林田温泉霧島いわさきホテル(閉館)



霧島山の中腹、標高780mの高地に湧く林田温泉、かつては島津藩の避暑地であり、今はホテルを中心とする山のリゾートであす。サンデッキからは
遠く桜島が一望でき、夜になると鹿児島空港や霧島市街の夜景が見事です。「霧島いわさきホテル」が持つ自家源泉の温泉は、九州屈指のサイズの
大露天風呂が人気で、男女各300人の入浴が可能な「御山の湯」は、白濁した硫黄分を含む豊富な温泉を源泉かけ流しで使用しています。渓流沿いに
8つの露天風呂が点在し、森林浴と温泉が同時に楽しめるます。 豊富な湯量のため、温泉を循環させる事なく常に新しい
お湯をかけ流ししており、温泉好きにはたまらない名湯です。





鹿児島県霧島市牧園町高千穂3958 пF0995-78-8888 泉質:単純酸性温泉 泉温:52.0℃
効能:神経痛・関節痛・筋肉痛・五十肩・慢性消化器病・痔疾・慢性皮膚病・慢性婦人病・切り傷・糖尿病・高血圧症・動脈硬化症等

新湯温泉新燃荘



新燃荘は霧島の山中にひっそりと佇む一軒宿です。スカイライン道路から300mほど谷間に下りていくと、年季の入った建物が雑然と並んでいます。まさ
に山奥の鄙びた湯治場といった雰囲気です。誰が決めたか知らないけど「秘湯西の大関」と看板に書かれるぐらいの名湯です。見た目からして「秘湯」
といったムードのある温泉で、周囲には濃い硫黄の香りが漂い、目の前の小川は川底からボコボコと泡が出ています。男女別の内湯は岩造りで、男女の
境の岩の上から湯があふれ出しています。クリーム色の湯の花がびっしりと付いています。緑色がかった乳白色の湯はそんなに熱くはなく、入りやすい湯
温です。湯に浸かると、まったりとした肌触りで、じっくりと浸かりたくなる湯です。内湯の前には池のような湯だまりがありますが、実はこれが混浴の露天風
呂なのです。内湯の脱衣所からそのまま行くので、女性には入りづらいところです。一寸深めの湯船で湯も熱めです。





鹿児島県霧島市牧園町高千穂3968 пF0995-78-2255 泉質:単純硫黄泉 泉温:62.7℃
効能:神経痛・関節痛・高血圧症・動脈硬化症・慢性胃腸病・痔疾・冷え性・慢性婦人病・慢性皮膚病・切り傷・火傷・糖尿病等

湯之野温泉みやま荘



湯之野地獄の地底から湧き出る湯之野温泉は、霧島神宮温泉郷の泉源になっており、新燃岳の麓に建つ国民宿舎みやま荘は周囲を赤松林に囲まれ
ていて、霧島登山やハイキングの拠点として人気があります。浴室は強い硫黄の匂いが漂っています。窓際の立札には「お湯が強いので窓を開けて
下さい」との掲示があります。湯船は男女とも形やサイズはほぼ同じもので、8人程が浸かれるものです。湯の華が沈殿していましたが、
露天風呂の中を歩くと、まるで溶き卵スープのように湯の中を舞いました。





鹿児島県霧島市霧島田口2608-ホ пF0995-57-0057 泉質:単純硫黄温泉 泉温:67.7℃
効能:神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・打ち身・くじき・慢性消化器病・痔疾・慢性婦人病・慢性皮膚病・切り傷・火傷・糖尿病等

前田温泉カジロが湯



前田温泉は、そもそも鄙びた自炊の湯治宿だそうです。観光色の強い前田温泉にあって、このような存在は貴重かもしれません。「カジロが湯」は平成
17年7月にオープンしたばかりで、比較的新しい施設すね。ちなみに「カジロが湯」という名前は、この施設を運営する前田産業の創業者である前田嘉
次郎さんに由来しているんだそうです。霧島温泉郷では初の温泉公衆浴場として注目を浴びています。豊富な湯量と広い湯船、地熱蒸気を利用した
サウナなど充実しています。湯色は微かに白く濁っていますが透明度は高く、硫黄の香りがします。肌がスベスベになると、地元の人にも評判とのこ
とです。外には露天風呂がありますが、こじんまりとしています。





鹿児島県霧島市牧園町高千穂3914-22 пF0995-78-4126 泉質:単純硫黄温泉 泉温:83.2℃
効能:胃酸過多症・十二指腸潰瘍・常習性便秘・胆石症・糖尿病・慢性腎疾患・気管支喘息 アレルギー性鼻炎・神経麻痺・湿疹等

湯之谷温泉湯之谷山荘



霧島連山の厚生林の中に湯治場の趣を今に残す一軒宿です。周囲は常緑広葉樹が茂る南国らしい植生の森林で、東日本ではあまりお目にかかれ
ない自然の景色に異国情緒を感じます。湯之谷山荘の温泉は、風情たっぷりな総木造の浴室。無駄な装飾を一切排除した実に静かなで佇まいで、
お湯に専念するための環境が整っていまます。重厚感溢れる檜の浴槽には白い硫黄が付着し、室内には硫黄の香りが程よく満ちており、こんな雰囲
気だけでも圧倒されてしまいます。浴槽は3つあり、手前が炭酸泉、奥が露天風呂と同じお湯である硫黄泉、そしてその間に挟まれた浴槽は両方からの
お湯が流れ込む混合湯です。森の中にちょこんと露天の浴槽が佇んでいました。周囲は森ばかりですのでお風呂からの眺望は期待できませんが、
屋根は棚の上しか覆っていませんので、浴槽の頭上は森の木々が枝を張るばかり、静かな環境の中で湯あみできました。
山側の岩の隙間から白濁したお湯が注がれています。





鹿児島県霧島市牧園町高千穂4970 пF0995-78-2852 泉質:炭酸硫黄泉 泉温:46℃
効能:リウマチ・切り傷・火傷・自律神経失調症・ストレス・神経痛・関節痛・筋肉痛・五十肩・慢性婦人病・慢性胃腸病等

硫黄谷温泉
霧島ホテル



坂本龍馬が霧島山(高千穂峰)登山の前日に滞在したという、鹿児島県霧島市の硫黄谷温泉は、周辺の道路では硫黄の臭気が吹き出し、湯治場ムード
をかき立てます。龍馬が泊まった場所は、硫黄谷温泉霧島ホテルの敷地になったとされ、ロビーでは龍馬の手紙(複製)などを展示しています。自慢の
「硫黄谷庭園大浴場」は、霧島温泉郷に湧き出る温泉のうち、14の泉源からお湯を引いています。泉質は4種類、湯量は1日8万石(約1,400万?)です。迫力
の大浴場をとりまく名泉の数々と閑静な露天風呂です。30万坪の広大な敷地には「百年杉庭園」があり、天に伸びる約3万本の杉林の間に陽光が差し込む
神秘的な雰囲気の中、森林浴をしながら散策ができます。名物の硫黄谷庭園大浴場はそんじょそこらの大浴場とは雲泥の差。巨大屋内プールといった感
じで、硫黄の香る白濁したお湯が見たされ、奥行き25mの湯の海に瓦屋根の浴舎や紅い橋が架かり、湯の川が流れています。






鹿児島県霧島市牧園町高千穂3948 пF0995-78-2121 泉質:硫黄泉・明礬泉 泉温:60℃〜62℃
効能:慢性関節リウマチ・糖尿病・慢性筋肉リウマチ・中毒症・神経痛・筋肉痛・高血圧症・慢性皮膚病・婦人病・心臓弁膜症等