草津温泉煮川乃湯



湯畑から10分、大滝乃湯から1分のとこにある木造りの煮川の湯は、18ヶ所ある共同浴場のなかでも湯質が素晴らしいです。草津の中で
3番目に熱い源泉で浴槽温度では1番熱いのだそうで、熱い湯好きの地元の方にファンが多いようです。草津共同浴場の中では珍しくタマ
ゴ臭プンプン、湯口にはコテッと白黄色の湯花が付着しています。更に煮川乃湯で利用している煮川源泉に入れるのはここだけなので貴
重です。浴室は、4人サイズの浴槽に源泉がかけ流されています。湯は見た目黄色っぽくとても綺麗なお湯です。いかにも酸が強そうに見
えます。かけ湯をするとかけ湯だけで肌にピリピリと刺激がきます。熱かったので何度も何度もかけ湯をしてから入浴しました。長湯はでき
ませんが、出たり入ったりを繰り返して入るのが最高に気に入りました。5分入って5分休憩してを繰り返して入るのが通の入り方だそうです。
源泉投入口では49.8度あるそうです。源泉投入量も熱い温度でドバドバと投入されてます。湯の匂いは硫黄のいい香りがし、味は酸味が強
くわずかなコクを感じました。草津温泉の中で「白旗乃湯」と同じぐらい「煮川乃湯」が一番クセになる温泉です。





群馬県吾妻郡 草津町草津583-1 Tel:0279-88-3642(草津観光協会) 泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩泉・塩化物温泉 泉温:45.0℃
効能:神経痛・関節痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺・慢性消化器病・痔疾・慢性皮膚病・慢性婦人病・虚弱児童・動脈硬化症・糖尿病等

草津温泉
千代の湯



草津にたくさんある無料の共同浴場の中で観光ガイドでも紹介されている所の一つです。草津のシンボル湯畑の下流側、湯滝のすぐ近くに
あります。建物は大きな旅館にはさまれています。男女の内風呂のほかに時間湯を行うところがあり、時間湯は治療を目的とした草津の特
別な入浴法で、今でも行われている。時間湯の利用は湯長に申し込む必要があります。千代の湯は、草津温泉の中心にある共同浴場です
が、他の共同浴場よりも風格の異なった造りになっています。浴槽の縁の部分は木製で、洗い場も石を敷き詰めたもので、全体的に温かみ
のある印象を持つ造りになっています。源泉は湯畑から引いています。温泉は無色透明です。源泉温度は51.3℃。パイプが詰まるため、蛇口
は24時間開けっ放しで、閉めることを禁じられています。入浴客がいないと湯温が上がり、水を入れないと熱くて入ることが出来なくなります。
温泉を口に含むと非常に酸っぱい味がして歯が溶けそうです。浴槽は広くありませんが、地元の方が毎日清掃されているので非常に清潔です。
入浴客はひっきりなしにやって来ますが、それでも湯温は高いです。施設の年季の入り具合が、この施設の味わいを深いものにしています。





群馬県吾妻郡草津町草津367-4 Tel:0279-88-3642(草津観光協会) 泉質:含硫黄-アルミニウム・硫酸塩・塩化物温泉 泉温:51.3℃
効能:神経痛・関節痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺・慢性消化器病・痔疾・慢性皮膚病・慢性婦人病・虚弱児童・動脈硬化症・糖尿病・高血圧症等

草津温泉御座乃湯



草津町長 黒岩信忠の掲げた湯畑再生計画「湯源湯路街」の一環として、2013年4月に草津温泉街の中心、湯畑上流にオープンした日帰り
温泉が御座之湯です。御座乃湯の御座の由来だが、日本武尊が東国征伐の帰りに湯けむりを発見し湯に浸かった時に腰を下ろした石を御
座石と呼んだとされているが、一方、源頼朝が座った石を御座石としている記述もあり、そもそも室町時代以前に草津温泉は発見されていな
かったという説もあるようです。浴室は天井が高く、開放感があってとても広いです。浴槽は2つあり、2種類の源泉「万代鉱」と「湯畑」がそれ
ぞれに投入されています。湯畑の源泉は古くからありましたが、万代鉱源泉は後の掘削で利用できるようになった源泉です。湯畑源泉は湯
量が多く新鮮、万代鉱源泉は湯船の大きさに対してちょっと少ないかなという感じでした。まず万代の湯へ入ると、やはり他の同源泉のところ
と同じく肌にピリピリと刺激があってすっぱい味が強いです。肌も溶けてヌルヌルします。湯畑源泉はすっぱさはほどほどで刺激はまだマシと
いった程度の刺激です。この二つを交互に入り比べられてなかなか楽しかったです。奥が湯畑源泉で手前が万代鉱源泉です。





群馬県吾妻郡草津町草津421 Tel:0279-88-9000 泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉 泉温:96.5℃
効能:神経痛・関節痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺・慢性消化器病・痔疾・切り傷・火傷・慢性皮膚病・慢性婦人病・虚弱児童等

草津温泉地蔵の湯



白幡の湯に続いて温泉マニアに評価が高い共同湯「地蔵の湯」は、湯畑より少し離れるので以外と空いています。地蔵の湯の建物は
改築さ2006年4月に再開され、元の位置から西に少し移動して全体も大きくなりました。周囲を鄙びた湯治宿やお堂に囲まれ、古びた湯
小屋も相まって雰囲気抜群です。湯元がすぐ横の「地蔵源泉」ときているので鮮度抜群の極上湯が楽しめます。「地蔵の湯」は2006年に
山小屋風に建て替えられ、他の共同浴場とくらべて新しく広々としているところが特徴です。脱衣所と浴槽が一体化しており、木をふんだ
んに使った内装はぬくもりを感じさせます。高い天井は開放感たっぷりで、温泉は少し青みを帯びた湯に、天井からの光が差し込む様子
はとても綺麗です。地蔵源泉から引いている自慢の湯はかけ流しで、pH2.1という草津らしい強酸性の湯です。硫黄臭は程よく、草津温泉
の中ではマイルドな方といわれています。浴槽には「天然の入浴剤」ともいわれる草津名物・湯の花がフワフワと漂います。「地蔵堂」のそ
ばには地蔵湯畑もあります。草津温泉のメインの湯畑のような大きなものではなく、地蔵源泉単独の小さな湯畑です。
湯の花がたくさん沈んでいる様子など、なかなか他では見られない景色を見ることができます。





群馬県吾妻郡 草津町草津299 Tel:0279-88-0800(草津温泉観光協会) 泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉 泉温52.3℃
効能:神経痛・関節痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺・慢性消化器病・痔疾・慢性皮膚病・切り傷・火傷・慢性婦人病・虚弱児童・動脈硬化症等

草津温泉大滝乃湯



草津温泉には20軒近くも無料で入れる共同浴場があってまさに温泉天国です。お湯が激アツなのと私の大好きな酸性湯なので、お気に入
りの温泉地です。大滝乃湯は日帰り温泉施設で、草津温泉で唯一混浴がある温泉です。スーパー銭湯のような造りですが、お湯は草津温
泉と同じ本格派です。大滝乃湯は、古くから草津に伝わる合わせ湯があります。これに入りたくて、大滝乃湯に訪れる人か多いです。温泉の
豊かな成分を水で薄める事なく、自然冷却して適温になるよう源泉が浴槽を順々に巡って行って、一番湯から順に熱くなっているので、一番
手前のぬる湯から入って少しずつ体をならしていきます。季節により変わるけれど、一番温度の低い浴槽は38度~40度、一番温度の高い浴
槽は45度〜46度もあります。初めての合わせ湯です。2つ目の42度がちょうどよかったです。久々の酸性ですが硫黄もそれほどきつくないで
す。大浴場は天井が高く窓も広くて開放的な空間です。合わせ湯よりも、大浴場の方が快かった。あまりにごりがなく
透明なお湯でした。表に出ると露天風呂も用意されています。





群馬県吾妻郡草津町大字草津596-13 Tel:0279-88-2600 泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉 泉温:45.0℃
効能:神経痛・関節痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺・慢性消化器病・痔疾・打ち身・捻挫・切り傷・ゆけど・慢性婦人病・慢性皮膚病等

草津温泉白旗の湯



湯畑の源泉にある共同浴場 、白旗の湯は、草津に沢山ある共同浴場の中で観光ガイドでも紹介されている所の一つです。無料の共同浴場
の中で最も大きく、1994年に建て替えて建物も比較的新しい。草津のシンボル湯畑のすぐ傍にあって人気があります。湯畑のすぐ脇にあるこ
ともありいつでも混雑しています。見学だけして帰る人もチラホラ。ゆったり浸かるためには平日や朝一を狙うしかありません。 湯船は2つあり、
ぬるめの湯と熱い湯がそれぞれ入っているます。熱めの湯はというと本当に熱いです。温度は46.2度あり、かけ湯を何度も何度もしてならして
からソロリと入る。湯は極上湯です。香りは草津では一番硫黄臭が濃いのではないかなと思われます。フルーティな硫黄のような香りに感じま
した。味はエグミのあるすっぱい味で、ものすごく熱いのだけど、浴感はやわらかいです。この湯を好きな人が多い意味がわかった気がしま
す。白旗の湯はいつでも混んでいる事からとにかく写真を撮るチャンスがありません。 








群馬県吾妻郡 草津町草津112--1 Tel:0279-88-3642(観光協会) 泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉 泉温:50.8℃
効能:神経痛・関節痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺・慢性消化器病・痔疾・切り傷・火傷・慢性皮膚病・慢性婦人病・虚弱児童等