然別峡温泉かんの温泉



「管野の湯で治らない病はない」昔からこう云われる程、ここの湯には定評があります。温泉の効能を最大限に高める方法は、
浴槽を源泉にいかに近づけ、加水しない事です。温泉は空気に触れた瞬間から老化を始めるのです。その点「管野温泉」は、
理想的なのです。施設を中心に半径50m以内からその成分が微妙に違う8種類もの源泉が全て自然湧出しているのです。しかも、
その量は毎分3000?近くを誇る贅沢な湧出量です。管野温泉は、自然環境は勿論、泉質・湧出量・湯の管理など全て理想的で、
温泉地としては最高です。

  

  

 

 

北海道河東郡鹿追町北瓜幕字然別国有林145林班 пF01566-6-2848 泉質:含硼酸重曹食塩泉・含石膏食塩泉・重曹食塩泉・
含芒硝重曹食塩鉄泉・含炭酸重曹食塩泉・重曹硼酸食塩泉・含石膏食塩鉄泉等 泉温:42.0℃〜78.0℃
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・皮膚病・呼吸器疾患・喘息・胃腸病・糖尿病・心臓病・婦人病・冷え性・外傷等

 
然別ペニチカの湯

 



ユーヤンベツ川沿いには沢山の野湯がある。その中で一番有名なのはここペニチカの湯とメノコの湯。こちらは管理してくださって
いる地元の方がいて、適度に綺麗にされている。露天風呂は15人ほど入れそうなほど大きい。源泉温度が高めの為、ホースで川の
水を入れていた。濃度はユーヤンベツ川沿いの中では一番低く、サラッとした肌触りで匂いも薄い。ゆったりのんびり浸かるのに適し
た露天風呂だと思います。ここの湯舟は、雨が降って川が増水すると、たちまち水没してしまいます。川底から50℃を越す熱い湯が
湧き出ていますので、熱くて入れません。

  

北海道鹿追町然別国有林内 泉温57.6℃

然別ピラの湯



ユウヤンベツ川沿いには沢山の野湯がある。その中でぱっと見て、もっとも美しいのではないかと思うのがピラの湯です。テムジン
の湯より少し上流に遡ると、アイヌ語で「絶壁」を意味する「ピラ」の湯があります。言葉通り断崖の岩の割れ目から熱い湯が落下し
ユウヤンベツ川へ注ぎ込んでいます。この崖下を掘った素朴な湯舟です。源泉は50度近くで周辺は熱すぎて入浴できず、源泉の
少ない方の湯船へ。しかしそっちも熱い!湯船の底には泥がたまっているし、この野天風呂は私には、熱くて足湯が
精一杯の挑戦でした。う〜〜む!!残念!!

 

 

北海道河東郡鹿追町北瓜幕 泉質:カルシウム性泉 泉温:52.0℃ 

 
然別キヌプの湯



この然別峡に点在する野湯の名称は、HPや著書によりまちまちになっています。私は出来るだけ地元の呼び名で表示するため、
この地の唯一の宿「かんの温泉旅館」の資料に基づいて表示します。ユウヤンベツ川の河原の繁みに自然湧出する熱い湯を
そのまま川石で囲った湯舟の野天風呂です。ユウヤンベツの川沿いの野湯の中ではちょっと見つけ難い場所でした。野湯群の中で
真ん中あたりに美肌の湯がこんこんと湧き出ていましたが、一寸熱すぎて入れませんでした。冬期間だったら良いかも知れません。

  

 

北海道鹿追町然別国有林内 泉質:含重曹硼酸食塩泉 泉温50.0℃ 

 
然別テムジンの湯



熊笹が生い茂る獣道のような道を進み、九の沢川とユトクルシュナイ川がユウヤンベツ川に合流する所に岩盤の底から湧く手掘
りの野天風呂「テムジンの湯」があります。本土では味わえない大自然の中の自然湧出の温泉です。山側にある岩盤の割れ目
から源泉が湧き出していたので近付くと少ないながら結構な熱さの湯が湧出しています。「テムジンの湯」の命名は温泉博士の
松田忠徳氏によるもので、テムジンとは「チンギス・ハーン」の幼名なのです。ハーンの故郷モンゴルも温泉の宝庫なのです。

  

 

北海道河東郡鹿追町北瓜幕  泉質:含重曹硼酸食塩泉 泉温50.0℃ 

然別鹿見の湯



大雪山の懐深く、大自然に包まれた然別峡の一軒宿管野温泉からさらに車で5分ほど林道を分け入ったユーヤンベツ川河畔は、
野趣あふれる野天風呂の宝庫です。すべて無料で手造りの野天風呂が幾つも見受けられます。聞こえるのは川の瀬音と鳥の
囀りのみ、手つかずの大自然に癒されるのには打って付けの秘湯群です。鹿見の湯は、ユ−ヤンベツ川の清冽な流れにせり出す
ようにして造られています。四季を通して利用できる道内屈指の野天風呂!湯船は、石をコンクリートで固めた素朴なものです。
しばしばエゾシカにも会えますよ!

 
 

 
 
北海道河東郡鹿追町町北瓜幕 пF01566-6-2311(鹿追町観光課)