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飯豊朝日連峰の登山者情報

 この頁は飯豊朝日山岳遭難対策委員会が飯豊連峰と朝日連峰における安全で快適で感動のある山行を願い作成したものです。登山者情報の内容は、調査時点の状況であり数日後には同じコースが通れなくなる可能性があります。また当該コースを通過可能な装備・技術・経験・体力があることを前提とし、所要時間も実際に要した時間でありコースタイムではありません。また調査者によって基準が異なることに留意下さい。

今日の1枚 = 2017年09月04日 =
【飯豊連峰】
・ No01(石転ビ沢)雪渓崩壊中、充分な注意が必要。
・ No04(西俣尾根)上部は登山道なし。
・ No06(大石ダム→大熊小屋→大熊尾根→杁差岳)は数年間道刈りを行っておらず、通行禁止!
・ No07(足の松尾根)車道が崩壊し通行不可!
・ No08(加治川治水ダム→湯ノ平→おういんの尾根→北股岳)は林道が土砂崩れで埋没し、徒歩も含めて通行禁止!
・ No10(ダイグラ尾根)取付きの桧山沢吊橋が架橋されおらず通行止め!刈り払いしてないので上部は藪化進行。
・ No11(大日杉→切合小屋)稜線直前の残雪がなくなったので通行可。ただし御沢経由コースは雪渓が悪く通行不可!
・ No12(川入→三国小屋)特に問題なし。ただし下南沢(小白布)コースは作業道のため林道入口で施錠。また横峰先から地蔵山に登るコースは廃道。
・ No13(五段山経由コース)特に問題ない。ただしトンネルから谷地平に向かう林道は施錠され通行止め。
・ No14(弥平四郎コース)特に問題なし。ただし弥生から鏡山に向かう林道は途中から車両通行ができないほどに荒れている。

【飯豊連峰周辺の山々】
・二王子岳・・・第2091号参照
・立烏帽子・・・林道が大規模に崩壊!第2090号参照
 梶川尾根を登って12時15分に梅花皮小屋に到着しました。
 梶川尾根と北股岳から見た石転び沢は、ホン石転ビ沢出合付近と北股沢出合の下で、雪渓の崩壊とクレパスが数本入って入るのが確認されました。
 なお交替の関管理人は雪渓の状態が悪いので、丸森尾根を下山しました。
  ・・・2017年09月03日齋藤弥輔

ホン石転ビ沢出合付近を拡大
 今年も小国山岳会の会員で囲い板外しを行い、天狗平ロッジにシーズンが到来しました。 春山合同訓練から始まり、飯豊連峰二町合同山開きも天狗平で行われ、町外からも多数の参加者がありました。
 今年は週末になると天候が悪く、長雨の日が続いて入山者の少いシーズンとなりました。 例年なら一番混雑するお盆にも駐車場はがらがらでした。
 ダイグラ尾根取付きの桧山沢吊橋が通行不能で、大変ご迷惑をおかけしました。また石転ビ沢コースは、8月に大きなクレパスが発生して通行が困難になり、他のコースに迂回していただきました。ご協力ありがとうございました。今年も1件の事故がありましたが、命に別状はなく安堵しました。
 天狗平ロッジは、今年も無事に常駐期間を終了することができました。これも皆様のご協力の賜物と感謝いたしております。
 今日9月1日からは予約があった時だけ、管理人として入ることになりますが、常駐は終わりとなります。また来シーズンも天狗平ロッジでお待ちしています。

     飯豊を愛する人達へ
                                    天狗平ロッジ管理人 小関芳寛
・ 天狗平ロッジの常駐は8月31日夜をもって終了します。管理人不在の時は使用できません。9月1日以降は事前に連絡を頂いた時に使用できるよう管理人が入ります。・・・8月30日
→連絡先:090-5846-1858井上まで

 9月02-03日に行われる朝日連峰合同保全作業で使用する資材を荷上げするため、日暮沢小屋から竜門小屋まで行ってきました。
 日暮沢小屋の4km手前に画像のようなゲートがありました。ゲートには赤い文字で「この先、路肩決壊のため車両通行止め」と記載されていましたが、ゲート設置者名は分かりませんでした。
 日暮沢小屋までの車道において路肩が欠損している場所を探してみたのですが、見当たりませんでした。
    ・・・2017年08月29日井上邦彦
・ 朝日連峰葉山~中沢峰~御影森山の登山道状況が登山地図に記載されている様子と相当に異なっています。このコースを予定されている方は十二分に留意してください。
→長井山岳会員の踏破記録です「生きている証」・・・2017年08月30日

・中津川岳谷からの林道桧枝岐線は本日10:15に開通しました。大滝への道は橋が2ヵ所流されていましたが、地元の方がちょうど復旧作業を行っていて通常通りに歩けるようになりました。 ・・・2017年08月28日吉田岳

・ 雨量が規制値を越えたため、9時から大規模林道(中津川~飯豊トンネル~川入)が閉鎖になります。・・・2017年08月25日大日杉小屋伊藤吉郎
→未確認ですが、山形県側で土砂崩れが発生し、開通は月曜日の見込みという情報も入ってきました・・・井上邦彦
→開通は28日(月)10:00の予定。なお大日杉小屋までは入れます。・・・2017年08月25日大日杉小屋伊藤吉郎

 今日(8/27)、わずかですが、保全資材を大日杉小屋から切合小屋まで荷上げをいたしました。気になっていた切合付近の残雪ですが、大日杉コースから切合小屋に出る直前の残雪はすべてなくなっており、夏道が完全に出ておりました。・・・2017年08月27日小泉善哉
・ 足の松尾根登山口である奥胎内ヒュッテのホームページに、「県道が崩落により通行止め、営業中止」と掲載されました。・・・2017年08月25日ゆきみ山の会荒川
→詳細情報が新潟県HPに掲載されました!・・・8月25日福井

 9月9日~10日に飯豊連峰切合小屋近くの種蒔山分れで登山道合同保全作業を実施します。そのための資材を大日杉小屋ピロティに配置しました。この資材を無理のない範囲で切合小屋まで搬送してくださるようお願いします。・・・2017年08月25日井上邦彦
・梅花皮小屋と御西小屋の間の残雪はなくなりました・・・2017年08月18日草刈広一

 大石ダムから梁山泊を経て立烏帽子に向かう林道は大雨により崩壊しています。かろうじて徒歩で通行できましたが、雨天で水量が増えれば通行できなくなるので留意してください(第2090号)・・・8月13日撮影

 山都から宮古集落を経由して弥平四郎に向かう車道で交通規制が行われます。

・三国小屋~切合小屋間の駒返しに設置されている梯子は、3段のうち最上部の梯子が破損し撤去されています。そのため2段目の梯子を使うと嫌らしいトラバースを強いられます。最上部は鎖を掴んで岩溝を通過する方が安全です。・・・2017年08月15日撮影

・8月15日梶川尾根五郎清水で水を汲むために下っていた登山者が、木の枝に足を挟まれ転倒し左膝を痛めました。雲のためヘイリコプターが近づけず、地上隊により23時12分救助されました。・・・2017年08月15日撮影

山岳救助隊員等の実踏を基に作成していますが、情報精度が高いと認められる投稿も掲載しています。更新 2017年09月04日
2091号:二王子岳
2090号:立烏帽子
2089号:川入-切合
2088号:俎倉山
2087号:蒜場山
小国山岳会員の飯豊朝日連峰以外の山行です。
ka390号:鳥甲山
ka389号:鍋倉山
ka388号:角田山
予約状況掲載
更新 2017年09月03日13:30
ロッジは9月1日から管理人は予約があった時のみ入ります。
宿泊予定の方は到着予定時刻を連絡ください。
なお下記日程は予約があるので入りますが、キャンセルの場合もあるので注意してください。
→連絡先は
090-5846-1858井上
今日の天狗平ロッジ
2016年10月29日
山を考える
更新 2016年01月14日 
・登山者数を掲載
今日の飯豊朝日連峰
更新 2012年03月19日
飯豊連峰と朝日連峰の保全活動を行っています。
更新 2017年03月09日
飯豊朝日連峰の保全に関わる各種資料を掲載しました。
質問・意見・感想等の情報交換コーナーです。
管理人の日記帳です。
更新 2017年07月30日
・ありがとうございます
・飯豊連峰山小屋サミット
・管理資材の空輸
・巡視員会議/鳥海山のクマ
飯豊朝日連峰の山行報告等を紹介して下さい。

更新 2014年06月27日
登山届の様式と届出先です。
更新 2016年10月26日
 飯豊連峰常連の皆様、エクセルで作成した様式が必要な場合はメールで連絡を下さい。一度住所等を作成しておくと便利です。
 車両ナンバーが記載できるようになりました
 ヒトココ(ヤマモリ)IDが記載できるようになりました
山形県山岳連盟
2017年05月24日更新

山形県内の山々を加盟団体メンバーが実踏調査をしています
やまがた百名山

リンク集A
更新 2015年12月06日

更新 2017年08月30日
飯豊連峰天狗平ロッジから発信

リンク集B
更新 2011年02月06日
管理人も所属している「あざみ山遊会」の活動です。

更新 2016年12月08日
気象情報
更新 2011年03月06日
小国山岳会
更新 2011年09月10日
山小屋・交通等の留意事項
更新 2017年06月03日
これまでTOP頁に掲載していた情報を移しました。

・ダイグラ尾根取付き桧山沢吊橋は使用できません。現状と渡渉点(第2082号)・・・2017年08月10日井上邦彦撮影

・ 朝日連峰保全協議会平成29年度合同保全作業資材荷上げ協力のお願い
        ・・・2017年08月11日掲載
・ 門内小屋は融雪水が取れなくなりました。門内清水を掘り出したので、そちらを利用してください。・・・2017年08月10日長谷川重男

 ホン石転ビ沢出合直下に亀裂があります。また石転ビノ出合の石転ビ沢と門内沢合流点の穴が拡大しつつあります。温見平の登山道に台風5号の爪痕大きなブナの木が登山道をふさいでいました。
 第2081号・・・2017年08月10日齋藤弥輔撮影

・ 大日杉コース切合小屋直前の小沢横断箇所にまだ残雪があり滑落注意です。踏み跡を観察の上通行してください。・・・2017年08月08日羽田義明

・ 加治川治水ダム~湯ノ平は車道で土砂崩れが発生したため通行できません。詳細はこちら(新発田市)を参照してください。・・・2017年07月30日
 画像は8月4日撮影、今後調査者の左の塊が崩れる恐れあり。

・ 飯豊町から「谷地平分れ登山口」方面に向かう林道は、飯豊トンネル北側の林道分岐でチェーン施錠されており、車両は通行できなくなっていましたので留意してください。・・・2017年08月04日確認井上邦彦
・ 山都町から宮古集落を経由して西会津町奥川に至る車道は、8月18日から9月20日まで工事のため迂回路になりますので留意してください。・・・2017年08月04日確認井上邦彦
・ 山都町川入から新稲荷峠を越えて西会津町弥平四郎に至る車道は、依然として通行止めが続いています。・・・2017年08月04日確認井上邦彦
・ 梅花皮小屋と御西小屋の間の残雪は殆ど溶けて特に危ない所はなくなりました。まだ1箇所登山道を覆っている残雪がありますが、高巻きができるので踏み跡をよく確認してください・・・2017年08月08日草刈広一
丸森尾根の岩稜にマムシが棲息していますので留意ください。(第2076号)・・・2017年08月02日草刈広一
・ 杁差小屋の水場は、若干降った所の融雪水が使用できます。
・ 大石ダム~権内尾根の林道は、終点直前で路肩が崩れていますが、徒歩で通過する分は問題ありません。
・ 上記の林道は小さなアブが大量に発生していました。
                            ・・・2017年08月01日(井上邦彦)
・ 蒜場山山伏峰の水場は、刈り払いがされておらず危険なので、使用しないほうが良いと思います。
                            ・・・2017年07月31日(井上邦彦)
飯豊連峰保全連絡会会合が胎内市で開催され今年の合同保全作業が決定されました・・・2017年06月01日撮影
今年の山小屋や通行規制の情報を掲載しました・・・2017年06月04日
・ ダイグラ尾根取付きの桧山沢吊橋は、ワイヤーを修繕するため通行禁止とし、本年は踏み板をかけないとの情報が入りました。ダイグラ尾根を計画している方は十二分に留意してください。なお踏み板がないと吊橋は渡ることができません。
      ・・・2017年06月03日
山形県山岳連盟顧問清野孝さんが、故斎藤一男さん(元日本山岳協会会長・山岳同志会代表など)からいただいた山岳専門書を整理し、私設文庫「斎藤文庫」を開設しました。初期の飯豊連峰踏破記録など入手困難な貴重な書籍が3,200冊公開されています。詳細はこちらをご覧ください。・・・2017年06月02日
・ やまがた百名山の第2次選考結果が公表され、これで100となりました→「やまがた山」・・・2017年03月30日
 飯豊朝日連峰小国口の登山者数・・・2016年01月14日掲載  飯豊山地におけるホシミズジの生息環境と草原性蝶相について・・・2016年01月11日掲載
 飯豊山地における高山蛾の生態的知見・・・2016年01月09日掲載  飯豊山地におけるトワダカワゲラ属の分布について・・・2016年01月02日掲載
 飯豊連峰の水場  備忘録(食痕の画像です)・・・2017年03月07日
 備忘録(虫の画像です)  備忘録(鳥の画像です)・・・2016年03月18日
予定期日 内  容 参加者 場所 主管団体等
2017年09月02日-03日

朝日連峰合同保全作業

希望者 狐穴小屋周辺 朝日連峰保全協議会

2017年09月09日-10日

飯豊連峰合同保全作業

希望者

種蒔山周辺

飯豊連峰保全連絡会
参加希望者は事務局へ連絡ください
RO-HAGURO@env.go.jp

夏山ガイドツアープラン
            ・・・7月18日更新

山岳ガイド:吉田岳

過去のツアーが掲載されています

小国山岳会の出版物です。
更新 2013年07月02日
藤田栄一さんが出版しました
管理人が小国町の町境を歩きます。
更新 2009年11月25日
山行中の実況中継など携帯電話からの送信です。
更新 2011年09月19日
メールを送る(一般的な質問や意見は掲示板Aをご利用ください)

 このホームページは、小国町および飯豊朝日山岳遭難対策委員会から業務の一部を受託している「NPO法人飯豊朝日を愛する会」により運営されています。
【注意!】
 本ホームページ記載されているスズメバチの駆除方法については、筆者がマタギの先輩の指導の下、長年の経験と研究に基づいて高いリスクを承知の上で考案し実践しているものです。この方法を真似て死亡したり火災を起こしたり各種法令に違反し起訴されたとしても、筆者は一切の責任を負う意思はありません。スズメバチが日本における極めて危険な野生動物であり、例年多数の死者を出していることを認識ください。


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