ナウマン温泉



ナウマン温泉は、ナウマン象化石発掘の地「忠類」に佇む、古代のロマンを感じる温泉宿です。「日本一の清流」と言われる歴舟川
のパワーストーンに囲まれた石造りの館で、不思議なパワーを体感できる美肌の湯とも称される肌触り柔らかな温泉です。1969年
にナウマン象の化石が発掘され、日本で初めて全身骨格の復元に成功したことから、忠類はナウマンがシンボルになっています。
1992年に温泉の掘削に成功し、ナウマン温泉と名付けられました。日高の山で採られた丸い麦飯石が埋め込まれている一風変
わった外観は、ここ忠類村で化石が発見されたナウマン象の肌をイメージして造られたそうです。

  

 

北海道中川郡幕別町忠類白銀町384-1 пF01558-8-3111 泉質:アルカリ性単純温泉 泉温:42.0℃
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・打ち身・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・病後回復・疲労回復・健康増進等

 
足寄温泉
(廃舘)



足寄温泉は帯広市の北東方面に位置する足寄町の温泉地。陸別国道(国道242号)沿いに町民健康増進センターが建ちます。
周りには工場しかありませんが、足寄の中心からは約2kmしか離れておらず、飲食店・コンビニ・スーパーも近いです。温泉は
湧出量が豊富で、どんどんお風呂から掛け流されています。温泉はナトリウム-塩化物泉で、淡い黄色、透明、無味、弱硫黄臭。
なかなかツルッとした触感です。北海道を訪ねて一番解りにくく、それ故興味のあるのは地名です。アイヌの言葉に漢字を当て
はめていますので、少々苦労します。足寄(あしょろ)は、松山千春の出身地という事で有名です。

  

  

北海道足寄郡足寄町郊南一丁目12-31 пF01562-5-4133 泉質:ナトリウム-塩化物泉 泉温:42.3℃
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・打ち身・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・慢性皮膚病・慢性消化器病・高血圧等

 
鶴居温泉グリーンパークつるい



鶴居村は、その名の通り国の特別天然記念物タンチョウが数多く棲息する地であり、冬には華麗な舞を村内の給餌場で見ることが
でき、また夏にはここを起点として、釧路湿原・阿寒・知床の道東三大国立公園へ足を伸ばすのにも適した位置です。温泉は、ろ過・
循環はもちろんの事、加水・加熱すらも一切行わない、源泉100%かけ流しの天然温泉です。源泉温度は、比較的高温の為、季節ご
とに湯温を熱交換器及び、各浴槽に注ぐ湯量によって温度調節を行っています。山に囲まれて建つ落ち着いた雰囲気の温泉ホテル
で、たんちょうをモデルにしたオブジェや絵をかざった吹き抜けのロビーラウンジを備えています。

  

 

北海道阿寒郡鶴居村鶴居北一丁目5番地 пF0154-64-2221 泉質:ナトリウム塩化物 泉温:45.9℃
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・打ち身・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・病後回復・疲労回復等

かやぬま温泉(閉館)



茅沼温泉は釧路市の北部に位置する標茶町の温泉地。釧路湿原国立公園の北端に位置し、摩周国道(国道391号)を曲がって、
北海道道959号に沿って約2.5km進むと、終端附近にあるのが一軒宿のくしろ湿原パーク 憩の家 かや沼で、シラルトロ湖を臨む
小高い丘にあるくしろ湿原パークという複合施設の一つです。釧路湿原のシラルトロ湖畔にに湧く温泉で、釧路湿原国立公園で唯一
の天然温泉です。浴場内には露天風呂が1つ、内湯が2つ、岩風呂が1つ、打たせ湯が1つ。タイル張りの浴室はうなぎの
寝床のように細長い造りで、両脇に浴槽が配置されています。

  

 

北海道川上郡標茶町コッタロ原野127-10 пF015-487-2121 泉質:ナトリウム・塩化物質泉 泉温:47.2℃
効能:慢性皮膚病・五十肩・運動麻痺・打ち身・くじき・痔疾・病後回復・健康増進・虚弱児童・慢性婦人病・神経痛・切り傷・火傷等

川北温泉



川北温泉は知床半島の付け根にある標津町の温泉地で、標高約310mの山の中にある秘湯として知られます。周辺は森ばかりで、
熊の巣と言われるほど熊の多い場所です。明治時代頃に、竹沢の湯が開業したのが川北温泉の始まり。その後、温泉宿がいくつか
廃業し、今に至ります。川北温泉は、以前あった町営の温泉保養所が台風で破壊、その後タイル張りの浴槽だけがのこりました。
その残った施設を地元の温泉愛好家達が、木造の脱衣所などを造り、温泉を引き直し、新たな無料の温泉を立ち上げました。

 

 

北海道標津郡標津町川北1-3 Tel:0153-82-2131 泉質:ナトリウム-塩化物泉(硫化水素型) 泉温:59.6℃
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・打ち身・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・糖尿病・慢性中毒症・リウマチ性疾患・痛風等

 岩尾別温泉地の涯



陸の孤島となる冬期間は道路が閉鎖される為、ホテルも休業!「地の涯」は、4月下旬〜11月中旬の営業になってます。岩尾別
温泉は、知床半島・羅臼岳の北麓にある温泉で、温泉街のあるウトロとは違い、大自然を満喫でき、夜遊ぶような所は一切無い
閑かな一軒宿です。まさしく、この地は地の涯に相応しく道端を何の違和感もなくエゾシカが歩き、近くの川では、ヒグマが魚を
獲っている姿が目撃されています。「ホテル地の涯」自慢は混浴露天風呂です。うっそうと生い茂った原生林の向こう側には「木下
小屋」があります。解放感ありすぎなので道路からも露天が丸見えですが、この素晴らしいエメラルドグリーンに輝く
お湯を見ればそんなことはどうでも良くなります。


  

 
 

北海道斜里郡斜里町岩尾別温泉 пF0152-24-2331 泉質:ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物泉 泉温61.0℃
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・打ち身・くじき・慢性消化器病・痔疾・慢性関節リュウマチ・肥満・腰痛・慢性皮膚病等