竜飛崎温泉



津軽半島の最北端、竜飛崎の標高100mの高台にある温泉の一軒宿。大浴場や露天風呂などからは、晴れていれば津軽海峡を隔てて
北海道の山並みまで遠望できる。古くから北海道渡航の要地とされていたが、津軽半島の最北端の竜飛崎については、青函トンネル
工事で地域の開発が進められた。温泉についても青函トンネルに関わりがあり、トンネル掘削中に湧出した源泉を利用している。ホテル
竜飛の真下を青函トンネルが通っており、トンネル内を列車が通るとロビーの上にあるライトの色が7色に変化するよう細工がされている。

 

 

青森県東津軽郡外ヶ浜町字三厩龍浜54-274 пF0174-38-2011 泉質 :カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉 泉温35.0℃
効能:動脈硬化症・切り傷・火傷・慢性皮膚病・神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・打ち身・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性等

 
奥薬研温泉夫婦かっぱの湯



海に囲まれた下北半島の山中、イカ漁の盛んな漁港のある大畑町の中心部から大畑川を遡ると幾つかの旅館が建ち並ぶ薬研温泉
があります。その先に奥薬研温泉がある。ここは薬研渓流を形成する大畑川と支流の合流点で、渓流沿いの湯船から眺める新緑・
紅葉が美しいです。夫婦かっぱの湯は石の壁に囲まれていて男女別になっています。薬研渓流の本流を眺めながら、のんびり入浴
出来ました。ここはかつて湯ノ股温泉と呼ばれ昔から薬研温泉の外湯として地元の人や湯治客に親しまれて来ました。
露天風呂に行くにはレストハウスの中を通って階段を下ります。


 
 

 

青森県下北郡大畑町大畑赤滝山1-3  пF0175-34-2008 泉質:単純温泉 泉温:46.0℃
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・打ち身・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・病後回復・疲労回復・健康増進等


奥薬研温泉かっぱの湯



美しい景観を見せる薬研渓流沿いには、奥薬研温泉の名物露天風呂が有ります。千人風呂とも言われる大きなものです。
周囲は葉樹林に囲まれ、新緑や紅葉の頃は四季折々の風情が楽しめます。今から1100余年の昔、円仁慈覚大師が恐山を
開山した後、この地に向かいました。途中で日が暮れ道に迷った大師は足を踏み外して大怪我をしてしまいました。河原で
身体を休め困っていた所、大きなフキの葉っぱをかぶった河童が現れ、大師を運び去りました。翌朝、眼を覚ました大師は、
大きなフキの葉っぱに包まれこの湯に入っていたのです。身体の痛みはすっかり消え、元の元気な姿に返っていました。
以来「河童の湯」と名付けられました。


  


 

青森県下北郡大畑町大畑字赤滝山国有林 Tel:0175-34-2111(大畑庁舎産業振興課) 泉質:単純温泉 泉温:59.0℃  
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・打ち身・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・病後回復・疲労回復・健康増進等

下風呂温泉三浦屋



本州最北いで湯の里下風呂温泉は、室町時代から刀傷や槍傷に卓効があるとして知られた硫黄泉の湯治場です。海辺での
硫黄泉は珍しく、その環境も津軽海峡を望む彼方には北の大地が見え隠れしています。この地のテレビ番組は全て北海道の
放送局のものです。この地から望める北の大地は、函館と恵山で特に恵山を眺めるには絶好の場所だそうです。下風呂の
名の由来は、アイヌ語のシュマ(岩)フラ(臭い)に由来すると言われています。察するに岩盤から硫黄泉が滲んでいたのかも
知れません。井上靖の「海峡」と云う小説はここで執筆されました。



  

青森県下北郡風間浦村下風呂70 пF0175-36-2311 泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物泉 泉温:95.0℃
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・打ち身・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・リウマチ・水虫・痛風・切り傷


恐山温泉



恐山は日本三大霊山(恐山・高野山・比叡山)、日本三大霊場(恐山・白山・立山)、日本三大霊地(恐山・立山・川原毛)の一つで
862年に慈覚大師が開山したと言われています。立ちこめる硫黄臭と荒涼とした風景はまさに異空間、地獄と極楽を垣間見られ
ます。また、恐山境内にある4つの薬湯は、それぞれに効能があり、参詣者は自由に入浴出来ます。恐山温泉は、イタコで有名
なこの恐山の中に湧く温泉です。荒涼とした風景の中に誰かが備えた風車が回りカラスが舞い、まるで西部劇に出てきそうな
風景の中に湯小屋がありました。硫黄の臭いが心地よくお寺の中で入浴中なんて不思議な気分でした。




 

青森県むつ市大字田名部字宇曽利山3-2 пF0175-22-3825 泉質:硫化水素含有酸性緑ばん泉 泉温70〜90℃
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・打ち身・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・皮膚病・リウマチ・火傷等


大間温泉海峡保養センター



大間町は、本州最北端に位置し、人口7千人の漁業を主産業とした町です。津軽海峡を挟んで北海道汐首岬までわずか
17.5kmしか離れておらず、晴れた日には間近に北海道を見渡す事が出来ます。函館とはフェリーが就航しており、町民の
暮らしや観光ビジネスに大きな役割を与えています。三方を海に囲まれているこの地には、海峡にまつわる多くのドラマが
眠ってます。海峡は人を寄せ付けない反面、多くの恵みを与えてきました。本州最北のいで湯大間温泉はマグロで知られる
大間崎近くの山間にあります。昭和55年に湧いた新しい温泉です。


 




青森県下北郡大間町大間内山48-1 Tel:0175-37-4334  泉質:ナトリウム・カルシウム 泉温:54.5℃
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・打ち身・くじき・慢性消化器病・リウマチ・運動器障害・創傷・慢性湿疹・婦人病等