大日寺跡(湯殿山神社)

所在地  山形県西村山郡西川町大字大井沢

    大日寺跡は西川町の西方、大井沢の中村にある。大日寺は、天長年間(824〜833)に弘法大師の開基とされ、応永2年(1395)、道智上人によって大井沢が開かれると、その最盛期には大日寺から湯殿山までの道が、三山詣での笠の列でつながって見えたといわれている。堂塔の復元図と現地で実際の跡地を見るとかなり大きな規模の寺院で、全国的にも有名だったといわれる所以が納得できる。明治の廃仏毀釈によって湯殿山神社と名を改めたといわれるのだが、惜しまれるのは19世紀初頭の明治36年(1903)、火災のため焼失し、現在の石垣と山門を残すだけとなった事だ。大日寺見取堂塔復元図によると入り口には巨大な湯殿山碑と惣天門がありそこを通ると右に妙智院と並んで蓮花院があり、左には中村地蔵尊と金蔵院があってその奥に福蔵院があった。

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大井沢の大日寺跡。2002/9/16

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大日寺の解説。2002/9/16

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大日寺の見取り図看板がある。2009/11/8

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入り口の左右に門跡の石垣がある。2010/7/4

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妙智院跡。2010/7/4

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蓮花院跡。2010/7/4

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金蔵院があった。2010/7/4

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中村地蔵尊堂。2010/7/4

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福蔵院跡。2010/7/4

仁王門を正面に見て階段を上り門をくぐった先が本堂であった。本堂の左に庫裏台所があって右に鐘楼堂があった。その脇に髪塚があって池もあった。本堂の裏に回ると多くの代参塔群や石塔があって中興の祖といわれる道智上人塚もある。その奥には歴代の墓といわれる墓碑がたっている。

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仁王門。2010/7/4

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本堂跡。現湯殿山神社。2010/7/4

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庫裏台所跡。2010/7/4

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焼け残った鐘楼も今は無く鐘楼跡になってしまった。2009/11/8

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髪塚跡。2010/7/4

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多くの石塔が建っている。2009/11/8

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道智上人の塚とは?。2010/7/4

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大日寺歴代方丈墓。2010/7/4

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