弁天温泉



弁天温泉は、天保年間には温泉場としての記録がありますが、その発見の由来は不明で、1884に小林佐秀氏によって再発見された温泉です。
伝えられる話によると、ある夜、小林氏の夢枕に現れた弁財天のお告げにより、出湯のあることと地に埋もれている自分の像を世に出すよう教え
られたといわれています。現在の旅館の裏にこの弁財天を祀る祠があり、その奥の岩窟内から温泉が湧出しています。この弁天温泉は、那須温
泉の湯ただれを治す「仕上げの湯」としても知られており、褐色の浮遊物を有する無色無臭の単純泉です。弁天温泉は『那須七湯』のひとつに数
えられる温泉地です。内風呂が広くて30人くらいは入れます。露天風呂、半露天風呂は外に5つ並んでいて、どれも混浴です。露天風呂2つは大き
い浴槽で、両方とも20人くらいは入れます。半露天風呂はそれぞれ釜風呂、樽乃湯、そして夫婦かめの湯と呼ばれています。






栃木県那須郡那須町湯元157 пF0287-76-2211 泉質:アルカリ性単純泉 泉温:45〜60℃
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・打ち身・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・病後回復・疲労回復・健康増進等


北温泉



栃木県那須温泉郷に世にも奇妙な天狗と入浴できる宿があります。那須の山奥にある一軒宿「北温泉旅館」です。2012年に公開され大ヒットした
映画「テルマエロマエ」の舞台にもなったレトロな宿には、「天狗の湯」や広大な「温泉プール」など魅力的で不思議な温泉がたくさんあり、日本を
代表する秘湯となっています。元々は源泉の岐路が多いことから岐多温泉と呼ばれていましたが、北温泉と変わったそうです。江戸時代からの建
物もあり昔ながらの湯治の雰囲気を残しています。豊かな湯量を誇るお風呂は混浴・男女別合わせて7つあります。「天狗の湯」は、大きな天狗の
仮面に見守られながら入るという独特の雰囲気を持つ浴室です。天狗の湯の源泉は湯小屋裏に見える山から湧いており、
崖を滝のように源泉が流れ落ちているのが見えます。






栃木県那須郡那須町湯本151  пF0287-76-2008  泉質: 単純温泉泉温:56.0℃
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛ひ・五十肩・リウマチ・冷え性・慢性皮膚病・美肌効果・病後回復・疲労回復・慢性胃腸病等


那須湯本温
鹿の湯



栃木県の那須温泉発祥の地の鹿の湯は、1,390年もの歴史を誇る県内最古の温泉です。那須の観光名所「殺生石」のそばに、共同浴場「鹿の湯」
があります。泉質は硫黄泉で、白濁した湯が特徴。あたりに漂う硫黄の湯の香りが温泉気分を盛り上げてくれます。100年前の姿を受け継いだノスタ
ルジックな雰囲気の建物は、古くから湯治場として親しまれてきたことを感じる佇まいです。「鹿の湯」は、那須七湯のひとつで傷ついた鹿が、この湯で
傷を癒したことからその名がついたといわれています。その名前を受け継ぐ共同浴場は、それぞれ温度が異なる小さな四角い湯船が並び、
「かぶり湯300回、のぼせ無し」との入浴心得もユニークな温泉です。女性にうれしい美肌の湯でもあります。






栃木県那須郡那須町大字湯本181 пF0287-76-3098 泉質:酸性・含硫黄-硫酸塩泉  泉温:59℃
効能:神経痛・五十肩・慢性消化器病・切り傷・火傷・慢性皮膚病・慢性婦人病・リウマチ・虚弱児童・高血圧症・動脈硬化症等

鬼怒川温泉公園岩風呂



鬼怒川温泉は、古くは「滝温泉」という名前で、鬼怒川の西岸にのみ温泉がありました。発見は1752年とされています。日光の寺社領であった事から、
日光詣で帰りの諸大名や僧侶達 のみが利用可能な温泉でした。明治時代となって「滝温泉」が一般に開放され、明治二年には東岸にも「藤原温泉」
が発見され、その後上流に水力発電所が出来て、鬼怒川の水位が下がると共に、川底から新源泉が次々と発見され、次第に温泉地として発展して行
きました。1927年「滝温泉」と「藤原温泉」を併せて鬼怒川温泉と呼ぶようになりました。公園岩風呂は、鬼怒川公園内にある市営の日帰り入浴施設です。
泉質はアルカリ性単純温泉で、柔らかく肌にも優しいのが特徴です。男女それぞれに露天風呂・内湯があり、特に岩作りの露天風呂は源泉100%で湯量
豊富で、四季の草花や鳥のさえずりを楽しみながらのんびりと入湯できます。






栃木県塩谷郡藤原町藤原19 пF0228-76-2683 泉質:アルカリ性単純温泉 泉温:44.0℃
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・打ち身・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・病後回復・疲労回復・健康増進等


川治温泉リブマックスリゾート川治(旧蘭綾)



川治温泉は、1723年男鹿川の上流が決壊し、川治の集落が水没、暫くして水が引けると、男鹿川沿いに温泉が湧いているのが発見されました。これが
始まりです。「川治」と云う名は、本街道(会津西街道)とは別に、川に沿った道を「川路」と呼んでいたのが、後に「川治」と云われるようになったという説
があります。開湯300余年、湧出る源泉は大浴場、露天風呂、貸切風呂、展望風呂すべてへ贅沢に掛け流されています。源泉100%掛け流し天然温泉
です。リブマックスリゾート川治には本館一階と地下一階にそれぞれ露天風呂併設の大浴場があり、男女入替制となっています。地下一階の大浴場は、
ゴツゴツした岩で出来ていて洞窟みたいになったエリアもあります。岩風呂の奥から外に出て階段を上がると露天風呂があります。






栃木県日光市川治温泉川治11 пF0288-78-0044 泉質:弱アルカリ性単純温泉 泉温:36.3℃
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・打ち身・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・病後回復・疲労回復・健康増進等


大丸温泉大丸温泉旅館



大丸温泉旅館は、那須温泉郷の最奥地に位置する一軒宿で、標高1300mに有ります。創業200年以上続く秘湯の宿です。明治の時代には「乃木将軍」
が毎年湯治に訪れていました。大丸温泉旅館は、那須温泉の最奥地にたたずむ一軒宿です。歴代の館主が200年以上前から守り続けてきた湯は、
メタケイ酸を多く含み保湿成分が高いため「美人の湯」と呼ばれています。歴史ある「川の湯」は、湯量豊富な天然温泉が川となり、流れをせき止めてで
きた野天風呂。川の流れを聞きながら、趣のある秘湯の雰囲気を楽しめる温泉宿で、日帰り入浴も可能です。ここへ来たら、なによりも早く露天風呂へ
飛び込まねば!ここを目指して訪れる人々の思いです。宿の裏の白土川の渕が自然の露天風呂になっています。なんと素晴らしい環境でしょうか。
お湯はかなり熱いのですが、外気がほどよく湯加減をしてくれて、入湯気分は上々です。






栃木県那須郡那須町湯元269 пF0287-76-3050 泉質:含メタケイ酸単純泉 泉温:70.0℃
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・打ち身・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・病後回復・疲労回復・健康増進等