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lackgirl>>お気づきのことと思うが、私の絵において多くの娘たちは舌を見せている。当初はワンパターンになるので、毎回用いるのは避けようと考えていたところもあるのだが、近頃では舌を描くのが好きならその表現法をいろいろ変えることで、ワンパターン化を避けようと試みるようになった。ここでは、猥褻画における舌(tongue)の役割について考えてみる。
lackgirl>>まず一般的なものとして表情を形作る役がある。舌を出す表情は通常「失敗、羞恥、拒否」などの表情つけの一助となる。しかし私はこういったマニュアル的な役割のほかにも、その動物性、つまり潜在する獣的印象に注目したい。特に涎を垂らす舌はこの印象が強いように思われる。言い換えれば「無我としての動物性」の表現に舌は利用できると考えているのだ。性的恍惚状態の中で思考が混沌としてくるとき、その感覚を絵的にあらわすときに舌が果たせる役割は大きい。
lackgirl>>そこで、この動物的表情の表現として舌を用いる場合について考察してみる。この場合に限ってもさまざまな表現が考えられる。舌を伸ばして宙を泳がせれば混乱をあらわすことができるし、だらんと垂らせば「酩酊、恍惚」、また、口の線にそって走らせれば「欲情」をあらわすことができる。
lackgirl>>私は官能の表情を表現する手段として「舌」を用いるときは、通常太目の舌を用いるようにしている。それに対して次回話す「道具的舌」として用いる時には細めの舌を用いる。これはあくまで私の感性として導き出された結果であるので、他の人にとってどうかはわからないが、私にとってはその方が「股間に響く」のである。
lackgirl>>自分が感じる表情を、描いたり作品にふれたり、また実物に触れたりして「感じる舌を捜す」ことが大事であろう。問題意識をもって(自分の股間に敏感になりながら(笑))より感じる舌の見せ方は考えていきたいものだ。
lackgirl>>次回は上にも書いた通り「舌のもつ絵における道具的な役割」について考えてみたい。涎という重要な要素もあるので、次々回にまでもつれるかもしれないが・・・ |