エスカランテ4旅行行程表
5/10(木) NRT - UA852 - SFO - UA2376 - SLC
          1600  16H     0900   1D      1627
                        1340

 I15S - I15EXIT100 - Dog Valley Rd. - US89(123.8mi.)

5/18(金)  SLC - UA2207 - SFO - UA837 - NRT
          0830   1D      0915  16H     1600
                         1315

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5/10 
 予定通り、夜行バスで東京に到着。上野のサウナで9時前までゆっく
りした後、築地に向かう。久々のおいしい寿司と日本酒を堪能した。

 成田では高田さんと待ち合わせたが、残念ながら会えず、メールを読
みにレッドカーペットクラブへ。30分ほどで機内へ。

 弁当を注文したにも関わらず、前菜はサラダがきてしまう。日本酒も
つかずちょっとむっとした。メインはしっかり弁当がきたのでまあ勘弁
してやろう。

 バーチカルリミットを見ているうちに寝てしまう。そうこうしている
うちに到着2時間前に。オムレツをちょっと食べてサンフラン到着。

 乗り継ぎ時間がかなりあるのでレッドカーペットクラブとタバコを吸
うための建物外とを数度往復。前回はサンフランのレッドカーペットク
ラブでインターネット接続にことごとく失敗したので今回は必勝を期し
て調査したがまたしても失敗。原因は何であろうか?

 ソルトレークまで無事到着。空港でレンタカーを借り出し、早速、定
宿ミッドベールのMOTEL6に向かう。今回は南へ向かうのでプロボあたり
まで南下しておこうかとも思ったが、買い出しやなんだかんだで結局こ
こにする。

 荷物を解いてからREIでガス、食料を購入。帰りに前回のスキーの
時に探したベトナムラーメンを夕食としビール園にも寄ってしまう。
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5/11
  近所のデニーズで朝食をとり、長躯カナブ東のトレイルヘッドまで向
かう。Microsoft Street&Trips2000を全面的に信じてルーティングし
てきている。

 BeaverからUS89へ行くとろこが何とダートだったが、途中、給油やカ
メラの電池を買ったりしながら15時頃にPARIA INFORMATION STATION
に到着。早速、ウエブで申し込んでいたパーミットをゲット。

 前からガイドブックの写真などでパリアリバーには行きたいと考えて
いたが、エスカランテがまだ残っていたことやループハイクではなく、
片道になるため帰りの足の心配があったため二の足を踏んでいたところ
だった。しかし、エスカランテのめぼしいところもほぼ終わり、職場も
変わってちょっとストレスも溜まっていたこともあり、ここに行き先を
決めた。でも、夏の家族旅行に計画や職場の雑事でなかなか日程を決め
かねていたが、そうこうしているうちにパーミットのとれる日が11日
しかなくなってしまっていた。

 さすがに雪解け後、サンダーストーム前の4,5月は人気が高く、あ
っという間に予約が埋まっていく。

 HIKER'S GUIDEも一緒にゲットし、トレイルヘッドまで3分。準備を
しているうちに17時。今日はバックスキンガルチとの合流点までとす
る。トレイルヘッドには10台ほどの車が止まっている。トレイルレジ
スターに記帳する。見るとDay Hikeは多いが通しでees Ferryまで行く
パーティーは昨日1組、今日1組のようだ。

 最初は広い谷を進む、デイハイクで戻ってくる人たちと行き交う。4
マイル地点から顕著なナローになる。エスカランテでかなりのナローを
経験しているが、幅は大したことないが両岸の高さ違う。深い!!

 一番狭いところで2m程度。

 6マイル半でSlide Rock Archに着く。そこから1マイルで合流点だ。
少し行ったところに高台があり、すでに数人キャンプしている。ここに
テント張っていいかと聞くと、何かいやそうな口振り。しかたなく50m
ほど上流の岩の上に張る。ここまで7マイル半、2時間でいいペース。
川にほとんど水はない。

 REIで入手したフリーズドライの中華味がうまい。でも、作るとき開け
方を間違えてテント内にこぼしてしまった。

 夜、あのパーティーがうるさい。同じサイトにしなくてよかった。
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5/12
 時差ボケで4時頃起きてしまう。なんだか隣のパーティーが起きてい
る。うるさい。2度寝して起きると8時過ぎ。赤飯とワンタンスープの
朝食とコーヒーで覚醒する。トイレは15cm以上掘ってそこにする。も
ちろん小さいシャベル持参。

 さすがに隣のパーティーは出発している。10時発。今日は20マイ
ル地点近くまで行く予定。

 最初にキャンプサイトを撤収し、荷物をそこに置き、バックスキンガ
ルチを遡ってみる。1マイル半ほどのROCK JAMまで行く。さすがにナロ
ー。水も少なく、快適。途中、戻ってくる2パーティーを会う。車の回
しの関係もあり、下流まで行くパーティーより途中から引き返すのが多
いのだろう。

 昼食はおばちゃんが作ってくれた米の干したものを揚げて砂糖をまぶ
したもの。これがうまい。

 川を何度も徒渉しながら進む。谷が深く美しい。雲がちょっと懸かり
サンダーストームの気配がする。

 Judd Hollow Pump(1949年に川から崖の上まで揚水したポンプ
の残骸がある)を過ぎ、18マイル半の地点でキャンプ。17時。

 夕食はチキンラーメン。昨日はうるさかったが、誰もいないと結構、
寂しい。夕食前に少し雨が降る。
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5/13
  8時起床、赤飯、ワンタンスープで朝食。9時発。半マイルでTHE 
HOLEと言う四角に削り取られた支流の地点に着く。

 更に1マイル半でWrather Canyonの入り口。荷物を置き、支流を遡
る。1マイル約30分ほどでWrather Archに着く。太く大きいアーチ
に感激。いつも思うのだが、こんな支流の奥深くのアーチを誰が見つけ
るのだろう。

 21マイル半あたりで女の子10人くらいのパーティーに会う。少し
下るとスプリングがあり水補給。水は基本的にスプリングは濾過せずに
飲めるが川の水は濾過が必要。濾過器は持参しているが面倒だし、適当
な間隔で壁から水が滴っている。

 25マイル地点まで右岸左岸と渡りながら周りの景色を楽しむ。ここ
が確実な最後のスプリングだ。とりあえず水ポリ1つ(2リットル)と
水筒2つを満たす。ここら辺から谷が広くなる。でも、両岸は高い。谷
もゴロ岩が多くなり、日本の河原歩きのようで思うように距離が稼げな
い。

 28マイル地点から洪水時の巻き道が顕著に付いている。この辺まで
くると川も深いところは股くらいまである。距離を稼ごうと巻き道を歩
く。このころからサンダーストームで雷鳴が聞こえ気持ちが悪い。雨も
降ってきたので先を急ぐ。
 
 30マイル地点で岩の陰で雨をさけて小休止。そこから川近くに降り
ると目指すキャンプサイトがあった。

 キャンプは決められたサイトがあるわけではないが、河原から高いと
ころにあり、木があって平らなところが選ばれているようだ。新しく自
分でサイトにするのではなく、前に誰か使ったサイトを使うのがミニマ
ムインパクトの基本だ。同様に河原以外の場所を歩くときも誰かの通っ
た跡を歩けばそれ以上影響が広がらない。

 このサイトは川からも近く、木があり平らで気持ちがいい。ここまで
サイドキャニオンの1時間を除き6時間で12マイル。ただの歩きなら
1時間3マイルの計算だが、巻き道や谷の岩を避けながらのハイクで予
想以上時間がかかってしまった。16時着。

 夕食はチキンラーメン。酒は成田の免税店で買ったハーパーの12年
ものを半分小さな瓶に入れてきている。烏賊などのつまみも持参。しか
しもう残り少ない。今日が最後の晩なので飲み干す。明日の朝用に穴を
掘ってから就寝。
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5/14
 明け方、トイレに起きると川の音がうるさい。まだ暗いのでヘッドラ
ンプで照らしてみるが異常なしだ。これが明るくなって起きてみてビッ
クリ。昨日のサンダーストームの影響か、かなり増水している。水の濁
りがすごい。

 夜は乾燥した気候のせいか、はたまた酒を飲むせいか異様に喉が乾く。
どうしても水を飲んでしまう。昨晩は水筒1つ飲んでしまった。今日の
行動用の水を考えると朝食の赤飯を温める水がない。ここは1つ我慢し
てパワーバーとカロリーメートで朝食とする。

 今日はLees Ferry到着後、White House TH.までヒッチハイクで戻る
かシャトルサービスを頼む必要があるため、昼頃までにハイクを終えた
い。ここからはほとんど巻き道なので残り9マイル3時間の計算だ。何
度か徒渉があるが大丈夫だろう。9時前出発。

 サイトの直ぐ下からいきなり徒渉だ。見た目は濁っているので流れが
すごそうだが、入ってみると大したことはない。朝日の6月の冷たい腰
までの徒渉を考えれば何でもない。ただ足全体が茶色になる。

 1マイルほどでPetroglyphsがある。川より一段上の段丘の転がった
大岩にそれはある。他の谷でもちらほら見たことはあったが、密度が濃
い。Newspaper Rockほどではないが・・・・。

 さらに2マイルほどでWilson Ranchのはずだが、手前に放射線マーク
の付いた建物跡がある。よく見てみるとウラニュウム採掘跡のようだ。
近づかないように書いてある。

 もうすぐでランチ跡だ。家畜の柵と建物跡、台所だったところがわか
る。

 昨日から気になっていたが、大小2つと犬のの足跡が真新しく付いて
いるのだ。きっとすぐ先に先行者がいるのだろう。33マイル半位の左
岸側に付いた巻き道でハングした岩の下に先行者はいた。やはり男女2
人と犬1匹だった。
 
 周りはだんだん崩れた崖になってくる。この辺で両岸をみると3層位
になった地層が分かる。上はエスカランテのあたりと同じ、Navajo 
Sandstone、2層目はKayenta、Moenave Formationだ。3層目の崩れ
ているのがChinle Formationだ。地質学的には5,6層になるようだ
が見た目はほぼ3層に分かれている。

 37マイルを過ぎたところでTrail Head Registerがある。ここでハ
イク終了の記録を書く。

 そこから1マイルほどはメンテナンスされたいわゆるグラベルロード
でLonely Dell Ranchと言う19世紀後半の牧場後がレジャーによって
メンテナンスされ当時の姿を保っている。

 最後にParia Riverに架かる橋を渡って終了。11時半。

 この後、White House TH.まで戻るためヒッチハイクを試みるが止ま
って車もなく、橋のたもとで途方に暮れる。空は暗くなり雨と雷が始ま
る。結局、インフォメイションセンターでもらった名詞のシャトルサー
ビスをしているEND OF TRAIL SHUTTLESにレンジャーステーション前の
公衆電話から電話する。

 1回目は話し中、2回目は留守録で一応、キャンプ場でのキャンプも
頭に入れつつだめもとで公衆電話の番号を録音する。

 10分後くらいに予想に反して電話が鳴る。20分ぐらいしたら着く
とのこと。かなり嬉しい。

 そうと決まったら、レンジャーステーションのトイレでドロドロにな
った靴と靴下を洗い、ビーサンに履き替える。

 そうこうしているうちにミニバンに乗った足の悪い太ったおばちゃん
登場。早速、ザックと汚くなった靴を車に積んで出発。途中、飲み物は
欲しくないかというので、ビールが飲みたいというとMableCanyonのガ
ススタで止まってくれる。バドの500ml缶を1つ購入。車に戻ると1つ
で足りるのかと言う。なかなかいいおばちゃんだ。

 ノースリムからサウスリムまでのシャトルもやることやレイクパウエ
ルで行われる100万ドルをかけた釣り大会の話で盛り上がる。周辺の
景色や歴史の話も適度に織り交ぜながら飽きさせない。

 Pageを過ぎ1時間半ほどでWhite House TH.到着。インフォメーショ
ンステーションからの道の途中、川を渡るところでも多量の水が流れた
痕跡がある。やっぱり上流はかなり降ったのだろう。

 料金は$90。$100以上を予測していただけにちょっとほっとす
る。それなりに適当な値段のような気がする。お礼を言って彼女は帰っ
ていった。

 さて、これからどうするかと考えたが、さすがにキャンプする気力は
残っていない。とりあえずカナブまでいってみることにする。彼女から
インフォメーションステーションから少しカナブよりに行ったところに
シャワー付きのキャンプ場があり、やっている人たちもいい人だよと、
教えられた。車でそのキャンプ場の前を通過するも、泊まっている車も
あまりいない。もおカナブだ。

 カナブに着き、Supoer8 Motelにチェックイン。早速荷物を整理する。
高田さんの予定では今日はこの町にいるはずだ。町のモーテルをぐるっ
と回ってみる。もしかしてあえるかと思ったが甘かった。あとからの情
報ではやはりこの町に居たようだ。

 夕食は隣の中華屋。まあまあうまい。近所の国道沿いの土産屋に入っ
てみる。どこにでもある土産屋だがちょうどいい小さな土産物がある。
子供にこれを購入。
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5/15
 今日はどうするか。昨日の夕食の残りをコンロで暖めつつ考えた。周
辺のナローを攻めるか、エスカランテに行くか、近くの公園を回りつつ
ソルトレーク方向に戻るか。結局最後の案を採用。

 US89を南下、UT389を東に向かうとカナブから30分ほどでPipe Spring
National Monumentに到着。小さな農園と牧場、住居がある。Arizona Strip
と呼ばれる大平原の北の端、Vermilion Cliffsの麓に位置する1870年こ
ろからの牧場の跡だ。たいしたところではないが、レンジャーの説明ツ
アーを聞き、くまなく見て回る。

 再度、カナブに戻り、昨晩の中華屋で昼食をとり、US89を東に向かい
Coral Pink Sand Dunes State Parkに向かう。赤い左岸の粉がたまった
砂漠状の場所だ。程度の違いはあれエスカランテでもこれに近い場所は
あちこちにある。とりあえずUS89を北に向かいUT14を東へ。Ceder Breaks
Nartional Monumentに向かう。

 Dexie National Forestの美しい森の中をぐんぐん高度を上げる。公
園は残念ながらまだ冬季休業中だった。しかし、火山の噴火跡が至る所
にあり、砂漠を回ってきたものにはいい道だ。

 Ceder Cityに降りていく道の途中、Zion Overlookという展望台があ
り、とおくザイオンが望める。テクニカルなキャニオリングはザイオン
に結構集中しており、パートナーを捜し是非、行ってみたいところだ。

 Ceder Cityに着き、モーテルに行ってみるがまだ15時だ。思い切っ
て北に向かうことにする。前回もBullfrogから一気にProvoまで行って
しまった。どうしても移動を考えるとソルトレーク方面に行きたくなる。
次回はセントジョージから入って移動に時間を使わないようにせねばな
るまい。

 カナブ周辺のナローはコンディションの関係で歩けなかったものの、
積年のあこがれパリアリバーを40mile(60km)歩けたことはなんと言って
も今回の旅行は大成功であると言えるだろう。
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