POWDER REPORT
1月13日 月山TEXT BY KAZOO
AM3:30起床。眠い目をこすりながら、米沢を発つ。大江町経由で、志津温泉の行き止まり(雪止まり?)に到着。スキー班、ボード班に分かれて、出発。途中、前日からのビバーク1泊チームと合流。あっ!つるこちゃんだあ!かっわいー!うれしー\(^o^)

少し歩いて、ビーコンチェックのため停止。まず、4人ずつのグループに分かれる。一人が離れて立ち、発信モードにする。ほかの三人は受信モードにして、その脇を通過。受信音はきちんと鳴るか、距離数はきちんと表示されるかをチェック。
そして、危険を知らせる笛を持っている人を中心に新たにグループが編成され、再び出発。ちなみに我がグループの笛の持ち主はジュリ。ヒョロ〜ヒョロ〜という、か細い音に不安を抱きながらも後に続く。

↑高村講師のアドバイスを受けながら

↑「七横会」
ボードチームはスノーシューゆえに、急斜面も直進あるのみ。スキーチームはガイドの高村さんのアドバイスを受けながら、歩きやすいところを蛇行しながら進む。斜面を滑ってきた弧を逆にたどるような気持ちで、ルートをとるのだそうだ。それとスキーは滑らせながら大きく前に蹴りだし、足裏全体でグッと踏みながら歩く。つま先に重心をもっていくとたちまち後退するか、バランスを崩してしまう。んーなるほどー。
私とつるこちゃん(以下、カワイ子ちゃんチーム)は、まんずカトーさんのやさしい(!?)声援とアドバイスを頂きながら、ひたすら歩く。
↑まんず かとー&kazoo(カワイ子ちゃんチーム)

弱層テスト
そして、ピットチェックのために、再び停止。弱層部がパッカリ分かれて、感動でした。ふと我に返り、眼下を見下ろすと墨絵の世界。ここまで頑張って歩いたご褒美なのでしょうか?さらに、ハイクは続く。
ばらく歩くと前方に、5月に泊まった宿が見えた。雪に完全に埋まっている!!さすが月山。春までご無事で…。アディオス!姥沢小屋付近でハイク終了。疲労のため放心状態で、カレーパンを食べる。と、気がつくとみんな出発の用意をしている!
↑姥沢駐車

↑ジュリ(おニューのヘルメット)

ジュリもおニューのオレンジメットを装着し、スタンバイOK!蔵王で見かけるスポ少BOYたちを彷彿とさせるいでたちである。KUROさんに続き、スキーチームGO!みんなかっこよく滑り出す。「さあ!カワイ子ちゃんチームも行くわよ〜!」……あれれ?ずぼずぼ…キャー!!どてっ!!(あとは、ご想像の通りです。)

そして、雪に閉ざされ静寂の中に身を潜めていたいただきに、突如として響きわたるショッカーの叫び!これがうわさの雄叫びかー。すごすぎる…。しかし、木々の間をチョッカリで滑っちゃうとこは、見ているだけでも最高に面白かった!昔、2シーズン程かじったボードが、少し懐かしくなりました。

少し重たいモコモコ雪と格闘しながら、ネイチャーセンターを経由して車まで到着。

本当に、本当にお疲れ様〜。疲れたけど、いろんなことを学んで体験できてすごーく充実した1日でした。こんなにハイクしたのは初めてでした。少しずつ、このような経験を積み重ねて知識と自信をつけていきたいと思います。主催してくださった七横会のみなさま、ガイドのみなさま、本当にありがとうございました。

と、ジュリのヒョロヒョロ笛どうしたの?え?無くした?!…チャンチャン♪