米沢温泉鷹山の湯



米沢市にある日帰り温泉施設で、店舗数日本一の「極楽湯」が運営しています。空を眺めながらゆっくりとお湯に浸かれる石造りの和風露天風
呂や、大きな窓で開放感のある大浴場、ジェットバスやバイブラバス、2種類のサウナなどが完備されています。浴室に入ると右に「あかすり処」
があり、左にサウナがあります。まっすぐ進むと水風呂があります。水風呂の温度は18度に設定しているとの事で、サウナから出てきて直行して
いる人がいました。その奥にぬるま湯まで用意されていて、左の壁沿いにカランが並んでいます。正面奥が、寝風呂、ジェットバス、ハイパーバ
ス、サンダーバス、スチームサウナが並んでいます。サンダーバスとか何ぞやと入ってみたら腰がビリビリくるほどの電気が走ります。これらで
使用されるお湯は地下からくみ上げた水を加温しています。多くの人は露天風呂に入っていました。露天のお湯は「光明石温泉」が使用され、人
口温泉になっています。塩化カルシウム、炭酸水素カルシウムなどおよそ10種の成分が溶出し、神経痛や肩こりなどの効能があります。
浴感は柔らかくてやさしく、つるつる感までありました。





山形県米沢市中田町491-1 Tel:0238-37-7526 泉質:単純泉(最上川の伏流水) 泉温:18.0℃
効能:神経痛・関節痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺・慢性消化器病・痔疾・打ち身・くじき・冷え性・疲労回復・病後回復・健康増進等

おいたま温泉賜の湯



ここは、2000年の11月にオープンした温泉で、敷地内に母体となる植杉造園さんがあります。もともとは、この造園会社が、消雪用の井戸
を掘ったところ、地中350mから温泉が出てきたのが大本のきっかけです。その後地中1200mのもう1本源泉を掘削し、2013年、オープン記
念日の11月15日から2本目の源泉も併用して利用しています。ガラス張りの明るい浴室には、大きな木枠の6人ほど入れる浴槽がどんとあ
ります。湯口からそろそろ投入されるのは冷たい源泉です。源泉温度が低いので加温していますが、加熱湯は浴槽内のどこで注入されて
いるのか分かりません。無色透明でかすかな塩味、特徴なしのさっぱり湯ですが、カルキ臭が最低限に押さえられているのが救いです。
露天風呂は真新しい檜風呂で、3人位入れる小さめな浴槽です。低い生け垣があるだけなので、遠方の山々が見渡せ空が広く爽快です。





山形県米沢市上新田2300-1 Tel:0238-37-4126 泉質:アルカリ性単純温泉&ナトリウム-塩化物泉 泉温:32.0℃
効能:火傷・運動麻痺・打ち身・消化器病・神経痛・切り傷・筋肉痛・関節痛・皮膚病・痔・五十肩・婦人病・アトピー・冷え性等

休暇村羽黒温泉羽月の湯



休暇村庄内羽黒では、敷地内で温泉の掘削に成功。平成30年11月17日(土)に温泉のある休暇村に生まれ変わりました。温泉名は「休暇
村羽黒温泉 羽月の湯」羽黒山・月山・湯殿山の出羽三山をイメージしたものです。温泉はメタけい酸を豊富に含んだアルカリ性の源泉で
す。羽黒山登山入り口の出羽三山神社付近から車で5分そこそこで到着する場所に休暇村羽黒があり、場所は羽黒山の中腹にあたります。
ちなみに温泉は1合目から引いているらしいです。休暇村というからきっと公共感ありありなのかと思いきや、中に入るとそうでもなかったで
す。入り口右手にはレストランがあります。エレベーターで2階に移動し、突き当りまで移動すると浴室入り口が見えてきます。脱衣所は広く、
ほとんどが鍵付きロッカーとありがたいです。法螺貝が湯口になって、流れる温泉がほとほとと流れる音が静かな浴室内に響いています。人
の動きを感知するセンサーが取り付けられていて、湯が流れ出る仕組みになっているらしいです。浴室を見た時には流れていたので、セン
サーは入り口にあるのでしょう。源泉量が少ないのかもしれません。なんとなくヌメッとしてアルカリ性を感じます。





山形県鶴岡市羽黒町手向羽黒山8 Tel:0235-62-4270 泉質:アルカリ性単純冷鉱泉 泉温:13.5℃
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・打ち身・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・病後回復・疲労回復・健康増進等

舟唄温泉健康温泉館



道の駅おおえ(国道287号線沿い)の隣接する町内最大規模の温泉施設です。大江町健康温泉館、勤労者総合福祉センターの2つの施設
の総称です。オープンは平成7年、全国的にも珍しい高濃度な泉質として知られています。エメラルドクリーン、乳白色、透明など日によって
温泉の色が変わるのが特色で、町内はもちろんのこと、県内外の多くのファンに愛されています。内風呂に入ると、小さめのあつ湯と大きめ
のぬる湯があり、ぬる湯は、20人くらい入れそうな広さで、湯口から注がれるお湯の温度が一定ではなく、熱かったりぬるかったりします。ま
さに、加水加温循環なしの源泉掛け流しって感じです。色は、透明がかった黄緑色でまさにバスクリンみたいな色で、入浴剤でも投入してる
んじゃないかと疑いをかけたくなるほどです。硫黄臭とアブラ臭が同時に香り、塩辛く苦い味がしました。弱アルカリ性泉らしいちょっとトロト
ロした肌触りです。あつ湯は、4人が入れるくらいの小ささでかなり熱めです。不思議なことにぬる湯と違って、薄っすらと
エメラルドグリーンがかった透明で、同じ浴場内にも関わらず色の変化が見られました。





山形県西村山郡大江町藤田831-40 Tel:0237-83-4126 泉質:含硫黄-ナトリウム-カルシウム-塩化物温泉 泉温:55.5℃
効能:神経痛・関節痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺・慢性消化器病・痔疾・切り傷・火傷・慢性皮膚病・慢性婦人病・虚弱児童・冷え性等

山辺温泉保養センター



源泉が自慢の山辺温泉、町民の保養と健康づくり施設として昭和58年にオープンしました。平成17年度から新浴場棟がオープンし、サウナ
や露天風呂が設けられました。効用の異なる2つの源泉「あったまり」が身体を芯まであたため、心をリラックスさせてくれます。浴室は内湯
と露天風呂があります。内湯は6~10人ほど入れる浴槽が3つあり、2つの源泉が使われています。一番左はやまのべ源泉のあつ湯、その
右がぬる湯、一番右は近江源泉の浴槽になっています。メインは、やまのべ源泉の方で、お湯は明るい茶色、というかオレンジっぽい色で、
舐めると軽い塩味があり、潮の香りの温泉です。特徴的なのは大量に浮遊する細かい湯花で、にごり湯のように見えます。近江源泉の方は
うす黄緑の透明な湯で、色意外に特徴がなく、やや地味な印象です。そちらはジェットバスもついてるので、お年寄りには人気です。やまのべ
源泉はかけ流しですが、近江源泉は循環のようでした。それ以外に内湯には滝湯とサウナもありました。露天も8人ほど入れる浴槽があり、
やまのべ源泉が使用されています。気持ち程度のちょっとした庭もありましたが、やや開放感が乏しい印象です。





山形県東村山郡山辺町大塚近江801 Tel:023-664-7777 泉質:ナトリウムー塩化物温泉 泉温:49.1℃
効能:神経痛・関節痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺・慢性消化器病・痔疾・打ち身・くじき・冷え性・疲労回復・病後回復・健康増進等

あつみ温泉湯の里公衆浴場



湯之里公衆浴場に行くには温海川を渡らなくてはなりません。別名を里の湯ともいう湯之里公衆浴場は、橋を渡った後、たちばなやの横を
ずっと進んでいった山形県福祉休養ホームの隣にあります。建物はほとんど飾り気が無くて、いかにも観光客向けではなく地元向けという
感じです。受付などは無く、ビジターは箱に入浴料200円を投入します。浴室は、4人サイズの浴槽に、壁に突き出ている蛇口より源泉が投
入されており、水栓金具には白い析出がこびりついていました。お湯はここのみならず、U字型の曲線部分の底部からも熱いお湯が出てい
るのですが、そのお湯は、右側手前に設けられている湯溜まりから、床の下を通って浴槽へ流れ込んでいました。この細長い槽に張られて
いるお湯は篦棒に熱いのです。飛び上がるほど熱いお湯がそのまま注がれているためですが、地元密着型の共同浴場で迂闊に水で薄め
ると、常連さんから怒られる可能性が高いので、その熱さに耐えながら湯船に入ったものの、せいぜい1分が限界です。これは烏の行水で
済ませるしかないかと諦めかけていたところ、後から地元の常連さんが登場し、仏頂面で掛け湯をしはじめたこの常連さんも、
さすがに熱すぎると感じたらしく、お湯を止めて水道の蛇口を全開にしたので、そのおかげで適温にまで落ち着きました。





山形県鶴岡市湯温海湯之里128 Tel:0235-43-3547(あつみ観光協会) 泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉 泉温:56.5℃
効能:神経痛・関節痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺・慢性消化器病・痔疾・高血圧症・コレステロール血症・自律神経不安定症・糖尿病等