奥塩原元湯温泉元泉館



栃木県塩原温泉郷元湯温泉の開湯は、1200年程前に徳一大師が、この地を発見したことに始まります。秘湯の宿元泉館は、塩原温泉発祥の地
で、奥塩原元湯温泉を流れる赤川渓谷沿いの旅館です。周囲は原生林に囲まれており、 秘湯の雰囲気に満ちた心安らぐ静かな環境の中に佇ん
でおります。塩原温泉の歴史を今に語り継ぐ古書、「塩原之縁起」にも「名湯」と謳われた伝統の温泉です。元泉館は奥塩原元湯温泉にある明治17
年創業の老舗宿です。浴場は高尾の湯(大浴場・露天風呂)、邯鄲の湯(岩風呂)、宝の湯(檜風呂)があります。乳白色や緑色など3種の自家源泉
を持ち、4種のお風呂との最高の組み合わせで温泉を楽しめます。内湯と露天が付いた大浴場は、10人ほどが入れ木のぬくもりが感じられる浴槽と
なっています。泉質は、刺激の少ない中性の硫黄泉です。美肌効果の高いメタケイ酸の湯は、美人の湯”として有名です。ひょうたん型の
ユニークな露天風呂は灰がかった乳白色でした。





栃木県那須塩原市湯本塩原101番地 пF.0287-32-3155 泉質:含硫黄−ナトリウム−塩化物泉 炭酸水素塩温泉 泉温50.6℃
効能:神経痛・関節痛・筋肉痛・五十肩 ・切り傷・火傷・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病・糖尿病・高血圧症・動脈硬化症等

奥塩原新湯温泉
渓雲閣



標高1000メートル以上・塩原温泉の奥地、硫黄山が噴煙をあげる奥塩原新湯温泉は湯治場の趣きを今に残す出湯の里です。渓雲閣は、江戸時代
初期に奥塩原新湯温泉が出来て以来、硫黄泉の源泉掛け流しを守っています。風呂は男女別の内湯と貸切霧風天呂2ヶ所があります。内湯は男女
同じ造りで、6〜7人が一度に入れる大きさで、南面に開け山の景色を眺める展望風呂になっています。温泉は噴火口から直接タンクにいれ、そこから
内湯と露天風呂に注がれています。源泉温度が80度の高温なので、こうすることによって加水・加熱せずに浴槽では適温となります。泉質は硫黄泉の
所謂濁り湯で、硫黄の臭いがかなりあります。成分が濃く、グレーに近い色になっていて、酸性度が高く、飲むと酸っぱく、皮膚にはなまらかな感触があ
ります。、貸切り露天風呂は1階にあります。左右相似形で湯船の大きさも同じです。入口の札を確認して、空いていればいつでも利用できます。
かつては男女別の露天風呂でした。





 

栃木県那須塩原市湯本塩原37 пF0287-32-2361 泉質:単純酸性硫黄温泉 泉温:68℃
効能:神経痛・リューマチ・糖尿病・高血圧・筋肉痛・冷え性・痔疾・関節痛・切り傷・打ち身・動脈硬化・水虫・運動障害等

那須湯本温泉ホテルビューパレス



那須の名湯と言えば1300年の歴史を持つ「鹿の湯」です。その鹿の湯を露天で楽しめるラグジュアリーな絶景ホテルがあるのをご存知ですか?那須
高原湯元の高台にある「ホテルビューパレス」がそれです。850メートルの高台に佇むホテルからは関東平野を一望でき、目の前に広がる絶景に、森
に囲まれた静かな佇まいと庭園、白濁の名湯「鹿の湯」の湯です。露天岩風呂は、当然乳白色の濁り湯で、若干青みがかっているように見えます。
「鹿の湯」と同じ那須湯本温泉ですので、硫黄分を多く含み、酸性なので白く濁ります。硫黄のに臭いはそんなにキツくはないです。湯口から離れるほ
ど温度が低くなるので、ゆっくり入りたい時は湯口から遠い所で入って、お湯から上がる時は湯口のそばで体にたっぷり新鮮な温泉を染み込ませると
いいですね。内湯は温泉ではありません。内湯を温泉にすると、硫黄を多く含んだ温泉の湯気によってカランの蛇口など金属のものがすぐに
黒く錆びてしまうそうで、仕方なく内湯は普通のお湯にしているんだそうです。





栃木県那須郡那須町湯本212  :0287-76-1111 泉質:単純酸性硫黄温泉 泉温:57.2℃
効能:神経痛・関節痛・筋肉痛・五十肩・慢性消化器病・痔疾・冷え性・慢性皮膚病・慢性婦人病・糖尿病・高血圧症・動脈硬化症等

高雄温泉
おおるり山荘



おおるり山荘は、標高1,200mの位置に有ります。那須七湯の一つ高雄温泉は湯本の温泉街から少し離れた場所にあります。歴史はかなり古く、記録に
登場するのは江戸時代の天保年間、元代官が少し離れた所に浴場を造り、山岳信仰の登山者に利用された事から、「行者の湯」と呼ばれていました。現
在の場所に移されたのは明治との事でした。おおるり山荘は2004年にオープンしました。おおるり山荘の大浴場は、豊かな硫黄臭に包まれ、大きな浴槽が
あります。湯は硫黄泉で白濁していますが、湯口から流れ出る源泉は透明で、湯口下が仕切がありそこを溢れた湯が白濁することが見て取れます。無論
掛け流しであることは言うまでもない。なにせ毎分1000?の自然湧出の源泉です。露天風呂は、建物に沿って数10m進むと木の柵に囲まれた所にあります。
手前が女湯、先が男湯で、奥には源泉の湧き出し口があり大量の湯が流れ出しています。広い湯舟からは那須野ヶ原が見渡せ、遠くに
八溝山が見えています。





那須郡那須町大字湯本212-486 пF0287-76-6321 泉質:含硫黄-カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉 泉温:40.1℃
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・慢性消化器病・痔疾・冷え性・切り傷・火傷・慢性皮膚病・慢性婦人病・糖尿病・リウマチ・虚弱児童等

上塩原温泉華の湯



上塩原温泉は、国道400号線沿いに続く塩原温泉街から、4kmほど離れた広い谷間にある温泉地です。箒川の源流付近にあって、保養向きの温泉
旅館がぽつぽつと散在しています。上塩原温泉の国道沿いに新しくできた公営日帰り温泉が「華の湯」です。塩原温泉中心部から行くと国道400号
線の左側にあり、広い駐車場があるのですぐ分かります。浴室は窓が広く明るいです。床や湯船は石を敷きつめてけっこう贅沢な雰囲気に作られて
います。お湯は無色透明であっさりとした感じです。内湯から外に出ると大きな岩を組み合わせて豪華な雰囲気の露天風呂があります。お湯が岩の
上から注がれていて趣向がこらしてあります。塀があるので眺めは今一ですが、日本庭園風でけっこう満足できます。





栃木県那須塩原市上塩原603番地  пF0287-31-1058 泉質:炭酸水素塩泉、塩化物泉 泉温:65.6℃
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・打ち身・慢性消化器病・痔疾・冷え性・火傷・切り傷・慢性皮膚病・慢性婦人病・虚弱児童等

塩原温泉楓の湯



塩原温泉は、野趣溢れる露天風呂や昔ながらの公共の外湯、気軽に楽しめる日帰り入浴施設がたくさんあります。雰囲気も泉質も違う温泉めぐりが
お楽しめます。畑下温泉には、楓の湯(旧名青葉の湯)という河原の露天風呂があります。日本最大級の足湯「湯っ歩の里」、から歩いて15分くらいは
歩いた所の吊り橋を渡ると岸辺に露天風呂があります。のどかで昔懐かしい風情がそこにはあります。その「青葉の湯」は、のぞき被害や盗難が続い
ていた事から、自治会としても管理しきれず数年前に閉鎖されました。その後近くにある宿「湧花庵」の所有となり、その名も『楓の湯』
に変わり、宿の貸切露天風呂として使用されています。





栃木県那須塩原市塩原454 山ゆりの吊橋袂 Tel:0287-32-2010(湧花庵) 泉質:ナトリウム-カルシウム・塩化物泉
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・打ち身・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・病後回復・疲労回復・健康増進等