POWDER REPORT
3月21日 岩木山
「爆風・・後、晴れ」


天気予報は晴れ
しかし風が強く、お宿の辺りの木々も揺れ動く
なんとか山越えして、大黒沢を目指すプランでスタートした
”いざ、大黒沢へ！”


今年のこの大雪で、スカイラインの除雪は
大幅に遅れている。
リフト乗り場も休憩所もすっぽり雪に覆われていた

☆

リフト乗り場からは岩木山山頂が望めた
風向きは西風、昨日とは逆向きの風だ
ここからゴーグルをつけてのハイクアップ
標高1200ｍ付近から、風が次第に強まる


リフトの半分付近からはシール登行をあきらめ
途中からアイゼンに履き替えた

リフト降り場付近の標高1450ｍ、そこは”爆風”地帯
プランを変更するか否か・・しばらく様子をみることにした


風が少し、穏やかになった・・・気がして
プラン通り、鳳鳴ヒュッテを目指す

☆

鳥ノ海噴火口脇を経由するコルは風の通り道
”爆風”が見える
足元をふらつかせながらも、何とか鳳鳴フュッテ到着

☆

ここから先のルート選びも迷いに迷った
山頂目指して急斜面を登るか、標高を落とさずこのまま回り込むか!?

結果的には一度降りて、大きくトラバースして
大黒沢上部に向かった
☆
目指す大黒沢は岩木山の東斜面
風がおさまり、視界が開けてきた
左手に岩鬼山を見ながら大黒沢上部に到着

昨年、一昨年と滑り降りてきた斜面を眺めながら
「こんなに急だっけ!?」
弱気なテレマーカーは”アポーン”状態


”いざ、大黒沢へ！”

First　Trackはkuro
やや硬めの締まったバーン
でかい大黒沢にちっちゃなターンを刻む


YOZANはスピードを上手くコントロールしながら
滑り込む


masaharuはスピードを上手くコントロールできないが
いきおいで滑り込む


まずは一本、
大黒沢の下部まで滑り込んだ


そして登り返し
次第に山頂付近の風も穏やかになりつつあった


一本一本が緊張のテレマーク
我々の技術レベルを考えると
限界すれすれの斜度


この斜度にも次第に慣れてきた


限界スピードを上げながら
フォ-ルラインへ滑り込む


大黒沢にそれぞれのトラックを刻んで
ご満悦


自然が作った雪だるまを通過し


いつものりんご畑を通過し


弥生神社に到着

振り返ると
岩木山はまだまだ
”爆風”が吹き荒れていた
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