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今年2回目の八甲田、岩木山に行って来ました。

  2/18の午後から出発して八甲田、岩木山、安比と周り昨日の夕方帰
ってきました。

 木曜日の午後1時、酒田を出発して7号線を北上碇ヶ関ICから東北自
動車道にのり青森ICに6時過ぎに到着。駅前のカプセルのチェックイン。

  秋、出張の時行った一八寿司に行ってみる。タコと玉子をつまみにビ
ールを飲んでいると背広姿の50代と思われる紳士が空いていた隣の席
に座る。しばしもテレビを見ながら飲んでいると板前に話しかけている。
結構常連のよう。

 突然、お銚子を差し出され、私もお酒に変え、差しつ差されつで話し
込んでしまう。折角山形から来たからとかなり飲ませてもらう。

 もう一軒行こうと誘われ、その前に腹ごしらえと言うことで上寿司ま
でごちそうになってしまう。会計を済ませタクシーで彼のなじみのスナ
ックへ向かう。

 そこでもビールをご馳走になり、もとの寿司屋に車があるとのことで
そこまで代行で送ってもらう。名刺をもらうと地元の建設会社の常務で
あった。

青森人はいい人だ!!

 帰りがけにショットバーにより仕上げて就寝。

 金曜日 7時にカプセルを出発し、ロープウエーに向かう。ゲートは
やはりしまっていたが、10分ほどすると除雪関係者が上から降りてき
てロープウエー方面なら行っても良いとこと。山荘に8時着。

 地下大広間で着替えてガイドツアーを申し込む。

 1本目は田茂やち岳を北から巻き偽田茂やち岳の東斜面を滑り、毛無
だいに滑り込むコース。

 寒水沢までの斜面は斜度もあり、膝パフ。木曜日はもなかだったよう
だが、下の雪は汚いが堅さが無くなり、結構気持いい。

 これぞ八甲田の醍醐味というコース。

 2本目はへも。ガイドに変形モッコ沢かと聞くと変則モッコ沢打と言
う。スキーは10人くらいで前に来たときも一緒だった朝日新聞グルー
プが居ていろいろしゃべりながら楽しいスキーになった。ガイドは前回
居なかったでかい顔の四角い葛西氏、外崎氏はフォローガイド。

 土曜日は八甲田温泉コース。山頂付近の雪は堅く締まり、先が思いや
られたが、前岳の北西斜面は前回以上に深く、フェースショットで最高。
人数が20人近いので時間が掛かるが視界もそれなりにあり結構楽しい。
この日初めてモリソンモデルを履くスキーヤーを同じグループに見つけ
た。

 前回も居たSOSのウエアを着た、カップル(成瀬夫妻)の彼女は同
じように騒々しい。

 八甲田温泉のゲートに2時近くについて、この日はこの1本で終了。
宿で入浴後、岩木山に向かう。

 弘前から岩木山までの道筋でザックを背負った自転車の若者を見かけ
たが、なんとその彼もワンダーランドに来る。夕食時からいろいろ話し
込む。

 大阪で古着屋を何軒かやっている28歳。仕入れがてらのにアメリカ
へたびたび行っているとのこと。旅行、ボードの経験も豊富でその話で
盛り上がる。

 大黒沢のボーダーのビデオを見て、4月は是非、行こうと心に決める。

 日曜日始発の雪上車に乗り込む。ねらいは嶽Bコース右の沢。ローカ
ルボーダー数人が赤沢方面にハイクしていったが、視界が悪いのでハイ
クはやめ予定通り沢に入る。重めの雪だが腿まであり、フェースショッ
ト。前回よりかなり下まで攻め、尾根にトラバース後、2度ほど沢に滑
り込む。枝沢が入る手前で尾根に上がるが、1人のトラバース&ハイク
は厳しい。
 
 2本目も同じコース。沢に幅が狭いので3本分しかないが、トラバー
スが大変なことと景色がよくないので誰も来ない。前回の雪上車券の残
り2回分を使い果たし終了。待合室での話によると成田氏グループは赤
沢方面に本格的にハイクするよう。宿に戻り温泉に入浴。八幡平の向か
う。

 八幡平温泉郷に友人妻の会社保養所があり、そこに友人他数人が安比
に来ているのに合流する。

 宿の主人はテレマークに先生で山にも詳しい。早速、八幡平の状況を
聞くが、ここ1週間ずっと晴れで樹氷は綺麗だがパウダーは無いとのこ
と。逆に八甲田、岩木山のことを根ほり葉ほり聞かれる。
 
 月曜日は以上のような状況で安比でゲレンデスキーをする。西森の林
にはいると思わぬパウダーが残っておちょっと満足。