旅日記・関東巡礼2013・秋 |
★UP DATE 2013.12.09
★分かる奴に分かればいいように、No Look PassでUPします。
2013年夏、長く暑い夏だった。
鶴岡市で、壬生嵐坊の東京ホテル第一イン鶴岡での業務を終えた後、いつものように隣のビルのSーMALLLをブラついて、
最後に2階の新星堂でCD・DVDコーナーを一通り観た後、楽器コーナーの入り口で、
こいつと出会った。
アリア社製・エレクトリック・アコースティック・フレットレス・ベース・FEB-FL。
すぐに試奏を店員に申し込み、引き始めると、吸い付くように滑らかに、
スタンリー・クラーク殿のスクール・デイズ、カシオペアのセイリング・アローン、ローリング・ストーンズのフィンガー・プリント・ファイル、
そして、ビートルズのミッシェルのベースのメロディが弾き出された。
店員の方もベース弾きで、ベースの話で盛り上がったが、その日は暦が悪く、買い物には良くない日だったので、
お礼を言い、店を後にした。
数日後のお昼休みにいつもの音楽系サイトを観て、ポール・マッカートニー殿の来日公演を知った。
会社のパソコンからでは不味いので、業務終了後にW・A・Lのパソコンからチケットの抽選の申し込み。
今年は方位的に大阪・福岡方面への旅行は良くなかったので、東京ドーム11月18日、19日、20日公演の全てS席で申し込んだ。
8月3日の結果発表のメール3通が届いていた。
一番行きたかった11月21日、落選・・・。11月18日、落選・・・。
11月19日、当選!!!
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!
と、喜びの声を上げた。
しかし、一番行きたかった最終公演の11月21日のチケットは取れなかったので納得が行かず、
9月14日の一般発売で、11月18日と11月21日のA席のチケットを、
ある意味、全世界が相手となってしまうネットは使わずに、
日本国内のコンビニ各社の販売割り当て枠を狙って、
コンビニの端末からゲットした。
以後、様々なことがあり・・・。
●11月18日・1日目、東京へ出発。
東京への旅は「関東巡礼2006・秋」のビリー・ジョエル殿の東京公演以来7年振り。
あの時のように、時折小雨が降る鉛色の空の下、特急「いなほ6号」は08:54、定刻通り酒田駅を出発した。
しばらく走り藤島駅手前で車窓から月山方面を観ると、
「弘法様の独鈷」が射し込んでいた。
新潟駅で、とき・スーパーマックスに乗り換え、暫く経ってから、「東京駅に着いたらメシ食うヒマないな。」と思い、
駅弁を食べようとしたが、駅弁は売り切れで、サンドイッチとコーヒーを胃袋に流し込んだ。
13:30、今回の旅の宿がある御茶ノ水駅に到着。
今回はSAS(Special Air Serviceイギリス陸軍特殊空挺部隊)?のコスプレで、
御茶ノ水駅に降り立った。
チェックインまで時間があったので、宿の近所の「太田姫神社」に、
今回の旅と滞在の無事を祈願した。
宿へのチェックインを済ませ、靖国通りから白山通りへ右折して徒歩で東京ドームへ向かった。
15:30東京ドームに到着し、ホッとして反対側を見て、
ギョッ!!!とした。
すでにグッズ売り場は蜷局を巻くほどの長蛇の列!!!
考えるヒマもなくすぐに最後尾に並んで、約2時間後やっと、ツアーパンフレット、パーカー、キャップ、Tシャツ、マフラータオル、
お土産用のトートバックとキーホルダーを購入できた。
その後、晩メシを食っておこうかなと思い、ドーム南側のレストラン街へ向かったが、全て満席・・・。
仕方なく、屋台で昼食と連続でサンドイッチを購入し、入場後ドーム内の廊下のベンチで、アクエリアスと一緒に胃袋に流し込んだ。
入場後係員の指示に従い席に向かうと、またガッカリした。
今回はA席が取れたので、「ビリー殿の時よりいい席かな。」と、思っていたが、3塁側2階の上段で、肉眼でポール殿が見える大きさは、
ビリー殿の時と同じだった・・・。
周りを見渡すと、客層は拙者と同い年位か、若者?が多かった。
◎公演初日、
19:00より少し遅れて開演。
ポール殿は黒のロングジャケットに、ヴァイオリン・ベースを携えて登場!
◆ポール・マッカートニー アウト・ゼアー ジャパン・ツアーの2013年11月18日 の東京ドーム公演のセットリストは、
1. Eight Days a Week 2. Save Us 3. All My Loving 4. Jet 5. Let Me Roll
It 6. Paperback Writer 7. My Valentine
8. 1985 9. The Long and Winding Road 10. Maybe I'm Amazed 11. Things We
Said Today 12. We Can Work It Out
13. Another Day 14. And I Love Her 15. Blackbird 16. Here Today 17. New 18. Queenie Eye 19. Lady Madonna
20. All Together Now 21. Lovely Rita 22. Everybody Out There 23. Eleanor
Rigby 24. Being for the Benefit of Mr. Kite!
25. Something 26. Ob-La-Di, Ob-La-Da 27. Band on the Run 28. Back in the
U.S.S.R.
29. Let It Be 30. Live and Let Die
31. Hey Jude
▼Encore1
32. Day Tripper 33. Hi, Hi, Hi 34. Get Back
▼Encore2
35. Yesterday 36. Helter Skelter 37. Golden Slumbers 38. Carry That Weight 39. The End
◆今回のツアーメンバーは、
ラスティ・アンダーソン(G)、ブライアン・レイ(G&B)、
ポール・ウィックス・ウィケンズ(Key)、エイブラハム・ラボリエル・ジュニア(Dr)
◆日本語で曲順・曲名(所属バンド)時を表記し、3公演の主な流れを解説すると。ポール殿のMCは、3公演ほぼ同じで、
1. エイト・デイズ・ア・ウィーク(ビートルズ) 2. セイヴ・アス(ソロ・新作「NEW」)
セイヴ・アス演奏後、ポール殿は日本語で、「こんばんは東京!」と挨拶すると「こんばんは~」と観客一同が返事して、
「ただいま~」と、言うと、「お帰りなさい~」と答えた。
3. オール・マイ・ラヴィング(ビートルズ)
オール・マイ・ラヴィング演奏後、「サンキュー!、有難!」と言った後、
「今晩も日本語がんばります!!! でも英語のほうが得意です・・・。」と、戯けた。
ここでベースからエレキ・ギターに持ち替え、
英語で「これが今日唯一の衣装チェンジだよ」と、ロングジャケットを脱いだ。
4. あの娘におせっかい(ウイングス) 5. レット・ミー・ロール・イット(ウイングス)を演奏。
日本語で「サンキュー、東京ドーム!戻ってきたぞ!~~~次の曲はジミ・ヘンドリックス捧げます。」
英語で「60年代の曲だ!」と言い、
6. ペーパーバック・ライター(ビートルズ)を演奏。
この時には、拙者の回りや、アリーナ席は総立ちとなった。
日本語で「サンキュー! 次の曲はナンシーの為です。」と言い、
7. マイ・ヴァレンタイン(ソロ)を演奏。
この時ステージサイドの4つのオーロラビジョンに、ジョニー・デップとナタリー・ポートマンが、
英語の手話で歌詞を解説した画像が映し出された。
「有難う!サンキュー! 次はウイングスだよ!(英語)」と言い、
8. 1985年(ウイングス) を演奏。
ここでエレキ・ギターを置いてピアノに移動して、
”Oh-Thank you Tokyo!!!”
9. ロング・アンド・ワインディング・ロード(ビートルズ)を演奏。
拙者を含め、歌詞を知っている奴らは、大合唱した。
英語で”Thank you! Next song is ぷろでくたー(ひらがな単語ヒアリング不能。)”
日本語で「次の曲は、リンダのために、書きました!」
拙者は「カキました!カキきました!」と、連呼。
10. 恋することのもどかしさ(ソロ)を演奏。
ピアノからアコーステイック・ギターに持ち替えて、
”Baby Jacky for Baby room now”
(と、聴き取りました。)
11. 夢の人(ビートルズ)
MC(メモしてませんでした・・・。)
12. 恋を抱きしめよう(ビートルズ)
(この曲も歌詞を知っている奴らは大合唱!)
「Thank you! 日本語頑張ります!」
13. アナザー・デイ(ソロ)
”OK! Thank you! Are you have Good Time?”の問いかけに、
多くの方々が”Yeah! Good Time!!!”と答えた。
14. アンド・アイ・ラヴ・ハー(ビートルズ)
(この時、拙者は英語の歌詞を知っていたのだが、1990年・1991年の「H・I・S」時代の坂本冬美殿が歌っていた歌詞で、
歌いそうになってしまった・・・。)
「次の曲は1960年代、アメリカの新聞を読んでイメージして作った~」と言った内容を、英語で語っていました。
15. ブラックバード(ビートルズ)
日本語で「次の曲は、ジョンの為です! ジョンに拍手を!!!」
16. ヒア・トゥデイ(ソロ)
アコーステイック・ギターを置いて、正面に置かれたサイケデリックなデザインのボードで装飾されたシンセサイザーの前に座り、
「次はニューアルバムからだよ!」と、英語で言い。
17. NEW(新作「NEW」)
「ありがとう! このアルバムも日本で No.1 にしてくれ!」と言う内容の事を英語で言っていました。
18. クイーニー・アイ(ソロ・新作「NEW」 )
19. レディ・マドンナ(ビートルズ)
(この時、拙者は立ち上がりクネクネと「カマ踊り?」をしてしまいました・・・。)
ここで再びアコーステイック・ギターに持ち替え
「OK!次の曲はイエローサブマリンからだよ!」と、英語で言ってました。
20. オール・トゥゲザー・ナウ(ビートルズ)
日本語で「素晴らしい!」と言い、英語で「次の曲はサージェント・ペッパーからだよ!」と、言っていました。
21. ラヴリー・リタ(ビートルズ)
「次の曲はニューアルバムからだよ!」と、英語で紹介し、
22. エヴリバディ・アウト・ゼアー(ソロ・新作「NEW」)
リプライズで会場と「おおおお!」と短くサビ合唱。
23. エリナ・リグビー(ビートルズ)
正面の再びシンセサイザーに座った後、会場と
Yeahー! Oh-! HAHAHA!などの掛け合い。
24. ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト(ビートルズ)
「次はジョージの為です。ジョージに拍手をーーー!」と、日本語で言い、
ジョージの遺品のウクレレで、
25. サムシング(ビートルズ)を演奏。
英語で「有難う、ジョージ良い歌を・・・。」
再びエレキギターで、
「またビートルズの曲だよ!」
26. オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ(ビートルズ)
会場と合唱!
「最高おおおおおおおおお!!!!!!!!」
27. バンド・オン・ザ・ラン(ウイングス)
飛行機のジェット音と共に、
28. バック・イン・ザ・U.S.S.R.(ビートルズ)
再びステージ右側のピアノに移動して、
「Yeah-! 最高!」時間をおいてから、
29. レット・イット・ビー(ビートルズ)
会場は静かに合唱。
30. 007死ぬのは奴らだ(ウイングス)では、
ドッカン!ドッカン!ドッカン!と、火炎放射器のステージングされ、赤い炎と紫の煙に染まり、
演奏後ポール殿は耳を塞いで戯けていました。
「有難う!」
31. ヘイ・ジュード(ビートルズ)
会場は静かに合唱し、
サビの「ラーラーラーラッ、ララッラーーー×2、ヘイージュード~~~!」で大合唱。
一通り合唱したところでベース・ドラム以外の演奏を止めて、ポール殿の呼びかけで、男性と女性に分けて合唱し、
再び合流し大合唱で、ポール殿のシャウトとピアノの連打が炸裂し、曲の最後で何かを呟きながら、
演奏終了。
メンバーと共に四方に手お振り、バックステージにポール殿が行ってしまうと、
We Want Pual! We Want Pual! We Want Pual!!!の大合唱と共に、
皆、アンコールを呼びかけ、
暫くすると、バイオリン・ベースを携えて、再びステージにポール殿は帰ってきた!!!
ポール殿が「もっと?」と、言うと。
観客一同が、Yeah!!!!!!!!!!!!!!!!!
32. デイ・トリッパー(ビートルズ)
拳を振り上げ、大合唱!!!!!!!!!!!
Thank You Tokyo! もっと聴きたい?
Yeah!!!!!!!!!!!!!!!!!
33. ハイ・ハイ・ハイ(ウイングス)
All Right Thank You!!!!!!!!
34. ゲット・バック(ビートルズ)
皆、踊りながら、大合唱!!!!!!!!!!!!!!!
オリジナル演奏終了後再びおまけで
GET BACK!!!!!
再び客席に手を振り、バックステージに戻ったが、客席の
PUAL! PUAL! PUAL!!!のコールに、
再びアコーステイック・ギターを携えて、ステージに帰ってきた!!!!!
短くMC(英語、聞き取り不能。)
35. イエスタデイ(ビートルズ)
皆で静かに合唱。
バイオリン・ベースに持ち替えてから、
OK! もっと聴きたい?
36. ヘルター・スケルター(ビートルズ)
オーロラビジョンに四角い幾何学模様のアニメ?が映し出され、
拙者は、絶叫しながら、頭を振っていました。
再びポール殿はピアノに座り、
日本語で、「そろそろ帰る時間です。」と言うと、
会場からは、
NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!
ポール殿は英語で、
「このコンサートを支えてくれたスタッフ、ファンタステイック・バンドに拍手!!!」
という内容のことを語った。
37. ゴールデン・スランバー〜38.キャリー・ザット・ウェイト〜39.ジ・エンド(ビートルズ)
カーテンコール後、再び
Thank You Fantastic I Love You Tokyo!!!! また会いましょう。Tokyo See you Next Time! またね!!!!!
と言った後、透明なプラスチック吹雪がアリーナ席に舞い降りて、
ポール殿は手を振りながら、ステージを降りた。
公演中の、どのタイミングか忘れてしまったが、ポール殿が大きな「日の丸」持ってステージを練り歩いたとき、
拙者も、日の丸の扇子や、ユニオンジャックのバンダナを振った。
公演後、ドームから水道橋駅までの人混みを抜けてから、何処かでメシでも食おうかと思ったが、
時刻は22:30。「今から食うと確実に太るな。」と思い、
コンビニで野菜ジュース・オレンジジュース・牛乳・コーヒー・お茶・ミネラルウォーターなどを買い込んで、
宿の冷蔵庫に入れてから宿の地下にある温泉に入って、
ニュースと、山形県内では大きな圧力のため、情報操作で放映されなくなったアイドル系の深夜テレビを見て就寝。
●11月19日・2日目、08:30起床。
ようやく宿で、ご飯、味噌汁、漬け物、納豆、海苔、ふりかけ、ごま塩、生卵、目玉焼きなどの、まともな食事に有り付く。
ホテルの朝食会場の隣の公園では、消防署員の方々が消防車などを搬入して、訓練を行っており、
酒田の多くの消防署の隣には広めの駐車場があるので気づかなかったが、
「都心のど真ん中での消防訓練活動も大変だな。」と、実感した。
それと、公園全体が金網で覆われており、夜間は鍵が掛かって立ち入り禁止になっていることに驚かされた。
確かに、そうしないと、都内でも気品がある御茶ノ水界隈でも、夜中中屯して騒ぐDQNや、浮浪者の就寝場所になってしまったり、
時には喧嘩や様々な破壊活動の拠点となってしまうんだろうな。と、思った。
洗面後、御茶ノ水の楽器屋街と、神保町の書店街へ出かける。
靖国通りから御茶ノ水駅まで多くの楽器店が軒を連ねていたが、エレキギター・ベース、アコースティックギターの店が多く、
今回の旅で探していたフリューゲルホーン、エレアコ・ベースを取り扱っている店や、
ヴァイオリンやピアノ・管楽器・ドラムスなどの打楽器は少なく、邦楽器や世界の民俗楽器などを扱っている店は無かった。
神保町の書店街では、東北地方や新潟県内の書店を廻ったが見つからなかった本を探したが、
その日は何処にどんな店があるかだけ確認して、試奏・購入はせずに、御茶ノ水駅から神田川の南側を通り東京ドームへと向かった。
東京ドームシティに着いて、暫く構内をウロウロして、ホテルの最上階まで展望エレベーターから、
東側に東京スカイツリーが見えた時、
感動した!!!!!
歩き疲れて、ドーム前のベンチで昨日まで居たグッズ売り場を横目で見ながら人間観察していると、
国籍不明のアジア人の20代後半の男性が四方に祈りを捧げ、
自国の歌やビートルズのヘイ・ジュードを交えながら、東日本大震災などを悼む内容の、
ストリート・パフォーマンスを始めた。
多くの人達は遠目で見て見ぬふりををしていたが、何人かは話しかけていた。
最後まで見ていたかったが、御茶ノ水風に言うと「御花畑」に行って居る間に、居なくなっていた。
今回は17:00の会場時間に会わせて入場の列に並んだが、会場整備・リハーサルなどが遅れて、17;30過ぎの入場となった。
2日目の夕食はドーム内の売店で購入した照り焼きバーガーとコロコロポテトをジンジャエールで胃袋に流し込み、
いざ、出陣!
今回はS席!当然アリーナ席と思っていたら、一塁側の内野のバック・ネット寄りの席で、またまたガッカリした・・・・・。
「アリーナ席はやっぱり、金持ち・業界関係者・ファンクラブ・プレイガイドで直接チケットを買った奴らで占められているんだろうな。」と、
思った。
そういえば大阪時代、
大阪城ホールで公演されたロッド・スチュワート殿(アリーナ席後方)、
大阪厚生年金会館で公演されたイーグルスのベーシストのランディー・マイズナー殿(最前列左端)の時も、
難波のヤマハのプレイガイドでチケットを買っていたことを、思い出した。
そのプレイガイドでも、フェスティバルホールで公演されたジョン・ロード殿、コージー・パウエル殿が生きていた頃の、
ホワイト・スネークでさえ、2階の最後尾の席だった・・・。
周りを見渡すと、客層は明らかに拙者より若者達?だった。
◎公演中日、19:19開始。
ポール殿は赤いロングジャケットにヴァイオリン・ベースを携えて登場!
◆ポール・マッカートニー アウト・ゼアー ジャパン・ツアーの2013年11月19日の東京ドーム公演のセットリストは、
1. Eight Days a Week 2. Save Us 3. All My Loving 4. Jet 5. Let Me Roll
It 6. Paperback Writer 7. My Valentine 8. 1985
9. The Long and Winding Road 10. Maybe I'm Amazed 11. Things We Said Today 12. We Can Work It Out
13. Another Day 14. And I Love Her 15. Blackbird 16. Here Today 17. New
18. Queenie Eye 19. Lady Madonna
20. All Together Now 21. Lovely Rita 22. Everybody Out There 23. Eleanor
Rigby 24. Being for the Benefit of Mr. Kite!
25. Something 26. Ob-La-Di, Ob-La-Da 27. Band on the Run 28. Back in the
U.S.S.R.
29. Let It Be 30. Live and Let Die
31. Hey Jude
▼Encore1
32. Day Tripper 33. Hi, Hi, Hi 34. I Saw Her Standing There
▼Encore2
35. Yesterday 36. Helter Skelter 37. Golden Slumbers 38. Carry That Weight 39. The End
この席では公演中、スマホやアイパッドで撮影しながら鑑賞している奴らも多く、
オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ以降はほぼ総立ち状態で騒いだ。
この時、今まで持って振るだけだった蛍光体に紐を付けて目立つように頭の上で回し始めたり、
「ヴォイス・波動砲」を開眼し、
ポール殿を振り向かせた。
2日目公演終了後も、ほぼ1日目と同じく、人混みを掻き分け、コンビニでドリンク&フードを補給した。
そういえば、東京に着いてから、生野菜や果物、鮮魚・精肉を見ていない。
コンビニ・食堂・ファミレス・居酒屋などはかなりあるが、
スーパーマーケット・産直市場・ホームセンター・家電量販店が見当たらない。
路地に入るとマンションがあり、かなり人は住んでるようだが、生鮮食料品の買い物は何処でしているのか、疑問を感じた。
神保町・御茶ノ水・水道橋界隈は大学が沢山あり学生街なので、大阪時代の拙者のように、自炊している奴もかなり居るはず。
今度、東京に行った時の調査事項の一つにしておこう。
その晩も、ホテル内の温泉に入り、テレビを観て、
就寝した。
●11月20日・3日目。
FREE DAY 09:00起床。
朝食・洗面終了後、東京ドームへ今回の旅のお土産としてジャイアンツグッズと、
目星を付けていた神保町書店街、御茶ノ水楽器店街に出発。
東京ドームではジャイアンツ・グッズ・・・。と東京ドーム銅鑼焼きを購入。
神保町書店街では、東北地方や新潟県内の書店では手に入らなかった、全部、漢文で書いてある「ある書物」を購入し、
御茶ノ水楽器店街では、
ある店で、アメリカ映画「ランボー」のメインテーマと、ビートルズのイエスタディをフリューゲルホーンで試奏し、
何件か回ってトランペットケース、フリューゲルホーン、エレアコ・ベースを見て回り試奏したが、
「ビッ!」
と、来るものは、無かった・・・。
夜のとばりの降りる頃、本来ならば、この日に、ネットで予告した飲み会をやる予定だったが、
平日で誰も来れなかった・・・。
考えて見たら大阪時代も、遠い昔の話になってしまい。あの頃の様には誰も行動出来なくなった・・・。
拙者自身も今回の旅を挙行するに当たり、具体的に話題にはしないが、かなりの無理をした・・・。
増してや所帯持ちで、嫁・旦那・子供・介護が必要な親が居たら、
益々自由に動きが取れないだろうなと、思った・・・。
その晩は神保町のレストランで、ちょっと良い物を食べてホテルに戻った・・・。
●11月21日・4日目
08:30起床。
朝食と洗面後、再び御茶ノ水楽器店街に出かけたが、やはり「ビッ!」と来るものは無かった・・・。
今度は神田川の北側を通り、東京ドームに向かった。
公演開始までまだかなり時間があったので、ドームの回りを1周していると、
白山通り沿いにあるドームのスタッフの出入り口には、ポール殿の入り待ちの奴らが沢山居た。
まだ時間があったので、再び東京ドームホテルの34階の最上階へ行くと、
夕日に染まったスカイツリーが出迎えてくれた。
知らないうちに最上階のレストラン・アーティスト・カフェに引き込まれ、まだティータイムだったので、軽い食事しかなく、
合計で「2100円」のサンドイッチとコーヒーを注文した。
(ええ材料と調理法のせいか美味かった。ディナータイムのメシだったら、1万円越えるな・・・。)
窓から西を見ると、夕日に陰を落とした赤い富士山が長いシルエットを描き出し、
南を見ると、ビル街に夜のとばりが降りてきて灯りが銀河のように見えてきた。
夕暮れのこのレストランは、野球好き、本好き、楽器好きの奴らには、
最高のデート・スポットです。
プロポーズするのにもいい場所です
名残惜しいかったが、もう公演の時間が近づいていたので、レストランを後にした。
もうひとつ、ここから見える良い眺めがあったが、
秘密にしておこう。
再び入場の列に並び、入場後ハプニング発生!
フードコーナーで荷物整理をしているうちに、チケットを紛失してしまい、
席が分からなくなってしまった!!!
再び、荷物整理をしたフードコーナーに戻ると、
封筒ごとチケットはありました。(ホッ。)
最終日の席は、三塁側の2階で通路を挟んで初日よりもワンブロック下の席で、
ピアノを弾くポール殿にアピール出来る最高の場所でした。
しかし、周辺の客層は、拙者より「大・年・輩」の男性の方々でした・・・。
◎公演最終日、開始。
少し遅れて、ポール殿は黒いロングジャケットにヴァイオリン・ベースを携えて登場!
◆ポール・マッカートニー アウト・ゼアー ジャパン・ツアーの2013年11月21日 の東京ドーム公演のセットリストは、
1.Eight Days A Week 2.Save us 3.All My Loving 4.Listen To What The Man
Said 5.Let Me Roll It 6.Foxy Lady (instrumental)
7.Paperback Writer 8.My Valentine 9.1985 10. The Long And Winding Road 11.Maybe
I'm Amazed 12.I've Just Seen A Face
13.We Can Work It Out 14.Another Day 15.And I Love Her 16.Blackbird 17.Here
Today 18.NEW 19.Queenie Eye
20.Lady Madonna 21.All Together Now 22.Lovely Rita 23.Everybody Out There 24.Eleanor Rigby
25.Being for the Benefit of Mr. Kite! 26.Something 27.Ob-La-Di, Ob-La-Da 28.Band
on the Run 29.Back in the U.S.S.R.
30.Let It Be 31.Live And Let Die
32.Hey Jude
▼Encore1
33.Day Tripper 34.Hi, Hi, Hi 35. Get Back
▼Encore2
36.Yesterday 37.Helter Skelter 38. Golden Slumbers 39. Carry That Weight 40.
The End
13曲目のWe Can Work It Outの頃までは初日・中日と同じように曲調に合わせて騒いでいたのですが、
「斜に構えて」、「スカして」、「格好良くもないのに」「格好つけて気取りながら」、「自己満足の能書きをひけらかしながら」、
「ポール殿を、他人から見ればどうでもいい、テメエの型にハメて喜んでいる」。
「大・年・輩」の奴らに・・・。
「立つな! ライト振り回すな!」と、
言われてしまいました・・・。
言い返すと喧嘩になるので、無視しました。
しかし、27曲目のOb-La-Di、Ob-La-Da以降、
結局、「大・年・輩」の方々も、
立って、踊って、歌っていました!!!
(失笑・・・。)
もちろん、そこからは再び拙者も通常ドライブ!!!!!
クラシックや邦楽のコンサートじゃないしね。
(クラシックでも、邦楽でも、場合によっては、コンサート中観客が踊る時がありますか、
イギリスのBBCプロムズのように。)
ポール殿も自分のコンサートを「斜に構えて」「スカして」見られるのは、
嫌だろう・・・。
俺も、嫌だ!
踊るときは、踊れ!
歌うときは、歌え!
叫ぶときは、叫べ!!!!!
2回目のアンコールのYesterdayで、ポール殿へのサプライズで、観客全員に配られたイエローピンクのサイリウムで会場を彩った。
夢見るように、「アッ!」という間に、
ポール・マッカートニー アウト・ゼアー ジャパン・ツアー 2013年東京ドーム公演は、終わってしまった。
今回は、半分以上がビートルズ時代の曲で、
ひとつだけ心残りなのが、拙者がフランス語を勉強する切欠となった
Michelle(ミッシェル)は、聴けなかった・・・・・。
少し後ろ髪を引かれながらも、名残惜しく、計画退場の列に加わり、
東京ドームを後にした・・・。
帰り道は東京最後の夜。
ゆっくり、ゆっくりと、白山通りから靖国通りを歩き、宿に戻った・・・・・。
11月22日・5日目
06:00起床
洗面後に朝食、そして出発準備。
お世話になった宿の方々にお礼を言い、08;30出発。
帰り道に再び太田姫神社に参拝し、御朱印を授かる。
御茶ノ水駅までの上り坂、駅の階段をスーツケースを引きづりながら、中央線で東京駅へ。
10:12発のマックスときに乗り込んで東京を後にした。
荒川を過ぎると、快晴の西の山々に、雪を頂いた富士山が見えたので、
大宮過ぎあたりまで写真を撮りまくった。
案の定、高崎を過ぎて新潟県内に入ると雨。川が増水していた。
新潟駅に着いて牛カルビ弁当、たけのこの里、お茶を構内コンビニで購入し、
いなほ5号に乗り込み、曇天模様の日本海と山々・くすんだ町並みを通りすぎで、
ツアーで買ったパーカーを着込んで酒田駅に降り立ち、
旅は終わった。
旅、翌日の11月23日。
またベースが弾きたくなり、昼食後、この夏に出会ったベースを買いに鶴岡市のS-MALLの新星堂へ向かった。
あれから3ヶ月、もう売れてしまっているかな?と、思っていたが、
ありました。
店員の方に話を聞くと、フレットレスベースなので敬遠され、3ヶ月間そこから動いていなかったそうでした。
試演すると、ネックが逆反りしていて、フレットの付け根に弦が当たっていたが、
調整すれば、初めて弾いたときのような演奏が出来ると思い、
購入した。
店を出てエスカレーターに向かうと、
川嶋あい殿が1階のホールでインストア・コンサートの準備を行っていた。
もう、ホールは人で一杯だったので2階から鑑賞し、
旅立ちの日に、Yes No、My Loveなどの3曲を演奏した。
コンサート終了後、CDを購入し、あい殿と握手したが、
思いがけない、突然の出会いだったので、良い言葉が浮かばず、
頑張って下さい。
で、精一杯だった・・・。
数日後、ベースのネックの反りを修理すると、滑らかに、力強く、響き渡り、
様々なメロディとリズムが弾き出され、
ポール殿の公演で今回演奏されたDaytripperと、今回演奏されなかったMichelleのベースのフレーズと、
あい殿の旅立ちの日にのメロディを奏でた。
ここから先は、新しい物語の始まり、
今年の冬はどうなる事やら・・・・・。
THE END
WOLFIE-JAPAN2013(C)