Poser Model 日本人化計画
Poser に収録されているモデルはデフォルトではバター臭い外人モデルです。Fig-1
バージョン4になっていろいろなキャラクターが用意されたけどいまいち!そこで日本人女性の顔に修正しましょう。
RayDreamStudio などの他の3Dソフトでポリゴンの編集をするのが正道ですが、さいわい大量のデータがネット上で入手可能です。
ここではデフォルトの P4Nude Woman に誰でもネット上で入手できるモーフターゲット(以下MT)を適用し、日本人女性2体を作ります。
デフォルトの顔に Morph World でゲットしたMTと既存のMTを適用します。
用意するMTは Morph World のfemfacepack15のEyeLids_HigherBrow、
pack17のSmooth_Brows, pack18のNarrow Mouth, pack33のCuteFace4 です。
ま、だいたい名前をみればどんな効果があるか想像がつくでしょう。
これを用意したら頭をダブルクリックし"モーフターゲットの追加"を選択し、それぞれのMTを指定します。
ただしMacユーザーはダウンロード/解凍しただけではMTが使用できません。 PC-Mac
Converter でobjファイルをコンバートする必要があります。これはRenderosityのFree stuff のUtilityよりゲットできます。(後述)
で、それぞれのMTに好みの名前を付け、頭の形状に付加します。すると頭のパラメーター ダイアルにこれらのMT項目が加わるので、この数値を変えて変形ぐあいをコントロールします。
Fig-2の場合のパラメーター値は
CuteFace4 0.65 ただし眼球のY方向の位置を調節します。
EyeLids_HigherBrow 0.75
Narrow Mouth 1.10
Smooth Brows 0.40
これに既存のMTとして 顎を-0.75、ハート型の顔0.80 の設定を行い基本を作ります。
さらにお好みでスマイルや他のMTを変化させてください。
形状はこれでOKですが、表面処理の設定ではまず、すべてのパーツのオブジェクトカラーを白にします。また、瞳孔、虹彩のハイライトカラーを白にして、テクスチャーにハイライトカラーを適用のチェックをはずします。まつ毛には透明マップを読み込みます。私の場合はRyoさんのPoserFactoryからダウンロードしたNeneのTransLash3を愛用しています。
皮膚のテクスチャーはToshiさんのところからダウンロードしました。(LINK参照)
髪はやはりNeneにセットになっている Kyokohair がリアルですばらしい出来映えです。
こんな他力本願でデータをかき集めて作ってみました。 Fig-3
次にお姉さんを作りましょう。美少女も悪くないけどちょっとガキっぽ過ぎてという方はCuteFace4 の設定を0にしてfemfacepack29の HighestCheekBonesでほほ骨を少し突き出してやればきれいなお姉さん顔になります。
Fig-4はすっぴん顔、Fig-5はテクスチャーでメイクをし、まつ毛を長くしておでかけバージョン。
今回使用したダウンロードデータは Morph World からのMTですがここには他に男性モデルの顔用とか、男女モデルのBody 用のMTが大量に用意されている。女性Body用はバストの形にこだわったものがたくさんあって笑っちゃいます。
ちまたで大流行の3D 美少女はたいてい Shade か Light Waveで作られるようですが、Shadeで顔の変形をするとなるととにかく大変。Light WaveはMTが使えるけど、Poserのようにユーザーが共通の形状データを共有することはないのでMTは全て自分で作る必要があります。
Poserはインスタントにリアルな美少女キャラを作るには一番手軽なソフトでしょう。作った美少女はあなたのコントロールするままにどんなポーズでもとってくれます、、、?
私としては今の美少女ブームってガキんちょアニメの延長のような気がしていまひとつ好きになれないんですけどネ。
きれいなお姉さんができたところでサービスカット。
おそまつ。