。やっぱり晴れは気持ちいい。

↑リフト中間部
リフトの中間部からは急傾斜のため、シールスライド。ここからアイゼンを装着。いつもこの地点は大汗が噴出す。

↑スキーってこんなに重いっけ!?
リフト降り場から、鳳鳴フュッテを経由して、ピークを目指す。
昨年よりやはり雪が少なく、岩肌と氷の急斜面を慎重に登る。

↑ピークの岩木山神社
岩木山のピークに立つのはこれが初めてであった。
岩木山神社は屋根の下の部分は雪に覆われていた。
しばらくその山頂からの景色を楽しむ。
白神山地、日本海、津軽平野、八甲田連峰・・絶景である。

↑kuro ピークから滑り込む
滑り込む斜面は神社の鳥居側をドロップポイントとした。最終目的地は弥生神社。標高差1400mのダウンヒル。
ハイクアップした岩肌の斜面とは雪つきが全く異なり、15cm程の新雪の中を滑り出した。

↑YOZAN 
斜度はかなりあり、YOZANはテレマークポジションがとれない。でもコケずに滑り込む。

↑masaharu
トラバースしながら、大黒沢上部の斜面へ移動。変化する雪質を気にしながら急斜面を下へ・・・落下。

↑kuro 大黒沢
そして、でかーい大黒沢に入る。ファーストトラックと思いきや、一本トラックが入っていたのは少し残念であった。が・・広い斜面に大きなターン弧で滑走。


↑masaharu 
北向きの斜面は思った以上に雪質が良い。スピードをあげて滑走。

↑YOZAN
ようやく調子の出てきたYOZAN。テレマークポジションで軽快に滑走。奇声があがる「最高!」

大黒沢の下部で刻んだトラックを眺めながら昼食。
今日は久しぶりに山にBEERを持ってきた。
「乾杯!」

当然、格別に美味い・・・

最後はりんご畑に滑り込む、アップルツリーラン。剪定作業する園主にご挨拶。
「今年のりんごの出来はどうですか?」
「青森のりんごは毎年うまいんだ!青森のなかでもここのりんごはさいこうだー」
と、言ってたような・・津軽弁でちょっと分からない。

↑岩木山を振り返る
そして、弥生神社に到着。まんぞく・・まんぞく。岩木山神社から弥生神社までの滑走を終える。

↑左がピーク。中央が大黒沢
宿に帰って、温泉+BEER。
な、なんと、今日も夜8時前には撃沈。