天童温泉滝の湯



1911年創業の老舗ホテルです。天童温泉の開湯と同じ年に創業しており、同温泉の中でも名門として知られます。元々将棋の駒の生産地として
有名な天童市に所在する関係から、本ホテルでも過去に多くの将棋のタイトル戦が開かれており、特に将棋の対局専用の部屋として「竜王の間」
が設けられています。1994年に作られた[5]この部屋は、部屋の名前自体が竜王戦にちなんで名付けられているほか、対局のテレビ中継を考慮し
て「中央の畳が通常の1.5枚分の大きさ」「将棋の盤面を撮影するカメラを天井に直接取り付けられる」「壁の中にカメラケーブルを通せるようになっ
ている」などのカスタマイズが加えられています。大浴場は、女性用の「紅の湯」、男性用の「藍の湯」男女あわせ約1000㎡の広さがあり、ゆったり
と寛ろげます。露天風呂は小さいながらも、かけ流しに近い泉質を保ってます。温泉は弱アルカリ性の女性に嬉しい、肌の弾力回復にも良い「美肌
の湯」として知られます。飲泉所もありまして飲用すれ温泉成分がよく効いて体の調子を整えます。温度は熱くない程度に高めの印象で、入浴後は
肌がしっとりとなめらかで、保温効果が抜群で夜の睡眠時間まで湯冷めしませんでした。





山形県天童市鎌田本町1丁目1-30 Te:l023-654-2211 泉質:ナトリウム-カルシウム・硫酸塩温泉 泉温:60.1℃
効能:神経痛・関節痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺・慢性消化器病・痔疾・切り傷・火傷・慢性皮膚病・慢性婦人病・虚弱児童・冷え性等

飯豊温泉
国民宿舎飯豊梅花皮荘



飯豊温泉を代表する宿で、雄大な飯豊連峰が背後にそびえ、眼下には玉川の渓流が流れる見事な景観です。国道113号沿いのトンネルの
手前から下ってそこから15キロくらいの所にあります。800年の歴史ある伝説の温泉です。飯豊温泉はその昔マタギによって発見されたとの事
です。熊も傷を癒したという温泉は病気やケガに効くと評判です。温泉は男女別の大浴場が二か所あります。独泉の展望大浴場は、壁と天井
は総木造り、たっぷりの光が満ちた明るい「浴室展望大浴場」と銘打っているだけのことはあって、眺望が抜群です。傾斜した天井窓と壁一面
の窓から、連なる山々の絶景が一望できます。5人強は一度に浸かれる大きな浴槽には、石造りの湯口から注がれる結構な湯量が注がれ、
浴槽縁全体からの贅沢にオーバフローしています。浴槽内の温度は適温で、見ると茶色い濁り湯に見えますが、湯口からの源泉はほぼ透明
です。赤茶の湯花が底に沈殿していて、浴槽底を斑に染めています。サラサラと柔らかくマイルドなお湯は、じっくり浸かっていると身体の内側
から効いてくるような感じです。飯豊温泉の源泉は飯豊連峰の北側中腹登山口にあって、国民宿舎の梅花皮荘まで約四キロ引湯されています。





山形県西置賜郡小国町小玉川564-1 Tel:0238-64-2111 泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素泉 泉温:51.7℃
効能:神経痛・関節痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺・慢性消化器病・痔疾・切り傷・火傷・慢性皮膚病・慢性婦人病・虚弱児童・冷え性等

飯豊添川温泉
しらさぎ荘(再訪)



東北中央自動車道・米沢北ICから車で約18km、JR羽前椿駅から車で約3km、山々に囲まれたのどかな田園地帯に佇む日帰り温泉施設
併設の公共の宿です。木製のテーブルセットや観葉植物を配したロビーは、温かみのある気取らない空間です。添川水芭蕉群生地まで車
で約3km、いいでどんでん平ゆり園まで車で約7kmの距離にあります。お風呂は大浴場のほか露天風呂に寝湯、水風呂があります。この
うち大浴場と露天風呂が温泉となっております。こちらの温泉、分類こそアルカリ泉質の単純温泉ですが、実際にはモール泉だそうです。
なんでもモール泉の成分は法律上では温泉として扱われないのだとか。褐色に色づいた温泉は確かに特徴的です。少々香ばしい匂いも
また面白いです。アルカリ性のせいか温泉成分のせいか、入浴していると肌にヌルスベ感を感じます。お湯の温度は体感で適温で、ゆっく
りじっくり入浴するのに向いていました。露天は小さくて浅く、良い出来とはいい難いけど、長時間半身浴向きです。露天風呂には「水戸黄
門岩」なるものが置かれています。水戸黄門の顔が浮かんだ岩とのことですが、思い込んで見ないことには探し出すことは困難です。





山形県西置賜郡飯豊町大字添川3020−5 Tel:0238-74-2161 泉質:単純温泉 泉温:37.6℃
効能:神経痛・関節痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺・慢性消化器病・痔疾・打ち身・くじき・冷え性・疲労回復・病後回復・健康増進等

白布温泉
中屋浮動閣



2000年まで、茅葺の旅館が3軒並んでいました。東屋・中屋・西屋の3軒です。しかし中屋から失火、東屋にも飛び火して両館が全焼し、残る
茅葺は西屋だけとなってしまいました。300年以上も続いた中屋旅館の伝統を受け継ぎ近代的な設備を取り入れています。宿の名物はなんと
言っても「オリンピック風呂」です。ひたすら横に長いお風呂でした。しかも何故か浴室入口が自動ドア。広い窓から日が差してキラキラで、と
ても綺麗だけど、なぜにこれがオリンピックかと言うと、1964年に開催された東京オリンピックに由来します。この年に大浴場がオープンしたの
でオリンピック風呂と名付けられたそうです。長さは男女合わせて33mもあるそうです。窓からのの眺めも良く、大勢でずらっと並んで入れそ
うです。湯はきしつきが強く、白い溶き卵状の湯の花を漂わせています。湯の花の量は多く、浴槽の底に降り積もっているぐらいです。
浴槽の底や床は信楽焼でできているそうで、タイルと違って独特の温かみある感触です。





山形県米沢市 大字関1514 Tel:0238-55-2121 泉質:含硫黄・カルシウム-硫酸塩温泉 泉温:58.0℃
効能:動脈硬化症・慢性皮膚病・慢性婦人病・慢性消化器病・糖尿病・高血圧症・五十肩・関節痛・神経痛・筋肉痛・痔疾・切り傷・火傷等

白布温泉
西屋



開湯700年と言われる白布温泉の、湯滝の宿「西屋」は、創業が江戸時代まで遡る歴史ある旅館です。江戸時代より「東屋」「中屋」「西屋」
と3軒茅葺屋根の並ぶ情緒ある貴重な風景を見る事ができる温泉街でした。ところが2000年「東屋」「中屋」は火災にて全焼し、今も尚茅葺
屋根を残すのは西屋のみとなってしまいました。当館祖先が明暦三年(1657年)に書き残した白布温泉に現存する最古の文書「先祖本書
記」によりますと、江戸幕府開闢の頃、かの直江兼続公が秘密裏に戦の準備を進めるため、はるか堺州和泉(現在の大阪府)から呼び寄
せた鍛治職人たちに白布温泉で鉄砲を作らせたとのこと。その際、上杉藩の命により、西屋の先祖は職人の寝食の世話を引き受けたと書
かれております。この西屋の「湯滝の湯」は凄いの一言です。西屋に着いた時から「ザー」という音が旅館内の何処にいても聞こえてきま
す。近くに清流も流れていないしと思っていると、沢の水で温度調節された温泉の湯が3本の打たせ湯の滝として湯船に落ちている音だっ
たのです。それが男湯も女湯でも、個室の温泉でも豪快な流しっぱなしなのです。天然噴出した高温の温泉が湯守りのの努力によって
温度調節されて流れ込んでいるのです。この豪快な湯滝に打たれるだけでこの温泉に来た値打ちがあります。







山形県米沢市関1527 Tel:0238-55-2480 泉質:カルシウム-硫酸塩温泉 泉温:57.2ど
効能:神経痛・関節痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺・慢性消化器病・痔疾・切り傷・火傷・慢性皮膚病・慢性婦人病・虚弱児童・冷え性等

米沢温泉平安の湯



米沢温泉 平安の湯 は山形県米沢市にある日帰り温泉施設です。国道13号など方々で看板を見かけますが、分かりにくい場所にあり
ます。米沢市街地から県道101号(羽州街道)を北上してくると分かり易いと思います。真っ白な2階建ての建物で1階部分が温泉施設、
2階部分はハイツ平安で住居になっています。館内は庶民的なスーパー銭湯のような雰囲気でカットハウスやリラクゼーションも入って
いました。名物の米沢ラーメンが食べられる食堂もあります。玄関の壁には温泉分析表が掲示されていました。内湯は10数人サイズの
大浴槽があり、浴室に入るとガスっぽい香りを感じるのですが、お湯は無味無臭です。温泉は源泉かけ流しで使用されていて、湯温は結
構熱めになっています。水道のホースが浴槽内に伸びていて、無理やり加水して温度調整してるようです。露天は20人サイズの岩風呂
があります。露天への経路が内湯を出てからいくつか段差があったりするのが、手作り感を感じます。露天と言っても完全に屋根がつい
ていて、室内の雰囲気だったりしますが、窓の外はのどかに畑が広がってます。お湯は内湯と違い少し黄色く色づいて見えて、多少の
肌への泡付きがあります。温度は少し低めになっていて、入りやすかったです。





山形県米沢市中田町268-4 Tel:0238-36-0100 泉質:ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉 泉温:49.4℃
効能:神経痛・関節痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺・慢性消化器病・痔疾・切り傷・火傷・慢性皮膚病・慢性婦人病・虚弱児童・冷え性等