![]() ホントはただ寝ているだけの人にいきなり口をつけたり,胸を押したりしたらひっぱたかれますから ホントに意識が無いのかを確認します。 相手の耳元で肩を叩きながら呼び掛けます。 「小泉さん? 小泉さん! 小泉さーん!!!」 声も叩く力もだんだん強くしていくのがポイントです。 意識があれば目を開けるか、体を動かして反応します。けっしてガクガクと体を揺するようなことはしないでくださいね。 |
![]() 心肺蘇生法を行う前に、まずこれだけはやって下さい。 でないと延々と一人で心肺蘇生法をやり続けることになります。 電話番号は119番,ご存じですよね? |
![]() 空気が肺まで通りやすくする事を気道確保と言います。 仰向けに寝ている場合は舌が喉の奥に落ち込んで気道を塞いでしまいます。 そこであごの先を指でしゃくりあげるように上方に引き上げます。 自分の頭を見上げるような格好になります。 こうすると舌の根っこが引き上げられ、空気が通りやすくなります。 横向きに寝ている場合も同じようにあご先を引き上げてあげます。 |
![]() 相手が息をしているかどうかはちょっと見た目には良く判りません。 そこで相手の口元に自分のほっぺを出来るだけ近づけて,息や鼻息が触れるか10秒以内で確認します。 その時,目線は相手の胸やお腹を見ています。 息をしていれば胸かお腹が上下しますので判ります。 |
![]() まずはちゃんと息が吹き込まれるように 気道確保 をします。 次に相手の鼻を摘んで、鼻から息が漏れないようにします。 そして相手の口を覆い隠すくらい自分の口を大きく開け、ゆっくり息を吹き込 みます。 吹き込む量は相手の胸が少し膨らむ程度です。 これを2回行います。 相手が見知らぬ人で直接口を付けるのが嫌な場合は,布等を当ててその上から吹き込んでもいいです。 最近は相手の口に直接触れずに人工呼吸が出来る器具が市販されています。 もし息を吹き込むときに抵抗が感じられた場合は、もう一度きちんと気道確保をやり直してみてください。 それでも吹き込めなければ、喉の奥に何かが詰まって気道を塞いでいる可能性があります。 異物を除去して下さい 。 |
![]() 人工呼吸を行った後、次の3つのうちのどれかが無いかを10秒以内で確認します。 1・十分な呼吸を始めた。 2・咳き込んだ。 3・体が大きく動いた。 もし、上記のうち一つも見られなければ、心臓は停止しています。心臓マッサージが必要になります。 |
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![]() 後は救急隊が到着するか、あなた自身がそのまま心肺蘇生を続けると危険な状 態になるかです。 どうか勇気を出して頑張って下さい。 |