メーカー箱出し状態でも大変命中精度が高く、カスタムやチューニングする必要をあまり感じないのですが、
M70B.Sとは違うチャンバー方式なので組み込みと共にベンチレスト競技用にいぢってみたいと思います。
Oリング方式はR93ブレイザーでも好結果を出している為期待も大きかったんですが、ニトリルOリング直当り&冬の為、
チャンバーが硬いようで飛距離は20mがやっとでした。暖かくなればまた違うとは思いますがイヂリます。
KTWにて手に入れましたpre64チャンバーに付属していたプランジャ
には2種類あって、以下の通りに
見づらいかな?9.5mmと8.5mmです。チャンバーにはめてみると一目瞭然。
この通り。今回パート1では9.5mmの方で話を進めます。
方法 1.Oリングのみをシリコン製に変える。
結果 殆ど飛ばない。orz ベンチレストなんてムリムリw
方法 2.Oリングをワンサイズおとしてテンションアップで飛距離アップを狙う。
結果 あんまり変わらない。orz 当然ベンチレストも無理。
方法 3.角Oリングを使い、接触面積を長くする。
結果 やっぱりあんまり変わらない。orz
方法 4.あきらめる
結果 早すぎる。www
方法 5.Oリングを2重にする。
結果 バレルにチャンバーが入らない。orz
方法 6.切り欠きの部分にのみシリコンOリングを入れ、ニトリルOリングで回りを包む。
結果 ホップ窓から漏れてくるように突き出しが多くなり発射すらできなくなる。orz
方法 7.またあきらめる。orz
結果 まだ早い。www
方法 8.シリコンチューブを輪切りにした物を入れてから、Oリングで押さえる。
結果 やっとそれなりに飛ぶようになったが、飛距離イマイチ。
方法 9.8の方法に1mm圧程度のソルボセインを挟む。
結果 イイ!けど不安定。
方法 10.9の方法を温める。
結果 イイ!安定感もある。これなら逝ける!www ただし、会場には暖房が無い。w
と言う訳で、方法10の解説。
最近普段利用してるホームセンターにシリコンチューブが置かれるようになったので買ってきました。
写真は輪切りにしたもの、その隣がテンションアップ用のシリコン片とソルボセイン片。
サイズはいろいろあるようなのでテンション具合では違う物をチョイスするのがいいかと思います。
これをしっかりとつぶした状態で新品のカッター等で綺麗に切ります。
ヘンに偏ったりするとチャンバーに通す時に切れます。www
で、こちらが組み付ける寸前の写真。バレルに引っかかってる物は最後にプランジャにかぶせるシリコンOリング。
ソルボセインはホップ窓と同程度の長さで厚みは1mm程度。テンション具合で加減するんですが、
1mm程度でもホップOFF位置でベンチレスト競技には十二分な飛距離を実現しています。
ですが屋外に撃っただけなので屋内で紙に撃つとどうなるかは別ですな。(^^;
以上、チャンバーとプランジャに差があるverのチューニング案でした。次回は差が無いverでのチューニングを。
3/24追加。
シリコンチューブをホップパッキンにし、Oリングをテンション用として書いていましたが、
弾との当り具合で安定性に欠けた為ホップパッキンをOリング、テンション用にシリコンチューブにしました。
精度的には若干安定したかな?程度です。