![]() 呼吸停止から1分以内に心肺蘇生法を施せば97パーセントは救命できると言われているのが,4分で50パーセント,6分経つと救命率はたったの20パー セントに落ち込んでしまいます。正に1秒を争う事態です。 ところが救急車が通報を受けてから現場に到着するまで平均約6分も掛かってしまいます。 これでは助かる確率が余りにも低すぎます。絶望的といっても良いでしょう。 実際心臓が止まって救急隊に運ばれた患者さんが社会に復帰できる確率は、地域によっても違いますが、たったの2パーセント弱しかありません。100人救急車を頼んで1人しか助からない計算です。 ところがアメリカの一番進んでいる都市では40パーセントもの方が社会復帰を果たしているそうです。統計の取り方、心臓が止まる原因の違いがあるので一概に比べられませんが、この差はどこから来るのでしょうか? アメリカに比べ日本の救急隊が著しく遅れているのも一つに挙げられますが、なんと言っても一番の違いは日本の市民の方が心肺蘇生法を知らない、もしくは知っていても実施しないことが大きいのです。 最初に言ったように最初の数分間に心肺蘇生法を施さなければ助けられません。医療技術や救急隊の装備ががどんなに素晴らしくなってもダメなのです 。 すぐ近くにいるあなたが心肺蘇生法を施してあげなければ,目の前で倒れたあなたの家族を助けることは出来ないのです・・・ 消防署や日本赤十字等では一般の方へ無料で心肺蘇生法をお教えしています。 あなたの大切な家族を守るためにも、また、自分自身を守るためにも是非、講習会を受けて下さい! 消防署では定期的に講習会を開いています。 ぜひ、お近くの消防署へ電話で講習会の申し込みを行ってください。 山形県西村山地区の場合は電話0237−86−2595までお願いします。 |