銀山温泉銀山荘



大正ロマン漂う湯の町・銀山温泉、仙峡の宿 銀山荘は銀山温泉の中心地から離れていることから、クラッシクな温泉地の雰囲気を
楽しむ散策をするには少し歩かなければなりません。仙峡の宿 銀山荘は車の乗り入れが禁止されている銀山温泉の中心地ではな
いことから、宿の前まで自家用車で行くことができます。大理石で造られた大きなお内湯は、大きな窓から四季折々の景色を眺めな
がら温泉を楽しむことが出来ます。お湯は無色透明で、ちょっと硫黄臭があり、白いひものような湯ノ花が舞い、硫黄泉ながらさっぱ
りした温泉です。露天風呂へ続くドアは、内湯の湯船の中にあります。開放的な広い湯船に浸かっていると、心まで明るく晴れやかな
気持ちになります。露天風呂からさらに一段進むと、木造りの寝湯があります。絶妙な角度の寝湯に体を委ねて湯に浸かると、目の
前に広がるのは静かで美しい自然の景観です。そっと目をつぶり一息つけば、木々の呼吸や川のせせらぐ音が
心地よく、今日の疲れから解き放ってくれるようです。






山形県尾花沢市大字銀山新畑85 Tel:0237-28-2322 泉質:ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉 泉温:63.8℃
効能:神経痛・関節痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺・慢性消化器病・痔疾・打ち身・くじき・冷え性・疲労回復・病後回復・健康増進等

天童温泉
舞鶴荘



山形を代表する名湯・天童温泉は、明治19年、灌漑用水確保のため鎌田原を掘った際、温泉が湧出したといわれ、開湯以来約120年の
歴史を誇ります。グランドホテル舞鶴荘は、そんな天童温泉の名門ホテルです。静かなる優しい空間に心和み、たおやかに刻が流れま
す。温泉は、窓が大きく広々とした浴室です。窓の外には天童市らしく将棋駒のモニュメントが飾られていました。壁際に並んだ洗い場の
数は十分にあります。温度調整は問題ありませんが、節水ヘッドのためか水圧は弱めです。浴槽は大規模旅館だけあって広々としてい
ます。無色透明で匂いも無いあっさりとしたお湯です。アルカリ性ですがスベスベ感も控えめで、万人に好まれるお湯です。ピラミッド型の
湯口から注がれたお湯は浴槽の縁からあふれ出していました。幅が広いとはいえ投入量に比べるとオーバーフロー量は少なく見えます。
湯口のお湯も新湯以外に循環分も入っているのかもしれません。露天風呂は、脱衣所の奥側に入り口がありますが、内湯の中を通っても
向かえます。露天風呂側にも洗い場が設置してありました。こちらの露天風呂はワイルドな石造りです。浴槽は内湯に比べれば小さい
ものの、4~5人は十分に利用できます。屋根付きで雨や雪でも利用しやすいですが、目隠しの囲いがあるため解放感は薄めです。





山形県天童市鎌田本町2丁目4-51 Tel:023-653-3111 泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉 泉温:60.1℃
効能:神経痛・関節痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺・慢性消化器病・痔疾・打ち身・くじき・冷え性・疲労回復・病後回復・健康増進等

赤倉温泉ゆけむり館



赤倉温泉に日本庭園内の大露天風呂や産直施設、交流スペースを備えた日帰り温泉施設が誕生しました。「旧せんしん館」をリニュー
アルした館内には、日本庭園内にある大露天風呂や内湯を楽しめる「芭蕉の湯」が新設され、「旧せんしん館」から受け継いだ懐かしさ
漂う内風呂と、こじんまりとした露天風呂の「曽良の湯」、お子様連れなど家族で楽しめる「峠の湯」がご利用できます。内湯は石タイル
張りで底には丸石が埋め込まれています。意外と深さがあり、お尻をつくと肩までとっぷり浸かれました。また内湯は井戸水加水ありの
循環式だそうです。お湯は無色透明無臭であまり特徴は見受けられません。ちょっととぬるめですので、ゆっくりと浸かるにはよさそう
です。露天風呂は、内湯からは繋がっておらず、一度脱衣所を経由する必要があります。こちらは全面石タイル張りで、周囲の巨石
がワイルドな雰囲気を出しています。内湯よりさらに狭く、4人も入れば圧迫感が強そうです。汚いわけではないですが、隣の竹林の葉
が結構入ってしまうようです。露天風呂の開放感はなかなかのもの。こちらのほうがお湯使いが良く、加水無しの掛け流し式です。





山形県最上郡最上町大字富澤817番地の1 Tel:0233-45-3533 泉質:ナトリウム・塩化物・硫酸塩温泉 泉温:74.0℃
効能:神経痛・関節痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺・慢性消化器病・痔疾・打ち身・くじき・冷え性・疲労回復・病後回復・健康増進等

蔵王温泉
おおみや



山形県蔵王温泉にある「おおみや旅館」のお風呂は、100%源泉掛け流しの天然温泉です。蔵王温泉は、開湯西暦百十年、いまから
1900年ほど前、日本武尊の東征に従った吉備多賀由により発見されたという伝説が残っています。蔵王温泉と言えば強酸性泉のに
ごり湯で有名な温泉ですが、その中でもピカイチの泉質だと噂されています。浴室は正面に大きな窓があるので明るく,全木造の湯
小屋風で情緒があります。3~4人程入れる大きさの木製浴槽が2つ並んでありました。向かって右側は高温浴槽で、湯口からドバドバ
とお湯が注がれ掛け流しになっていました。微白濁で硫黄鉱物臭のあるお湯は つるすべとした浴感があり新鮮そのものです。結構熱
いので、肩まで浸かれるのにはギリギリの湯温です。左側の浴槽は、一段と熱い超高温浴槽です。湯口は浴槽内にありますが、ドコド
コとお湯が注がれているのが感じられます。お湯は常に浴槽から溢れ、洗い場に流れ続けています。この周辺の床だけが 付着した
お湯の成分により色が変わっていました。外のおまけ的なスペースには5人程が入れる大きさの露天風呂があります。囲いと葦簾屋
根があり,景観は望めませんが、外のひんやりとした空気の中で入浴を楽しめます。湯口からはお湯がトポトポと注がれ、軽い掛け
流しになっています。青色を帯びた白濁で湯温はと温めの浴槽になっており、内湯と比較して鮮度はあまり良くありませんが,
唯一 ゆっくりと浸かれる浴槽でした。





山形県山形市蔵王温泉46 Tel:023-694-2112 泉質:酸性-含鉄-硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉 泉温:53.3℃
効能:神経痛・関節痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺・慢性消化器病・痔疾・切り傷・火傷・慢性皮膚病・慢性婦人病・虚弱児童・冷え性等

赤湯温泉丹泉ホテル



江戸時代中期創業 歴史ある温泉旅館です。丹泉ホテルは江戸時代中期創業で、丸屋と号していました。明治31年大宴会場を含む改築
を行い、当時の町当局より丹泉ホテルの屋号を頂きました。丹泉とは赤湯の意で上杉鷹山公の師、細井平州先生が来湯の際の漢詩の
中に(丹泉の地に遊ぶ)と詠んで居られます。大浴場は、タイルが貼っている浪漫風呂と古代檜風呂があってそれぞれ岩造りの露天風呂
が併設されています。風呂の形はどうでも良いですがお湯が気持ち良いです。素朴でどこか懐かしい露天風呂は小さめで、2~3人入れ
るくらいです。温泉のお湯は少しヌルッとするタイプで保温力も良いです。当日は他の客とは会わなかったので単独で入浴できました。木
の香りに包まれることが出来る檜風呂は、広々とした良い感じのお風呂でした。源泉かけ流しの無色透明無臭の温泉は良く温まり、
ゆっくりと赤湯温泉の湯を楽しむことができました。





山形県南陽市赤湯988 Tel:0238-43-3030 泉質:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉 泉温:60.4℃
効能:神経痛・関節痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺・慢性消化器病・痔疾・切り傷・火傷・慢性皮膚病・慢性婦人病・虚弱児童・冷え性等

蔵王温泉下湯共同浴場



共同浴場 下湯」は、蔵王温泉のメインストリート「蔵王ライン」から. 観光協会横の細い坂道を150mほど上がったところにある共同浴場
です。蔵王温泉は山形県山形市南東部、蔵王連峰の西麓にある温泉で、標高の高い位置にあることから白布温泉、福島県の高湯温
泉と共に奥羽三高湯の一つに数えられます。その泉質は強酸性泉で、下湯共同浴場は蔵王温泉に3つある共同浴場の1つです。木造
のいかにも共同浴場といった造りは上湯と同じです。浴室は、換気のためか脱衣場や浴室ともに風が吹き込みます。桶で湯をすくえば、
なんか少しぬるい感じです。かけ湯した後、湯船に身を沈めれば私にとっては適温のお湯でしだ。小さいながら比重のありそうな白い湯
の華が湯船の底に沈殿し、湯をかき混ぜるとフワフワ舞い上がります。透明感のある湯は見た目に青白く映る極上湯で、わずかにツル
っとした感覚の中にも酸性の肌を引き締めるのが印象的です。全て木造の共同湯の雰囲気も素晴らしい温泉でした。





山形県山形市蔵王温泉30-2 泉質:酸性-含鉄-硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉  泉温:56.9℃
効能:神経痛・関節痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺・慢性消化器病・痔疾・切り傷・火傷・慢性皮膚病・慢性婦人病・虚弱児童・冷え性等

赤湯温泉共同浴場
とわの湯



とわの湯は昭和18年に建てられた。名づけは町民からの募集で、この18という数字から18(とわ)となりました。なんとなく親しみを感じます。
私の生年と同じ、それと南陽市出生ゆえかもしれません。丸い胴体の郵便ポストや電話ボックスがあり、レトロ感を増しています。建物はも
ちろん決して新しくはなく、町の公衆浴場らしくいい感じに年季が入っている。しかし、このとわの湯周辺も全然温泉街らしくありません。本
当に普通の住宅地の一角みたいです。とわの湯の周辺には温泉旅館も何軒かありますが、それでも景観は田舎の国道沿いそのままで、
あまり観光地らしくありません。浴衣で散策とかしたら絶対浮きそうです。とわの湯の浴槽はきっちりと正方形です。少し鼻を突くような刺激
臭のようなものを感じます。赤湯温泉のどこの共同浴場も、湯気が凄くて浴室内がミストサウナみたいになっていて、前がよく見えないし、時
々ポタリと冷たい滴が落ちてきて思わずヤラレタと飛び上がりそうになります。お湯はわずかにうす濁りで、茶色の少し大きな湯の花がぽわ
っと、ところどころに漂っています。加水もあるものの掛け流しのお風呂は、浴槽の縁から円形のさざなみを作り贅沢に流れています。
赤湯温泉の共同浴場の全てに共通しているのが、隅々まできっちり管理されていて、清潔で、とても気持ちよく入浴できる事です。





山形県南陽市赤湯392 電話:0238-40-2923 泉質:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉 泉温:60.4℃
効能:神経痛・関節痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺・慢性消化器病・痔疾・切り傷・火傷・慢性皮膚病・慢性婦人病・虚弱児童・冷え性等

蔵王温泉アストリアホテル



赤い屋根と白い壁のメルヘンチックな本格リゾートホテル、蔵王アストリアホテルは標高960m、蔵王温泉の中で一番の高台に位置にあります。
露天の湯からは、遠く朝日連峰の山並みまで見渡すことができます。新緑芽吹く春、紅葉に彩られた秋は特に絶景ポイントです。蔵王のお湯は
この白濁色が最高です。硫黄臭にあふれるph1.8の強酸性の温泉は体に傷があるとピリピリくる強烈な刺激が特徴です。舐めると酸っぱくて蔵王
温泉に来たぁと叫びたくなるほどです。一口に蔵王温泉と言っても様々な源泉がありここは湯左ノ沢1号と湯左ノ沢2号の混合泉です。個人的な感
じでは蔵王の中でもかなり力強いお湯で、ヘビーなお湯と感じました。露天に入ってたらホテルの従業員の方が来て「熱くないですか」と気遣ってく
ださいました。「源泉の温度が51℃あるのでもし熱かったらホース使って水入れて下さい」とホースを設置してくれました。しかし耐えられる熱さだっ
たし、せっかく源泉掛け流しの湯に水を入れたくなかったので使いません。内湯は、源泉かけ流しの湯と広々とした大浴場です。アルカリ性・ミネラ
ル泉と強酸性硫化水素泉、それぞれ効能の異なる泉質を楽しめます。





山形県山形市蔵王温泉横倉外5 Tel:023-694-9603 泉質:酸性-含鉄-硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉 泉温:51.3℃
効能:神経痛・関節痛・筋肉痛・五十肩・運動麻痺・慢性消化器病・痔疾・切り傷・火傷・慢性皮膚病・慢性婦人病・虚弱児童・冷え性等