筍沢温泉滋生舘

 

羽黒山の北側山麓に位置する温泉地で、筍沢という名からして山菜は豊富です。三方を山に囲まれた、標高240mのところに
ある筍沢温泉は、症病治療の湯治場温泉として有名で、薬効の高さで名高く、湯治客が絶えない秘湯です。湯治客は重度の
怪我や症状を持つ人々が全国から訪れています。杖をついて来たのに、杖を忘れて帰るひと、正座出来なかったのに帰る頃には、
正座で挨拶して帰る人、昔からここの湯は人助けの湯と呼ばれてきました。

  



山形県鶴岡市添川字渡戸沢1-3 пF0234-59-2244 泉質:単純硫化水素泉 泉温:12.0℃
効能:創傷・打撲傷・疥癬・湿疹・体位向上・疲労回復・健康増進・骨折・打ち身・切り傷・リウマチ・ヘルニア・むち打ち等

 
石抱温泉



石抱温泉は、山形県のほぼ中央部にある肘折温泉の、奥にある変電所の前を通り、西南方向へ銅山川沿いに約3km進んだ所に
湧いている温泉です。炭酸の量が異常に多く、体が浮いてしまう為石を抱いて入浴するという事から、「石抱温泉」となりました。
5分ほど浸かっていただくだけで、後から体がポカポカしてきます。正に養分100%。秘湯中の秘湯と言えるでしょう。2〜3台
駐車出来るスペースの入口には、自然岩にペンキで書かれた看板があります。そこから獣道のような道を歩いて進みます。
出掛ける時期や時間を選ばないと、動物や虫などに遭遇しそうです。






山形県最上郡大蔵村肘折温泉奥 пF0233-76-2008(ゑびす屋旅館管理)泉質:ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩温泉 泉温:38.0℃
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・打ち身・くじき・慢性消化器病・痔疾・切り傷・末梢循環障害・冷え性・皮膚乾燥症等

蔵王温泉源七露天の湯



蔵王温泉「源七露天の湯」は蔵王山の西北、標高900mに位置し、スキー場と樹氷で知られている蔵王温泉の中にあります。
蔵王温泉は、西暦110年景行天皇の代に日本武尊の東征に従った吉備多賀由により発見されたという伝説が残っています。
江戸時代から大衆の湯治場として栄えてきた蔵王温泉に、1998年にオープンした公共の露天風呂がここ「源七露天の湯」です。
強酸性の硫黄泉の源泉をかけ流す立ち寄り温泉で、レトロな雰囲気の内風呂と露天風呂を完備しています。
美しい自然に囲まれた立地、そして何よりも豊富な湯量が自慢の立ち寄り湯です。

  

 

山形県山形市蔵王温泉荒敷862-1 пF023-693-0268 泉質:酸性・含硫黄−アルミニウム−硫酸塩・塩化物質 泉温:39.6℃  
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・切り傷・火傷・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病・糖尿病・高血圧症・動脈硬化症・健康増進等

うわの温泉天神乃湯



蔵王温泉へ向かう途中、一寸脇道にそれた所に「うわの温泉」が有ります。この温泉は市内の会社が使用していた付近を掘削して、
地下800mで掘り当てました。当初無料開放していましたが、その泉質・自然環境を背景に日帰り温泉施設に衣替えをしました。
目の前に広がるブナの原生林を望む浴槽は半露天風呂で、少し小ぶりの子供用と二つあります。毎分100?の湯が掛け
流しになっています。お湯はちょっぴり笹濁りでとろりとした肌触りでした。


  




山形県山形市蔵王上野313-1 пF023-688-5837 泉質:ナトリウム−カルシウム−硫酸塩温泉 泉温:64.3℃
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・切り傷・火傷・動脈硬化症・肥満症・神経痛・アトピー性皮膚炎・水虫・関節痛・慢性皮膚病等

赤湯温泉御殿守


  
今から900年程昔、奥州統一を夢見た源義家の弟義綱が出羽の平師妙の乱の際、草刈八幡のお告げにより発見し、傷ついた
兵士を湯に入れた所、温泉は傷からの血で深紅に染まったところから、赤い湯、赤湯となったと言われています。山形県の
置賜盆地の北端に位置し白竜湖北西の斜面には広大なぶどう園が広がっています。御殿守は上杉家の別荘「赤湯御殿」が
始まりです。御殿守の名物は大きな岩風呂です。この原石は、南蔵王山麓より採取したもので、安山岩、通称蔵王目透き石と
言われているものです。原石の重量は100トン余り、縦5m横4m高さ5mあり、上の部分三分の一
を切り取り、中をくり抜いて作ってあります。


  





山形県南陽市赤湯989 пF0238-40-2002 泉質:含硫黄(ナトリウム・カルシウム)塩化物泉 泉温:48.2〜68℃  
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・打ち身・くじき・慢性消化器病・痔疾・慢性婦人病等・リュウマチ・慢性皮膚病・糖尿病


長者屋敷温泉(廃舘)



長者屋敷温泉のある山形県南陽市宮内には県指定文化財の「熊野大社」があります。その歴史は古く記録に残る最も古い
記事は806年「平城天皇の勅命により、紀州熊野権現の御神霊をお遷し申し上げ再興した」とあります。伊達政宗(九代儀山)
時代には門前町が、ぼつぼつ成立したと推測できます。まるで時代劇のセットを思わせる長者屋敷温泉は熊野大社の北東、
秋葉山の中腹にある比較的新しい温泉施設です。泉質はアルカリ性の単純温泉で万人向けの温泉といえます。長者屋敷温泉
の周辺はブドウやリンゴの果樹園に囲まれのどかで静かな環境です。




  

山形県南陽市宮内字水林4402-28 пF0238-40-3255 泉質:アルカリ性単純温泉 泉温:44.0℃ 
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・打ち身・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・病後回復・疲労回復・健康増進等